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リビアと篠山、グローバル化への呼応?

深大寺に戻ってきた。ふ~。今朝はまだ、里山のてっぺんに登って、改修の進むほれ込んだ茅葺の古民家を眺めていた。便利な世の中に。

帰りの飛行機で新聞を開くと、リビアが内戦状態に。あのリビアが。変化のうねりの大きさを実感。リビアは遠いと思うなかれ。今回の研究会のテーマは、「アフリカの内発的発展を兵庫県篠山から考える」ということ。

ご一緒した内発的発展論を最初に唱えた研究者の一人である西川潤先生(早稲田大学名誉教授)が、今篠山で起きていることは、「グローバリゼーションへのローカルからの応答であって、単に呑み込まれているわけでもアンチではない。グローバルからローカルへの方向だけでなく、ローカルが都市に挑戦している。これを可能としているのもグローバルでもある。そこが、70年代の右肩上がりの成長神話へのアンチテーゼとして出てきた初期段階の内発的発展の議論との違いがある」とおっしゃっていたことと、非常に関係していると思う。

グローバリゼーションは、資本主義・帝国主義と同様、支配・被支配、抑圧・被抑圧の関係を創りだしたり強調するものだと考えられることも多かった。確かに、権力を持っている側のグローバル連携の方が早く、強固なもので、構造の強化に役立ってきた。「強い者が勝つ」言説や経済社会政治が世界化してきて、どこの国も大変な状態になっている。

と同時に、グローバル化を逆手に取った国境を越えた連携も進んできたことは事実。西川先生らの提唱する「連帯経済」の概念もしかり。「もう一つの世界は可能だ」の運動もしかり。

私たちもアフリカの市民社会とインターネット(メール、スカイプ、電話会議)などを駆使して、政策提言を一緒に行ってきた。その経験から、去年のアフリカ学会で、アフリカの民主化の議論があった際、私はあえて手を挙げて質問をした。

「携帯やインターネットが果たし得る役割は検討されていますか?」と。
報告者の方の答えはネガティブだった。

でも、モザンビークの去年の暴動は不特定多数に向けた携帯メール発信が発端であり、拡大要因だった。そして、今回の北アフリカの現象も。

もちろん、携帯もネットもツールにすぎない。動かすのは人間であり、それに呼応するのも人間である。でも、それらが重要な果たしたのは事実であり、これについてはまずは受け止めなければならない。民衆をこれほど動かしたのであれば、悪い目的への煽動にも使われる(使われている)ということでもあるから・・・・。怖い!

やったよね、アフリカ平和紛争論の中で。日中戦争にどうやって一般民衆も動員されていったかについて、それぞれ考えたことを思い出しましょう。レポートでは「今は昔」というニュアンスで書かれていましたが、本当にそうだろうか・・・というところから考えてみましょう。

ということで、爆笑問題とのコミュニケーション力の話を深めるはずが・・またまた今度に。
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by africa_class | 2011-02-22 22:37 | 【記録】講演・研究会・原稿
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