篠山での研究会はもう1週間前のこと。嘘のようにあっという間の出来と
なってしまった。そのあとは、JICAでの研修、入試、入試採点と息つく間
もない日々。でも、篠山での研究会の写真を見ていて、少し癒された。
まずは、城下町にあたる「河原町」内の古民家を改装した喫茶店で。
河原町の街並み保全のリーダーの方に、街並み保全運動についての
レクを受ける。
工芸デザイナーのキタさんのギャラリー&カフェで。取り壊される寸前
だった古民家をどうやって救ったのかの話を一般社団法人ノオトの谷垣
さんに聞く。
宿舎でもある集落丸山に移動して、篠山の様々な地域活性策について、
副市長で一般社団法人ノオト代表の金野さんのレクチャーを受ける。
そのあと、村の住民との交流会&聞き取り。村の人たち、ノオトの関係
者、それぞれから見たプロジェクトについて。
夜は丸山内にあるフレンチレストラン「ひわの蔵」で。高柳シェフの素
晴らしい料理に感激。
夕食後、研究会を続行。夜11時半まで議論は続く・・・。
翌朝、お城跡の西側にある「西町」のブリキの博物館で話を聞く。毎年
9月には昭和の遊びや暮らしを再現したお祭りがあるそう。
皆、ブリキのおもちゃに走る・・・。
アフリカから篠山を考え、篠山からアフリカを考える。なんとも贅沢
な2日間。リーダーシップの重要性。住民の主体性。言いつくされて
来たことだけれど、実感した訪問でした。