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福島の子ども、半数近くが甲状腺被曝 政府調査で判明

モザンビーク北部カーボ・デルガード州での調査の打ち合わせや
準備を終え、滞在中の友人宅に帰宅。日本からの山のようなメー
ルを片付け、長い間フォローが出来ていなかった原発関係の情
報を検索して愕然。一番恐れていたことが、やはり起こってしまい
ました。あれほど、本当にあれほど警告していたのに。
 3月のあの時点で子どもたちだけでも避難させていたら、こんな
ことにはならなかったのに。。。怒りと無力感でいっぱいです。内部
被ばくが確認されてなお、「影響なし」と繰り返しているところに、怒
りで煮えたぎる想いです。そもそも、内部被ばくはあり得ないといっ
ていませんでしたっけ?そして、甲状腺も大丈夫といっていなかっ
たでしょうか?いつの間にか、内部被ばくもOKの空気が今度は
つくられつつあります。そして、時間が経って、実際の症状が現れ
てから、専門家や政府は、「内部被ばくはダメだった」ということは目
に見えています。
 どうして一番守らなければならない子どもたちをこんな目にあわ
せるのでしょうか。自分の子どもであっても、政治家や官僚や専門
家たちは、こんな対応をするのでしょうか?世界でもっと子どもの
権利、人権無視が横行する国の一つに、日本は数えられることに
なるでしょう。そして、そんな国の大人として、ただ恥ずかしがるだけ
でなく、なんとかしなければなりません。
 遠いアフリカにいるのが歯がゆい気持ちです。

■福島の子ども、半数近くが甲状腺被曝 政府調査で判明
8月17日朝日新聞
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108170394.html
東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐり、政府の原子力災害対策本部は17日、福島県の子ども約1150人を対象にした甲状腺の内部被曝(ひばく)検査で、45%で被曝が確認されていたことを明らかにした。17日、同県いわき市で開かれた説明会で発表した。すぐに医療措置が必要な値ではないと判断されているが、低い線量の被曝は不明な点も多く、長期的に見守る必要がある。
 検査は3月24~30日、いわき市と川俣町、飯舘村で0~15歳の子どもを対象に実施した。原子力安全委員会が当時、精密検査が必要だと決めた基準は甲状腺被曝線量が毎時0.20マイクロシーベルト以上。1150人のうち、条件が整い測定できた1080人は全員、0.10マイクロシーベルト以下だった。
 この日、説明会には、検査を受けた子どもの保護者ら約50人が参加した。対策本部原子力被災者生活支援チームの福島靖正医療班長は「問題となるレベルではない」と説明した。
 全体の55%の子は検出限界も含み測定値が「0」だった。「0」超では、0.01マイクロシーベルトが26%いた。0.02マイクロシーベルトが11%で、最高は0.10マイクロシーベルトだった。
 3月の検査時に、その場で「健康に影響はない」とする結果が保護者らに伝えられた。ただし数値は通知されず、説明を求める声が上がっていた。(後略)
by africa_class | 2011-08-19 02:22 | 【311】子ども・福島乳幼児妊産
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