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特別セミナーw国連常駐調整官(コンゴ共和国)@外大(12日):アフリカにおける経済成長とMDGsの課題

TICAD V(第5回アフリカ開発会議)が来年6月に横浜で開催される
ことになりました。先週末から横浜ではアフリカン・ウィークが始まっ
ており、これから1年はアフリカが大いに話題になる見込みです。
 MDGs(国連ミレニアム開発目標)の最終年限2015年まで後3
年ということもあり、経済成長著しいアフリカの、他方での貧困と格
差、食料危機などの課題にも注目が集まります。
 MDGsの推進機関となっている国連開発計画UNDPでは、毎年
発行している『人間開発報告書』のテーマを今年は「アフリカ」とし、
食料の安全保障に焦点を当てて論じています。
 以上を踏まえ、UNDP主催(JICA・外務省後援)で、6月13日(水)
に公開シンポジウムが開催される予定で、私もパネリストとして参加
いたします。詳細は以下をご覧ください。
■UNDPシンポ「TICAD Vに向けて~アフリカ開発の課題と可能性~」
(6月13日、東京・JICA研究所・要申込み)
http://www.undp.or.jp/newsletter/index.php?id=110

 このシンポのため来日するラミン・マナウ氏(コンゴ共和国国連常
駐調整官・UNDP常駐代表)と、シンポを主催するUNDP駐日代表
の!弓削昭子氏(総裁特別顧問)と西郡俊哉氏(UNDP駐日代表事
務所 広報・市民社会担当官)が東京外国語大学にお越しになり、
アフリカ・ゼミと共同で、特別セミナーを開催することになりました。
学生チームがこの企画のすべての仕切りをやっています。
 詳細は以下の通りです。学生の皆さん、ふるってご参加下さい。

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★アフリカ出身の国連職員、初来校!★
「国連現地トップと語る、アフリカにおける経済成長とMDGsの課題」
コンゴ共和国国連常駐調整官・UNDP常駐代表のラミン・マネウ氏によるレクチャーとディスカッション!
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 外大には国連職員の方が来られることもありますが、その多くが日本出身者で「どうしたら国連職員になれるのか」についてのやり取りが多いように思います。
 アフリカ出身者の開発・経済学の専門家として、長年にわたりアフリカの開発に携わってきたラミン・マナウ氏に、「アフリカの今」「アフリカと世界の課題」についてお話していただきます。特に、経済成長著しいアフリカでMDGsの達成が危ぶまれていることのギャップについての分析を披露していただくとともに、国連だけでなく、アフリカ諸国、日本をはじめとするドナー諸国、企業、市民社会などのマルチアクターは何ができるのか、何をすべきなのかをお聞きしたいと思います。
 今回の特別セミナーは、講義と短い質問タイムだけでは終わりません!学生とラミン・マネウ氏とが自由にディスカッションする時間を多くとりました!こんなにじっくり話せる機会は二度とないかもしれません…。 公式には聞きにくいことや普段からの疑問を、現場に誰よりも詳しいプロと話してみたくはありませんか?

 更に更に!弓削昭子氏(UNDP駐日代表兼総裁特別顧問)と西郡俊哉氏(UNDP駐日代表事務所 広報・市民社会担当官)にも来て下さることが決定しました。この機会をお見逃しなく!

日時:6月12日火曜日5限(16:00~17:30)
場所:東京外国語大学(府中キャンパス)円形食堂
内容:マネウ氏によるレクチャー・学生とのディスカッション
言語:英語(苦手な方も大歓迎です!)

是非ご参加下さい!
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ラミン・マネウ(Lamin Momodou Manneh)
ガンビア出身。UNDPにて経済アドバイザー、アフリカ開発銀行調査・国家サポート部局にてヤングプロフェッショナルエコノミストを経験。また、ガンビア中央銀行にて調査局マクロ経済部長、そしてガンビア政府の産業開発計画省にてエコノミストを経た後、現在駐コンゴ共和国国連常駐調整官及びUNDP常駐代表として活躍中。
by africa_class | 2012-06-06 09:28 | 【紹介】アフリカ・イベント
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