ブログトップ

Lifestyle&平和&アフリカ&教育&Others

afriqclass.exblog.jp

報告3:卒論調査(モザンビーク)

次は、モザンビークでの卒論の現地調査をした秋田さんと岡部君の
発表です。

1.「モザンビーク植民地解放闘争における文化の役割」
 by 秋田祐実さん
最初は、「逆境に生きるアフリカ人の原動力(抵抗の文化)とは
~A.カブラルが求めたもの」というテーマであったが、調査の結果
モザンビーク植民地解放闘争に焦点を当てることにした。
a0133563_1754441.jpg

首都マプートの様子を写真で見せてもらいました。

■質疑応答
Q:都市と地方の違いは?(南部北部の違い)
A:伝統文化を見たいと思えば、北部に行くしかないねといわれた。
首都の人々はむしろ文化を利用しようとしている。質問する内容は
同じでも、首都の人(エリートの人)と北部の人の答えはまったく
違っていた。北部の人は文化を守ろうとしていた。
Q:どう違ったのか?
A:私はモザンビーク人ではなく、アフリカ人とアイデンティティを
表明する人たちがいた。

2.「現代国際援助のあり方」
 by岡部亮くん
ゼミに入ったきっかけは、ODAをなんとかしたいと思った。すでに、
やりつくされている一方、両極端な意見があった。テーマを変えよ
うとしたが上手くいかず、3年半が経過。どうしようか・・・と思った
ところ、アフリカに行くしかないということで、アフリカに行った。
したがって、テーマを探しに行ったようなものであった。

市場に一番関心を持って調査をした結果、立派な公設市場がほと
んど使われておらず、非公式な市場のほうが活気があった。そこで
「無駄な援助」について書こうと思うに至った。
a0133563_17572739.jpg


■質疑応答
Q:市場の違いは?なぜ公設市場にいない?
A:公設市場は寝泊りできない上に、一日50円払って売り場を借り
る。非公式市場(イモ市場)は、50キロが売れるまでどれだけ長く
いても250円しか払わなくて良い。そこで泊まることができるため、
遠方から物資を持ってきた人がそこに暮らしながら売っている。ま
た、イモ市場は飽和状態で場所がないため、公設市場にいたくな
くてもいる。
Q:この市場はODAで作られたのか?
A:そうではないので、直接卒論テーマとつなげるのは難しいのは
事実。
Q:政府はなぜそこに公設市場を?
A:調査の時間が持てなかった。大物に話すチャンスがあったのに
ビビってしまってできなかった。性格的なもの。何が聞きたいかはっ
きりしていなかった。もう一度いければ、何を聞くかはっきりして、
頑張れたかも。
Q:援助の流れの中で経済開発といった箱ものよりも人間開発的
なものが重視されているのでは?「有形支援」「無形支援」の比率
のデータは?
A:ODA白書を見る限り、インフラが多い。
(補足、対アフリカ円借款供与が増えているので、比率的には大き
くなりつつある)
Q:卒論テーマで扱う「無駄」とは何?今すでに作ってしまったもの
をどう活用するかまでやるのか?
A:やれればやりたい。
[PR]
by africa_class | 2009-10-20 17:06 | 【紹介】アフリカ・イベント
<< 報告4:アフリカ報告(ケニアNGO) 報告2:アフリカ報告会(ケニア) >>