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カテゴリ:【記録】講演・研究会・原稿( 63 )

@南部アフリカ地域研究会(京大)

京都大学での発表も無事に終え、翌日何をしようか・・・とふと鴨川を
見ながら何も考えていなかったことに気付いた。せっかくの春の京都
だというのに!しかし、雨のうえに冬に逆戻りしたかの寒さ・・・。京阪
電鉄沿線で出来ることは・・・「そうだ、お稲荷さんに行こう」。

ということで、伏見稲荷に寄って、お昼を食べて、スィーツをいただいて
で、新幹線へ。もっと先斗町とか、北山とか、そういうオシャレなところに
行っても良かったのですが、仕事もたまってるし・・・。(本題の発表概要
は末尾に・・・)
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雨だと映えませんねえ。
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そこらの定食屋さんに入ったのですが、おばあちゃん、お母さんが切り
盛りする中、子どもたちが宿題してました。客は、近所のおじいちゃんた
ちや、香港からの学生3人組み。京都でんなあ~。(京都弁ではない。)
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でも、せっかくだから、駅に向かっている途中に見つけた今流行りの古
民家改造カフェに。雨の音が優しく聞こえました。

で、本題。京都の「はんなりさ」とは、あまりにかけ離れた文面で。
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発表タイトル:東南部アフリカ現代史の可能性を追求する
発表者:舩田クラーセンさやか(東京外国語大学)

*本報告は、2009年度5月に開催された日本アフリカ学会学術大会
での発表とその際のコメントに基づいて行うものである。

アフリカにおいても、日本においても、アフリカ現代史を検討するにあた
って、地域区分の在り方としては「東」「西」「南部」「北部」「中部」が採用
されることが多い。本報告は、この時代区分に挑戦するというよりは、従
来取り上げられてこなかった地域区分 ―「南東部」という枠組み ― 
をアフリカ現代史研究に持ち込むことによって、この地域の歴史を新しい
視点で再考しようとするものである。

報告者は、これまで1960年代から80年代にかけての南部アフリカ解
放闘争(特に、モザンビーク解放闘争)を研究してきた経験から、「南東
部」アフリカという地域区分に着目した現代史研究の重要性を認識する
ようになった。中でも、アフリカ統一機構(OAU)の解放委員会が設置さ
れ、南部アフリカ各地の解放組織を招へいし、その軍事支援に重要な役
割を果たしたタンザニアの役割とそれが受けた影響の往復運動を考察
するうえで、従来の地域区分は限界を有していると思われるのである。

タンザニアは確かに「南部アフリカ共同体(SADCC)」の加盟国であるが、
その歴史は主として東アフリカ地域史の中に位置づけられ検討されてき
た。したがって、タンザニアの南部アフリカ地域におけるプレゼンスは、解
放闘争の「パートナー」あるいは「守護神」的なものとして認識されるに留
まり、タンザニアもまた南部地域の政治変動の「主体」でありその影響を
受ける「対象」として政治変動を経験せざるを得なかったという視点が欠落
してくる結果となった。このことは、1960年代の内乱、ザンジバル革命、
ウガンダとの戦争といったタンザニア現代政治上重要な60年代~70年代
の一連の出来事を、一国史あるいは東部アフリカ史といった枠組みでのみ
検討するという限界を付与することになった。

本報告者は、以上の問題意識に基づき、2005年から2007年まで、科学
研究費補助金(若手研究A)「モザンビークの脱植民地化過程が周辺諸国
に与えた影響に関する研究」により、歴史アーカイブ調査(英国・ポルトガル
・モザンビーク・タンザニア)と現地調査(ザンジバル、タンザニア南部、モザ
ンビーク北部)を実施した。

同国と国境を接するモザンビーク北部の研究を行う過程で、「南東部アフリ
カ」という枠組みでこの時代を再考することの重要性を確信し、同調査に至
った。ただし、報告者の力量不足もあるが、このテーマで研究することは、
政治的に時期尚早であるとも考えられる。その理由は、以下の3点である。
SADCによる「公式解放闘争史」執筆の動き
       加盟国政府による「集合的歴史」の確定
       各国アーカイブへのアクセスの制限
タンザニア、モザンビークの政権交代の不可能性
       権力の正統性の源泉との関係
       闘争に関わってない世代の問題
       権威主義的な動き

この限界を踏まえつつ、今後の可能性について議論したい。
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by africa_class | 2010-03-26 08:53 | 【記録】講演・研究会・原稿

本日京大で発表

お知らせするのを忘れていましたが、今日京都大学で研究発表
を行います。しかし、関西は雨・雨・雨です。

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3月24日に下記の要領で南部アフリカ地域研究会を行います。
今回は、「南部アフリカ」という地域単位を様々な角度からとらえ
なおすとともに、地域大国である南アについて理解を深めること
を目的とし、3人のゲストスピーカーの方々に発表していただき
ます。

オープンな研究会ですので、興味のある方はぜひご参加くださ
い。

日時:3月24日(水)13時30~17時ごろまで(終了後、懇親会)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階 小会議室Ⅰ
(http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/~front-a/access.html)

発表者:
1)山本めゆ(京都大学文学研究科・院生)
「モデル・マイノリティの20世紀――南アフリカの中国系コミュ
ニティに注目して」
2)牧野久美子(アジア経済研究所)
「年金は誰のため:南アフリカの非拠出年金に関する批判的分析」
3)舩田クラーセンさやか(東京外国語大学)
「東南部アフリカ現代史の可能性を追求する」
※発表・質疑応答をふくめ1人1時間程度です。
※本研究会はGCOEプログラム・ザンビアフィールドステーション
の活動と連携して行われています。
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by africa_class | 2010-03-24 09:36 | 【記録】講演・研究会・原稿

南部アフリカ研究会フィナーレ会終わる

なんだか週に1度の更新になってますね。春休みのはずなのに、超忙しい。
なぜだ!!この忙しさを少しでも和らげるために、これまでのシガラミを少
しずつ整理しているところです。が、整理するにも時間がかかる。
 先週木曜日は、南部アフリカ研究会のフィナーレ会合を行いました。
これまでの活動をふり返ってみると、1997年以来かなり色々やってきた
んだなあ、としみじみ思いました。それに、結成から13年も経ったなんて!
東京で大学院生になったばかりのときに(といっても博士後期だけど)、若
手の皆でつくった研究会だったから当然といえば当然ですが、月日が経つ
のは早いもので・・・。
 しかし、研究への取り組み方、現地調査の仕方、ネットワーク形成など、
この研究会から学んだことは大きかったように思います。その後の色々な
NGO活動も、この研究会の仲間が初期の段階で手伝ってくれたし、仲間
に恵まれました。
 自分たちのニーズにあわせ、自分たちの手で、つくる喜び。それが、任意
団体(NGOなども)のよさですね。

以下は、研究会の様子。中国(北京)、大阪、京都、名古屋から、駆けつけ
てくれました。また初めてという方もたくさんおられ、「最後」であることが惜
しまれました。
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お待ちかねの懇親会。皆さんが持ち寄った様々な飲み物を試してみまし
た。中でもジンバブエ・ワイン、日本大学農学部のメルシャン・ワイン、兵
庫県篠山市の「どぶろく」は、ここでしか飲めない味だったはず!!
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 フィナーレには、遠路来られた方ばかりでなく、西アフリカ研究者もたく
さんいらっしゃいました。それだけに、このような研究会の役割がまだまだ
あるのが分かり、後ろ髪引かれる思いでした。
 がしかし、それは次の人に任せたいと思います!現在、京都大学大学院
の皆さんを中心に南部アフリカ研究会がたちあがっているそうなので、詳し
くはそちらを。3月下旬には、京大で研究会が予定されており、私も参加し
てきます。
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by africa_class | 2010-03-02 16:41 | 【記録】講演・研究会・原稿

Onlineで観れます<ブリュッセル国際会議

明日9時半~16時半までEU本部で開催される「将来の日本・EU
関係に関するシンポジウム」ですが、以下のサイトでオンラインで観
られるようなので、興味のある人は是非どうぞ。
http://scic.ec.europa.eu/str/basic/charduri/
外務省の関連情報は次のページ。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/eu/j_eu_sy1002.html

2009年5月の日本・EUサミットで採択された2001年から2010年
までのアクションプランは次のサイトでダウンロード可能です。(今か
ら読まないと・・・)でもざっと見たところ、アフリカのことはTICADのこ
と以外、ほとんど書かれてないに等しいですね・・・。
http://ec.europa.eu/external_relations/japan/docs/actionplan2001_en.pdf
外務省サイトを見ていたら、幸い日本語訳を見つけました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/eu/kodo_k.html
しかし、英文と日本語文を読み比べてみると、つくづく漢字の便利さ
を実感します。形を見ただけで次にいける強みは、やはりアルファ
ベットに勝りますね。(速読の場合)

全文を読んでみて分かったのですが、2001年の時点では日本とE
Uの協力において「アフリカ課題」は重要案件ではなかったのですね。
確かにあの時点の日本とアフリカとの関係はもっともっと希薄で、
2003年の第3回TICAD時ですら、そんな感じでした。その意味で、
2008年を経た現在、改めて今後10年間のアクションプランを策定
するにあたって、「アフリカ・ODA」絡みのインプットが重要となってい
るということが分かりました。
 この10年で日本外交におけるアフリカの位置は、随分と変わったの
だなあ、としみじみ感じます。(とはいえ、それほどメジャーになったと
いうわけではなく、もう少し配慮されるようになった・・という意味で)

EUとアフリカ間の協力については以下のサイトへ。
http://www.africa-eu-partnership.org/index_en.php
アフリカ市民社会の開発における役割についてのインタビューがあり
ました。動画で見れます。TICADの際にもお世話になったセネガル
の市民社会連合CONGADの代表が出ています。
http://www.africa-eu-partnership.org/multimedia/videos_en.php?video=30
去年EUの研修に呼んでいただいた際にアフリカとEUの市民社会
協力について調べましたが、詳細は次のサイトにあります。
http://www.africa-eu-partnership.org/partners/civil_society_en.htm
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by africa_class | 2010-02-08 23:34 | 【記録】講演・研究会・原稿

南部アフリカ研究会フィナーレ会合

2月25日に次のような勉強会を行います。日本のアフリカ研究の第一
人者という方々ばかりお見えになります。最後の機会となるので是非
参加してみてください。

<<転送歓迎>>
=======================
南部アフリカ研究会 フィナーレ会合
「南部アフリカ地域と私~これまでとこれから」
=======================
南部アフリカ研究会は、南部アフリカ地域をフィールドとして研究を行
う若手研究者や大学院生により1997年に立ちあげられました。以来、
年数回の定例会の開催とメーリングリストを通じた情報交換を軸として
活動し、若手の発表の場の確保や南部アフリカ地域研究の振興に役
割を果たしてきましたが、2007年6月に活動を休止するに至りました。

その後、世話人会メンバーを中心に、研究会の「終わり方」について話
し合い、下記の要領で「フィナーレ会合」を開催することといたしました。
小倉充夫氏の新著を土台として、参加会員全員が議論に参加できる
ようなプログラムとなっています。この「フィナーレ会合」を最後に、今
年度限りで南部アフリカ研究会は正式に解散することになりますの
で、ご多忙な時期とは存じますが、ぜひ多くの方々にご出席いただき
たいと思います。研究会終了後の懇親会もあわせて、是非ふるってご
参加ください。会員以外の方の出席も歓迎いたします。

会としては最後の機会となりますが、会員それぞれの研究の場で、今
後も南部アフリカ研究を深めていただければと思います。

■日時:2010年2月25日(木)17時~19時半
(19時半~同会場にて懇親会を開催します)
■会場:東京外国語大学 本郷サテライト
東京都文京区本郷2-14-10
■アクセス:
大変わかりづらい場所にあるので、事前に必ず以下の
サイトで地図をダウンロードしてからお越しください。
http://www.tufs.ac.jp/info/hongou.html
地下鉄(丸の内・大江戸線)本郷三丁目駅下車徒歩5分
JR中央線・総武線 御茶ノ水駅下車徒歩10分
■参加費:無料(要参加申込 〆切:2月15日(月))
*末尾のフォームをご送信ください。
*ワインやおつまみなどの寄贈歓迎いたします!
*参加できない場合も、是非メッセージなどおよせ
ください。
■式次第:
1. 基調発表(小倉充夫氏 津田塾大学)(40分)
「南部アフリカ地域と私~『南部アフリカ社会の百年』」
2. コメント(島田周平氏 京都大学)(20分)
3. 「南部アフリカ地域と私」についての各会員によるリレー発表(約40分)
4. 議論(30分)
5. お知らせ
(1)会計報告
(2)林晃史氏に寄贈いただいた南部アフリカ文庫の
津田塾大学図書館での公開について
■内容の詳細:
1. まず、小倉氏に、発刊されたばかの『南部アフリカ社会の百年
:植民地支配・冷戦・市場経済』(2009年、東大出版会)をもとに、
お話していただきます。
2. 次に、島田氏に、コメントをいただき、議論の口火を切ってもら
います。
3. そのうえで、各会員に「南部アフリカ地域と私~これまでとこれ
から」について短くお話しいただき、議論を深めることができればと
思います。

=======================
2月15日(月)までに、次のメールアドレスにご送信ください。
お返事はしませんので、直接会場にお越しください。
<africa.seminar(あっと)gmail.com
(舩田クラーセン研究室:今城)>
(1)南部アフリカ研究会フィナーレ会合に
参加する  ・  参加しない
(2)懇談会に
参加する  ・  参加しない
(3)メッセージ
=======================
■お問い合わせ:
南部アフリカ研究会 世話人
舩田クラーセンさやか sayakafc(あっと)tufs.ac.jp
=======================
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by africa_class | 2010-02-04 16:21 | 【記録】講演・研究会・原稿

国際会議:Human Security and Peacebuilding

昨日、無事国際会議が終わりました。

Human Security and Peacebuilding
- Rhetorics and Realities -
という会議のテーマで、第三セッションでお話をしました。
Agency in Peacebuilding and Human Security
‘Civil Society Role in Post-conflict Societies: A Study of Mozambique’

基本は、紛争後のモザンビークにおける現状をナショナル・ローカルの
両方のレベルから明らかにしてうえで、市民社会の役割を論じました。
そして、Agency(主体性)という点を軸に、紛争のサバイバーと外部
者の可能性と限界をそれぞれ考察してみました。

モザンビーク北部農村のもっとも戦闘の激しかった地域で、最近戦時
の経験について話し始めた人びとのことを取り上げました。とくに、
戦時中の体験をロールプレイにして見せてくれた村の人たちの様子を
皆さんに見てもらい、その意味について一緒に考えてもらいました。

また、先週出張の際に購入した被爆者の皆さんの描かれた絵をもとに、
Reconciliationとagencyについて考えました。10枚ほどの絵をみて
もらったのですが、どれも物凄く胸に迫る絵ばかりで、絵を見せ始めた
ら、文字通り会場が静寂に包みこまれました。そして、絵を説明して
いるうちに、涙が止まりませんでした。(またやってしまった・・・)

特に、この絵です。作者自身が被爆者(犠牲者)であるにもかかわらず、
他の被爆者を助けられなかったことへの無念さと自分への怒り、この子
供への憐れみを表現していて、その気持ちと光景を30年間忘れずに抱
き続けていた・・・ことに、なんともいえない気持ちが押し寄せてしまいま
した。単なる「犠牲者意識Victimhood」を超えたこの想いに、そして、
「人」だからこその可能性と痛みに、どこまでも圧倒されています。
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今日はこれ以上はもう書けないのですが、発表を聞いていた世界中
の皆さん(中には紛争地の出身者も多かったのですが)が、駆け寄っ
てきてくれて、「ありがとう」といってくれたことにもまた、心を動かされ
ました。学術発表をして「Thank you」といってハグしてもらったのは、
後にも先にも初めてのことでした。(そりゃそうか。)

紛争地から遠く離れた英国でやる国際会議だからこそ、自分との関わ
りを無視して、第三者的に話すことは避けたいという想いをもってここ
に来たのですが、今まで広島について発表で取り上げたのは初めてで
した。それは、植民地支配・戦争を招いた日本の人間として、広島のこ
とをあまりにクローズアップするのはどこか気がひけたからでもありま
したが、同時に、広島が私にとってあまりに大きな意味をもっていたから
でもありました。

私の誕生日は8月6日。
子供のころから誕生日を祝ったことがなく、物心がついたときから、誕生
日の朝は「黒」「黙とう」「弔い」から始まるものでした。自分の誕生と人類
の悲しみが隣り合わせということについて、考えないことのほうが難しく、
物事をあくまでも人びとの側から考える土台となってように思います。

とはいえ、40年近くもこのことについて人前で話すことはなかったわけで
すから、「時間の経過」の重要性と、その場合の「時間」の驚異的な長さ
を考えずにはいられません。紛争後の平和構築、「和解」が、5年程度で
終わると思っている人も多い中で、これは重要な発見でした。

原爆の絵は、以下のサイトでも見ることができます。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
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by africa_class | 2009-12-17 07:46 | 【記録】講演・研究会・原稿

地元CBOを訪問する

大学の計らいで、地元のCBO(FolesHillfields Vision Project)
を訪問する。Hillfieldsは貧困地域で、新旧のマイノリティが多く暮ら
し、そこでは50を超える言語を話す人たちが暮らしているという。
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 9・11以降、英国社会内部で「外国人嫌い」のムードが広がり、とく
にムスリム・コミュニティーに対する嫌がらせが増えたところで、互い
の壁を乗り越えるために設置されたのが、このCBOだという。
 「お母さんたちのランチパーティ」などを通して、孤立化したり、自分
たちのグループだけにこもりがちなマイノリティの人たちの社会での
居場所とネットワークづくりをしているという。地元の人が設立・運営
し、地元の人たちがボランティアとして支えている。その数50人を超
える。また、コベントリー大学のインターナショナルな学生たちも、
ボランティアとして活動に参加しており、「平和」について、地域社会
での実践から考えている。
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 難しいことはさておき、イラン人のボランティアのサイードさんがつ
くってくれた茄カレーに、皆ほっこり。「共に食う」は、やはり基本です
ね。
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 インド系ケニア人の方にコミュニティを案内してもらう。ボランティア
活動を通して、自分の社会での役割を見つけることができた、と感謝
されていたのが印象的だった。
 一緒に行っていた日本の研究者の方が、日本にはこういう活動は
ないだろう・・・といわれていて驚いた。あります。もちろん、たくさん。
とくに、マイノリティの集住地域には、たくさんの互助団体(たとえば、
移民のお母さんたちによる母語教育グループ)やCBOがあります。
ただ、組織運営という意味では、どこも課題が大きいというのが実際
のところ。ボランティアの参加はその意味ですごく重要です。
 「平和」の実践地は、何も紛争地にあるだけでない・・・そういうこと
を学生の皆さんにもぜひ、考えてもらえたら。
 また、外大の学生の半分以上は海外留学しますが、ホスト社会の
ためにボランティアをする学生が意外に少ないことにいつも驚きます。
大学だけ通ったところで、その国・社会のことは分かりません。もちろ
ん、大學の授業は大変ですが、ボランティア活動はMustだと思いま
す。しんどいことは避けがちな今日この頃ですが、ボランティア活動
を通じて、本当によき友人に出会うことができます。ぜひ、トライして
みてください。(私は、ブラジルのスラムのボランティアをしてました。
何かをしてあげる・・・ことよりも、学ぶところが多かったです。)
  コベントリー大学に私費留学する際は、ぜひこのCBOでボランテ
ィアしてみてください!
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by africa_class | 2009-12-15 15:40 | 【記録】講演・研究会・原稿

金曜日の研究会報告

1週間ほど、2度の酷い風邪にかかってしまい、ご無沙汰しました。
まだ治ってませんが、金曜日の研究会の報告です。

============================
1.「紛争後の亀裂社会における地域開発の課題~モザンビークと
ルワンダの事例を中心に」研究プロジェクト
第4回研究会 「『あれかこれか』の二分法的思考を超えて~ルワン
ダ大虐殺後の正義と和解政策の可能性と限界」
(佐々木和之氏 ブラッドフォード大学大学院博士後期課程在籍/
REACHOrganisationプログラムオフィサー)
<共催:アフリカ平和再建委員会>
============================
来年度のルワンダでの本調査を控えて、今年の予備調査の結果を
研究協力者の増古さんに発表してもらったほか、現地で長年にわた
り草の根で活動をしつつ、博士論文をまとめてらっしゃる佐々木さん
に、虐殺後のルワンダにおける「正義」と「和解」の現状と課題をお話
しいただきました。

参加者は16名で、研究者4名、実務家2名、NGO2名、出版1名、
大学院生4名、学部生3名、と多彩な参加者に参加いただくことが
できました。
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by africa_class | 2009-12-01 13:06 | 【記録】講演・研究会・原稿

第3回研究会ザンビア西部

昨日の研究会、かなり「濃い」NGOや研究者、実務家メンバー
の参加を得て、充実したものとなりました。詳しい報告はまた
後日。当初意図していなかったような展開が議論の中からうま
れ、面白くなってきました!
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by africa_class | 2009-10-30 11:43 | 【記録】講演・研究会・原稿

第4回研究会「紛争後の亀裂社会」

昨日の研究会に続いて、来月はルワンダについての
研究会を開催いたします。

=====================
第4回研究会「紛争後の亀裂社会における地域開発
の課題~モザンビークとルワンダの事例を中心に」
<共催>アフリカ平和再建委員会

「『あれかこれか』の二分法的思考を超えて~
ルワンダ大虐殺後の正義と和解政策の可能性と限界」
=======================
■日時:2009年11月27日(金)14時~16時30分
■場所:東京外国語大学 本郷サテライト 
(東京都文京区本郷2-14-10)
■アクセス:丸の内線/大江戸線 本郷三丁目駅
下車・徒歩5分(大変分かりづらい場所にあり
ますので、次の地図をプリントアウトしてお
越し下さい)
http://www.tufs.ac.jp/info/map-and-contact.html
電話:03-5805-3254
■参加:無料。参加希望メール(ご氏名・ご所属明記)
を次のアドレス(africa.seminarアットgmail.com)に送信し
た上で、直接会場にお越しください。(*折り返しお
返事はしないのでそのままお越しください)
■報告1:「ルワンダ出張報告」
(増古剛久氏 一橋大学大学院博士後期課程在籍/
 アフリカ平和再建委員会 研究員)
■報告2:「『あれかこれか』の二分法的思考を超え
て~ルワンダ大虐殺後の正義と和解政策の可能性
と限界」
(佐々木和之氏 ブラッドフォード大学大学院博士
後期課程在籍/REACH Organisationプログラムオフ
ィサー)

「紛争後の亀裂社会における地域開発の課題~モ
ザンビークとルワンダを中心に」は、科学研究費補
助金若手A研究 2009~2011年度(研究代表:舩田
クラーセンさやか) は、ポスト冷戦期に急増したサハ
ラ以南アフリカの紛争が地域社会に残した深い亀裂
に注目し、1990年代初頭に導入されるようになった
平和構築活動が、地域社会においていかなる課題と
成果をもたらしたのかについて、実証的に明らかに
することを目的としています。
 アフリカと日本の研究者だけでなく、 実務家・NGO
関係者とともに、モザンビーク、ルワンダ、ザンビアの
比較調査を行い、政策提言につなげる予定となって
います。
 今年度は、モザンビークとルワンダで来年度の本
調査に向けた予備調査を実施する一方、ザンビア
で比較調査も行いました。また、研究代表の知見が
十分でないルワンダとザンビアについて長年にわた
って研究調査をしてきた皆さんをお迎えし、研究会
積み重ねています。
 今回は、ルワンダで長年にわたり活動する一方、
研究者としても草の根の視点で、ルワンダの虐殺後
に関わってこられた佐々木さんをお招きし、今後の
研究のヒントを得ることができればと思います。

■問合せ:東京外国語大学外国語学部
舩田クラーセン研究室(042-330-5260)
africa.seminar(アット)gmail.com(今城)
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by africa_class | 2009-10-30 11:12 | 【記録】講演・研究会・原稿