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カテゴリ:【大学】国際関係とアフリカ( 15 )

コンゴ(民)初代首相ルムンバの獄中からの最後の手紙

4月から始めた「国際関係とアフリカ地域」の授業もほぼグランド・
フィナーレ。200名近くの学生と共に(中間レポートの後150名
ぐらいになりましたが!)、世界構造・日本や我々の認識枠組み
を、アフリカの人びとに視座を置いて、徹底的に解体していくこ
の授業。
 支配と抵抗、国際関係と実体がない国民を前に、矛盾のなかで
苦しみながら道を探った60年代のアフリカ指導者たちの声につい
て今日は学びました。彼らの成功と失敗から学ぶべき点は沢山
ありますが、詳細は拙著『モザンビーク解放闘争史』を。
 ここでは、 今日の授業で紹介した、コンゴ民主共和国の初代
首相パトリス・ルムンバの獄中からの最後の手紙の内容です。
とはいえ、手紙をのんびり書けたわけではなく、拷問の日々の中、
看守の目を盗んで書かれた手紙でした。
 今日の学生には、「もし自分がルムンバだったら・・・」ということ
で考えてもらいました。

Ludo De Witte (2002) The Assassination of Lumumba,
Verso: NY (ふなだ勝手訳)

親愛なる仲間へ
あなたたちが、これを受け取ることができるのか、受け取るとしてもいつ受け取るのか、そしてあなたたちがこれを読むときに私がまだ生きているのか、分からない状況でこれらの言葉を書いている。
私は、祖国の独立のための闘争において、私や同志たちの全生命をかけて求めた聖なる主張が、最後には勝利を収めるであろうことを、ただの一瞬たりとも、疑ったことはなかった。

しかし、我々が国のために求めたこと・・・。
つまり、高潔な生活を送る権利、尊厳をまっとうし、何の制限もない独立・・・は、ベルギーの植民地主義者や西側同盟者たちに、一度も望まれたものではなかった。
そして、彼らは、我々が助けを呼び掛けたとき、全幅の信頼を寄せた機関である国連の、特定上級官の間に、直接的・間接的、あるいは国際的・国内的なサポートを見出した。

彼らは、我々の国民の一部を毒した
彼らは買収し、真実を捻じ曲げ、我々の独立を汚すためになくてはならないことをした。
他に、私に何が言えるのか?
死のうが、生きようが、自由であろうが、あるいは植民地主義者たちに捉えられようが、私という個人が重要なわけではない。
もっとも、重要なのはコンゴ、そして独立が檻に押し込められた可哀相なコンゴ国民である。
この国民を、外部者は、時に気前のよい憐れみの目で、時に貪欲と喜びを持って、鉄格子の外側から眺めている。

しかし、私の信念は微動だにしないだろう。
私は、私の心の中心部で知っている。
遅かれ早かれ、私の人民はこれらすべての敵・・・外国人であれ、国内人であれ・・・から自らを切り離し、一つとなって立ち上がり、 植民地主義がもたらす退行と恥に「No」といい、昼間の純粋な光の下で、尊厳を取り戻すであろうことを。

私たちは一人ぼっちではない。
植民者や傭兵が一人残らず我々の国からいなくなる日まで、闘いを放棄することない何百人ものコンゴ人の側に、 アフリカ、アジア、そして地球のすべての隅っこの自由で解放された人民(民衆)が、留まり続けるであろう。

私は、子どもたち、後に遺す、おそらくもう二度と見ることのないこの子どもたちに伝えてほしい。
コンゴの未来は美しいと、
彼らの国は、すべてのコンゴ人と同様、彼らに、
独立や主権を再建するという聖なる任務を果たすよう、期待をしていると、
そして、正義なしに尊厳はなく、
独立なしに彼らは自由になれない・・と。

野蛮な暴行も、残酷な酷い扱いも、
あるいは拷問も、私に慈悲を求めさせはしない。
奴隷のように生き、聖なる原則に満足するぐらいなら、
むしろ、私は、頭を高く上げ、揺れ動かない信念、
そして私の国の運命に最大の自信を持って、
死にたいと思う。

歴史は、いつの日か告げるだろう。
それは、国連やワシントンやパリやブリュッセルで教えられる歴史ではない。
植民地主義やその操り人形たちを、
自分自身の手で取り除いた国々で教えられる、
歴史なのである。

アフリカは、自身の歴史を書くだろう。
そして、それは、サハラ砂漠の北も南も含む、栄光と尊厳に満ちた一つの歴史となるだろう。
私の仲間よ、
私のために泣かないでくれ。
私は、私の国が、
今はあまりにも苦しんでいるものの、
その独立と自由を守ることができるだろうことを、
分かっているから。

コンゴに栄光あれ!
アフリカよ永遠に。
                         パトリス

■パトリス・ルムンバに関する番組(英語ですが・・・)
http://www.youtube.com/watch?v=HrcX3XUm7eA
独立スピーチや獄中の彼の様子なども紹介されています。
そして獄中からの手紙も。

■現在のコンゴ民主共和国の情勢は米川正子さんの本とブログ
『世界最悪の紛争:コンゴ』
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%9C%80%E6%82%AA%E3%81%AE%E7%B4%9B%E4%BA%89%E3%80%8C%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%80%8D-%E5%89%B5%E6%88%90%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%B1%B3%E5%B7%9D-%E6%AD%A3%E5%AD%90/dp/4794450427
ブログ
http://congonokongo.blog.shinobi.jp
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by africa_class | 2012-07-02 22:14 | 【大学】国際関係とアフリカ

5月14日アフリカ報道第一人者&「プロメテウスの罠」アドバイザーの松本仁一さんが外大で講演。

大雨・ヒョウが降る中、3000人の皆さんと無事デモを終えました。
「緑の鯉のぼり」の写真は明日に~。

 さて、来週月曜日の授業に、松本仁一さんがお越しになり、講演
をしてくださいます。松本さんは、知る人ぞ知る「アフリカ報道の第
一人者」。長年にわたり、アフリカ報道に関わってきたばかりでなく、
退職後は日本の若者のアフリカでの起業を、このブログでも何度
も紹介している佐藤芳之さんと共に行ってらっしゃいます。
 松本さんには、TICAD IVに向けたアフリカプロモーションのため
の「アフリカ2008キャンペーン」にご協力いただきました。
 現在、松本さんは、現在朝日新聞で連載中の「プロメテウスの
罠」にアドバイザーとして関わり、原発事故・放射線の問題に鋭く
切り込んでいます。今となっては私が唯一読む朝日の記事です。
 今回は、アフリカについてのお話が中心ですが、最後の方に、
「プロメテウスの罠」の秘話も披露していただきます。お楽しみに!
========================
公開講座「国際関係とアフリカ地域」
「アフリカの食と『異文化』」
========================
■日時:5月14日(月)4限 2:20~3:50
■場所:東京外国語大学府中キャンパス
■研究講義棟1階115教室
(受講生以外も参加可能です。予約不要)

●「アフリカの人びとの暮らしとは?」
そんな学生の問いに、朝日新聞の記者として長年にわたりアフリカ報道に携わり、『アフリカで食べる・寝る』や『アフリカ・レポート』の著者・松本仁一さんが答えます。松本さんが「食べること」「寝ること」を通じて感じたアフリカとは一体?
●アフリカ報道の第一人者が語る、アフリカの現在
更に講演会では、アフリカの現在、中国のアフリカ進出など多様な話題を取り上げます。アフリカに興味がある人、ジャーナリズムに興味がある人、松本さんの著書を読んだことがある人はもちろん、アフリカについてあまり知らない人でも楽しめる内容になっています。
この講演会をきっかけに、アフリカに興味を持ってみてはいかがでしょうか?
【番外編】若者のアフリカ起業支援、福島原発事故に関する調査報道
現在、松本さんが取り組んでらっしゃるこれらの点についても、講師とのトークの中で触れてもらいます。
■松本 仁一 (まつもと じんいち)
ジャーナリスト、元朝日新聞編集委員。
朝日新聞社入社後、ナイロビ支局長、中東アフリカ総局長、編集委員を経て、退社後はフリージャーナリストとして活動。現在、朝日新聞連載「プロメテウスの罠」アドバイザーとして活躍中。同連載は書籍化されたちまちベストセラーに。
■著書
『アフリカ・レポート』『カラシニコフⅠ・Ⅱ』『アフリカを食べる』『アフリカで寝る』『アパルトヘイトの白人たち』『テロリストの軌跡』など多数。
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by africa_class | 2012-05-07 23:49 | 【大学】国際関係とアフリカ

6月20日福島in外大企画(その1)講演会「アフリカの『普通の人びと』、福島の『普通の人びと』

福島で知り合った吉田泰三さんに、外大にお越しいただきます。
ケニアのスラムの子どもたちの姿を撮った『チョコラ!』の撮影を担当
され、3・11後は福島県内で人びとの「暮らし」を撮り続けた吉田さん。
この日は、福島在住のシンガーソングライター門馬よし彦さんのコン
サートも開催予定です。
 6月20日を「FUKUSHIMA・DAY」にしたいと思います。是非、ご
参加を。
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by africa_class | 2011-05-17 20:27 | 【大学】国際関係とアフリカ

外部ゲストによるアフリカ講演の写真(佐藤芳之さん、小笠原晶子さん)

先週、今週と外部ゲストを招いて講演会をしましたが、報告する余裕が
なく今頃になりました。
■4月19日のゼミにお招きした佐藤芳之氏(オーガニック・ソリューション・
ルワンダ)のお話の様子。テレビ東京の撮影が入ってしまったので、こんな
状態ですが・・・御気になさらず。
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授業の後、今年度インターンに行く学生の面接をしている様子です。
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ケニアでスワヒリ語を学んでいるゼミ生のイノッチとはスカイプで面接。
結構上手くいったので、現在、ルワンダ・ウガンダ・ケニア・モザンビーク
に留学中のゼミ生たちとつないで授業ができるかも!
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■4月25日の「国際関係とアフリカ地域」で講演中の小笠原晶子さん(N
HK)です。NHKワールドニュース、ラジオ日本のフランス語放送を担当
されています。同放送の主たる対象地域はなんとアフリカ!!!!日本
のアフリカ関係の番組をたくさん流されています。フランス語が分かる皆
さん、是非一度聞いてみてください。その他、17言語で放送中。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/japanese/info/radio2.html
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晶子さんとは、2008年のアフリカ開発会議で知り合いました。あの時も、
たくさんのアフリカ関係者の取材をしてくださり、本当に有難かったです。
スワヒリ語放送も聴いてみてね。
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by africa_class | 2011-04-28 00:01 | 【大学】国際関係とアフリカ

佐藤氏の講演会終了

佐藤さんの講演会が終了しました。テレビ東京の撮影も入り、かなり
賑やかな講演会となりました。カンブリア宮殿という番組らしいです。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
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4月に放映の予定。冷静に写真として見てみると、奇妙な構図です
ね・・・。しかし、佐藤さん体調大丈夫か心配です。
以下、簡単な議事録です。

1.国際協力がなぜ上手くいかないか
アフリカの特殊事情
アフリカの植民地支配の経験
2.最近の変化~援助から協働へ
・ビジネスによる新たな雇用
・経済的な発展によって貧困を克服
・尊厳(教育機関を充実させる、職業訓練を通じた自信を持つ、
希望をもつ)
・サステナビリティ(ビジネスの世界に入っていく)持続することは
ビジネスの前提条件。持続しないビジネスは破産。
・当事者の取り組みの意識の向上(inspireされ、motivateされ、
仕事に取り組むという意識が必要)
3.皆に必要な意識
ビジネス
自分に何がむいているか。
色々な選択肢の中から決めるときに、好きというのが重要。関心
をもって好奇心をもって決める。社会運動でもいい。自分の個と
しての主張をやりたいと思った時、一番重要なのはフィージビリテ
ィスタディ。バラ色の像を書いて、それに沿ってやると失敗する。
一番大切なのは直感。ピンとくる直感。
4.直感をビジネスの行動に移すために
直感と簡単にいうが、至る
プロセスには色々。日々の中で感じること。おかしいのでは?
ということに対して、敏感な感覚をもつということ。敏感さの中で、
生きている時代のキーワードに敏感であってほしい。何かメッセ
ージがあるはず。センサーをぴくぴく動かしながら、これだという
直感にあたったとき、多分それはやるべきことを感じたということ
ではないか。次は実行に移すだけ。実行に移すときに、やみくも
にやるのではない。直感を分析してみる。企業の仕事をやるとき
に、直感に肉付けして、自分のフィルターを通して、ものに変えて
いくということ。チェックポイントが5つある。朝昼夜チェックして、
よしバランスが取れているとなればやる。
1.capital, 2.material, 3.technology (hard, soft),
4.distribution, 5.marketing。
以上、そしてバランスが重要。これは政府でもいえること。直感
を信じて取り掛かりたいと思ったとき。足りなければ人に聞く。
どうしたらいいのか。世の中にはエキスパートがいくらでもいる。
皆さんを助けたい。エンカレッジしたいという人もいる。人材だよ、
売ることだよ、資金が必要だね、販売網だね、でもこれらはone
of them。頭の中でバランスを取ればいい。
5.何故アフリカか?
1963年にアフリカにわたった。48年間、アフリカウォッチャーで
はなく、アフリカレジデントとして、あの大陸に腰を据えて色々考
えながら仕事をしてきた。座学でいっているのではなく、感じて失
敗しながらもやってきたことを話している。
6.何故新しいビジネスか?
ケニアナッツはかなりいい会社になった。マカデミアンナッツ、コ
ーヒー、紅茶、カシューナッツ、ワインもできるようになった。農業
を多角的にチャレンジしている。アフリカの人たちと農業をしてい
る人はいないのではないか。68歳になったときに、こんなことで
自負していたらいけない。Comfortable(居心地いい)。一つの
仕事がある程度のところにいくと居心地良くなる。Comfortable
Zoneに入ってきた。これを越えたいと思いたくなった。これを越
えるのがよきビジネス者であり人間であると思う。日本で感じる
のが、comfortable zone。ここに入ってしまうとどこにも行き
たくない。チャレンジしたくない。わざわざ苦労しなくても…。政府
がやってくれるだろう。年金よこせ、何よこせ。現状維持しか考え
なくなる。
7.Comfortable Zoneを越えて
アフリカから来るとこんなにcomfortableなところはな
い。アフリカは治安が悪い。交通網も十分ではない。停電するし。
水は出ない。電話もつながらない。必要なインフラが欠けている
中で生きている。JR3分遅れると謝る。3分遅れるぐらいで謝るな。
怒るなといいたい。アフリカからみたら、将来こうしたい、こうあっ
てほしいという夢のような国が日本。しかし、これは続かないだろ
う。これは、皆さんのお父さん、お母さんが戦後必死につくったも
のである。でも、これは続かない。途上国的発想で社会を変え
なければならない。と日本に帰ってくると思う。皆はどう思うの
か?comfortableゾーンを変える。60歳になったら入ったらと
思ってるかもしれないが、実際は入っている。悲劇だ。私も60歳
を越えてから。こんな会社人に渡そうと思った時、農場4つ合わ
せれば東京都以上の大きさ。4000人の従業員。農民10万人。
その一人ずつが10人の家族がいると思ったら、100万人。よく
頑張ったとおもういっぽう、これがcomfortable zoneだと思
い、100万人を1億人にしたい。この会社を譲って、まったくゼロ
から初めてみようと思った。そこで直感で考えたのが微生物の
事業。21世紀の人間の中で大きな役割を占めていく。

質問1
地元の人の願いとのギャップをどうするのか
国際的、でも日本も好きどうするのか
質問2
ブラジルでの失敗とは?
こころざしとビジネスとしてのもうけのバランス
質問3
なぜアフリカか
どうやってmarketing management学んだか
質問4
サステナビリティについてもう少し
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終了後は、佐藤ご夫妻を囲んで学生との懇親会でした!
佐藤さん、長時間ありがとうございました。
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by africa_class | 2010-12-07 14:54 | 【大学】国際関係とアフリカ

暑い、そして「先生の宿題」

暑い…外は今日も37度。そして、我が家にはクーラーがない。
扇風機はあるものの、屋根裏で取りに行くのが面倒・・・。さすがのパッシ
ブソーラーシステムもこれほど暑くて風がないと、あまり効果をあげず、
家の中は31度。でも、夏生まれの私だから、なんとなく調子がいい。冷
房の部屋にいると、急に調子が悪くなるぐらいだから、まあ我慢の範囲
内。それにしても、学生たちが私がくるまでクーラーを入れて、私の顔
を見るなり、クーラーを止めるのは、可哀相な感じ。
 でも、学生諸君。クーラーなし、テレビなしの生活、なかなかいいよ。
(といっても、納得しそうにないけどね。)
 「暑い夏」といえば、「宿題」。150人を超える皆さんの力作レポートを、
もう4日も採点中なのに、終わらない・・・。山が減ってない。ひと山終え
ても次の山が立ちはだかる。
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 私の大学・大学院生活合計10年において、実はレポートを返してくれ
た先生はほぼいなかった。テストすら、返さない先生が大半。レポートを
返す先生も、添削まではしていなかった。コメントも表紙に一言。それで
いいのだ、きっと先生にとっては。でも、学生の私は哀しかった。がんば
って書いたレポートの点数の根拠を示してほしかった。どこが悪かった
のか、どう悪かったのか、どう直せばいいのか、指摘してほしかった。そ
して、何より日本語・・・・ひどい日本語、破たんした論理を、「×」してほし
かった。他力本願といえば、それまでだけれど、それが正直学生の気持
ちではないか?
 いや、他の授業では、3度もレポートのやり直しを命じたクラスがあり、
1年生諸君は、もう辟易しているに違いない。彼らからみたら、レポート
なんて返してほしくない!かもしれない・・・。
 でもね。本当に、先生も大変なんだよ。4日取り組んでなぜこんなに
進捗が遅いのか・・・もちろん、授業もしているし、友だちも家にきたり、
そして畑仕事に忙しいのは事実だけれど、なんといっても1レポートに時
間がかかりすぎ・・・なのだ。
 せめて、提出前に日本語のチェックを皆さんがしてくれれば!!!一つ
のレポート採点にかかる時間が5分~6分。中には11分使わないといけ
ないものも。150人x6分=800分÷60分=13時間!!!!!でも、
もう13時間は過ぎたのだけど・・・。
 おかしいと思っていたら、履修者はもっといたらしい・・・今頃だけど。
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by africa_class | 2010-08-01 15:31 | 【大学】国際関係とアフリカ

白戸圭一さんの講演会、終了

『ルポ資源大陸アフリカ』の著者、毎日新聞の白戸圭一さんの講演会が
月曜日に終わりました。とっても好評で、「アフリカの今」が日本との関係
も含めて説明され、皆の関心を惹きつけていました。学生のアフリカ報道
国際比較分析についても言及してくださり、いろいろヒントをもらった学生
も多かったようです。皆さんの問いは来週頭に発送し、お答えをもらって
このブログに掲載する予定です。お楽しみに。
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去年の受講生も多数来てくれました。
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 そして、終了後に白戸さんを囲んで学生9名がお話に耳を傾けてい
ました。新聞記者さんの中には、口下手な人も多いのですが(心当たり
のある人、ごめん・・・)、白戸さんはかなり話し上手で、学生たちも大
満足だったようです。
 大学院を終えた後、進路に迷った白戸さんの話は特に参考になった
ようです。この時代、自立して生きていけるだけの「自分づくり」に励む
こと・・・というアドバイスは特に!それは単なる「強さ」ではなく、「柔軟
性」を含むものであるべし、ということでした。がんばりましょう!
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by africa_class | 2010-07-08 12:24 | 【大学】国際関係とアフリカ

参加型学習・・新聞報道発表

今年もやっています。先週のことでしたが、今教科書の編集が佳境でまっ
たく暇なしなんで、今アップします。先週はすばらしい天気でしたね~。
ということで、各グループには思いおもいの場所で準備してもらいました。
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今年は、地べた派が多かったですね。
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そして、お金を奮発して(といっても大差ないのですが)、大きな面の模
造紙を使ってもらいました!ので、見やすくなったはず・・・とはいえ、
200人の教室なんで、後ろに同時に私がパワーポイントに発表を打ち
こんでいきましたが。
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しかし、180名近くの授業・・・全員は発表できず、後は私がパワポにま
とめることに・・・これはこれで、辛い・・・です。自分で出した課題なのに
ね!!
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そして私を待ちうけるのは、150を超える分厚いレポートの山でした・・・。
みな脱落すると思っていたのですが、よくがんばりました!今度は私の
番ですね。(でも、まずは教科書を・・完成させてね。) 
 そういえば、授業の最後に、「速読法」についての個別質問があった。
私が速読できること、どうして知ってるんだろう。(自分でいったくせに、
と自分で自分に突っ込みを入れつつ・・・)。できるんですが、レポート
となると、あまり上手くいきません。というのも、みんなの日本語が気に
なって、「赤ペン先生」に豹変してしまうのです。
 でも、速読できると本当に楽だし、資料を読むのが楽しくなるので、ぜ
ひトライして。結局のところ、トレーニングなんで、量を読むしかないのだ
けれど。
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by africa_class | 2010-06-15 23:38 | 【大学】国際関係とアフリカ

アフリカ報道レポート・・・先生の役割


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山のようなレポート・・・それは、月曜4限の「国際関係とアフリカ地域」の
「アフリカ報道レポート」の数々です。日本の新聞と専攻語(あるいは日本
以外の国)の新聞を1週間読み続け、アフリカ報道の量と質を比較分析し
てもらいました。
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これを、扱った外国の新聞別に分類してもらったところ、一番高くなった山
は、「英語」→「フランス語」→「スペイン語」でした。これは、履修者の専攻
語の多少にかかわっている一方、「英語」は専攻語の新聞を読みたくない
人が選択した結果でした。
 外務省やJICAの人によく言われるのは、「英語」は当たり前、「専攻語」
ぐらいはできてほしい・・・ということです。ぜひ、専攻語で新聞を読むのを
面倒くさがらないでね。そもそも、外大の図書館に専攻語の新聞が入って
いるかどうかすら知らなかった・・・という恐ろしい事態に、教える側の問題
もあるのだろうな(自分も含め)、と反省した次第です。
 しかし、200名近い履修者の何人が出すかな・・・(例年この課題で力尽
きて消えていく人が多い)と思っていたけれど、予想外にかなりの人が提
出。よく頑張りました!とっても、喜ばしいことです。ざっとみたけれど、か
なりの力作・・・それだけに、ここから先の私の仕事が恐ろしい。
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 これは、地域基礎のレポート。初めて提出したものだけに、かなりヒドイ
。口語と文語が入り混じり。思い込みだらけの「考察」・・・でも、7月になる
ころには、ちゃんとしたレポートが書けるように、模範例を参考にしてもら
って繰り返しレポートを出してもらいます。
 そうなんです。私、すべての授業で参加型学習の手法を取り入れる一
方、レポートの採点・添削・コメントつけに力を入れています。自分で自分
の首を締めているとしか思えないのだけれど、学生がせっかく頑張って出
した提出物。こちらも気合い入れて、学生の役に立つような形でフィードバ
ックしないと、同じ過ちを繰り返す結果となってしまいます。
 しかし、今年はスペイン語の授業と重なったので、ポルトガル語専攻の
学生だけなんで30数名・・・でも、本当に時間がかかる・・・。さらに、この
アフリカ報道のレポート150名以上・・・。さらに、中級ポルトガル語の翻
訳採点・・。うーん。役に立つとはいえ、採点だけで何日もつぶれる日々。
しかも、学生にとっては、厳しいコメントや添削だらけの真っ赤のレポート
って、嬉しいものではないだろうし。(院生ですら、レポートの添削をみて
涙ぐんだほど!一晩眠れなかった・・・そうで、ごめん。前もっていってお
けばよかったね。わたし自身は、学生時代、どの先生にもレポートや試
験返してもらえず、フラストレーション高めていたので)
 うーーん。でも、社会に出れば、添削いくらでもやられるわけだし、今の
うちに、自分の得意・不得意、日本語の癖分かっていたほうがよくない?
それでも、「赤」が嫌な人には・・・そうだ、レポート添削要らない人のやつ
は、添削なしという方法もありかな。点数だけ書いて、コメントもなしで返
却。互いに納得できるよい方法かも。私もひと手間省けるし。
 とはいえ、基本は学生同士が自分の書いたものを添削するという手法
を採りいれているので、今回はしょっぱなだったので、まず私が見本を見
せるということでした。学生の皆さんは、色ペンを常備してくださいね~。
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by africa_class | 2010-06-04 10:29 | 【大学】国際関係とアフリカ

授業がスタート&シラバス

今年度の授業もスタート。
今年もまたシラバス印刷に出すのを忘れていて、冊子にシラバス
がなくてごめんなさい。ということで、ここに掲載しておきます。
(Moreのところをクリックしてみてください)

でも、シラバスになかったのに115号室は人でパンパン。200人
近くの学生で埋め尽くされた・・・のです。
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(参加型学習実施中の様子。200人いようが今年もやります。)

ようやく外大にもアフリカが根付いてきたかな?
さすが2010年ワールドカップだね~。
といいたいところだけど、月曜日4限に単位になりそうな授業がなか
ったというのが本当のところのようで。実際のところを無記名で書い
てもらいました。それに対してコメントもつけておきますね。

「みんな、どうしてここにいるの~?」
なんせ200枚なので、代表的なものを。

●アフリカについてこれまで学ぶ機会があまりになかったので逆に
 関心をもった。(<=この気持ちが嬉しいですね。反逆精神、外大
 生にはあまり見られないだけに、重要です)
●国際関係という言葉が関心をそそった。アフリカと国際関係という
 ことはどういうことだろうと。(<=よい着眼点です)
●国際協力や援助に関心がある。(<=まずはそれでOK)
●地域基礎が面白かったから。(<=あの厳しい地域基礎をおもし
 ろかったといえるあなたが素晴らしい。批判的精神を養うことを中
 心にやりましたが、最後までよく頑張りました)
●アフリカ紛争論の授業が面白かったから。(<=これまた、最初
 80人ぐらいいて最後は30人になったほど大変な授業だったのに、
 よくがんばりました。大きなレポートを2度もよく提出したね。私も
 コメント書きで苦しんだけど。)
●この時間に他に必修単位のものがなかったから。
●地域専門の授業がほとんどないから。
●金曜2限の鈴木先生のアフリカ文化論がとても面白かったから。
(<=なにせ500人の履修者。最後まで101は超満員でした。
 鈴木先生ありがとう。今まで隔年でしたが今年と来年続けてき
 てくれるはずです!)
●アフリカの本当のことを学びたい。(<=「本当のこと」とは何だろ
 う。私がいくら一生懸命がんばってアフリカ中を旅したとしても、答
 えは一つでないし、本当のことを教えられるかというとそれは無理。
 でも、メディアが流布するだけではないことについて一緒に考えら
 れるとよいね。)
●ヨーロッパ系の授業ばかりで偏っているから。(<=英語・フランス
 語・ドイツ語専攻の皆さんがたくさんこういうコメントをくれました。
 その調子。世界はもはや欧米で回っているわけではありません。
 いつの間にかしみついた欧米中心主義を問い直してみましょう。)
●あまりにアフリカ関係の授業が少ないので。外大にはアフリカに
 ついて学べる授業が少なすぎるから。(<=そうだよね。みなさん
 の声が大学に届くようにがんばりましょう。)
●BRICSがアフリカへの投資を盛んに行っているから。(<=2年な
 のにすごい目の付けどころですね。この調子で世界の時事問題も
 フォローしていってください。)
●授業の手法が他のどれとも異なっているから。(<=参加型学習
 のことかな?NGOや外の講演会ではいつもやってきたのですが、
 自分の授業に反映させ始めたのは実はこの2年のことなのです。
 試行錯誤なんで、いっしょにやっていきましょう。)

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by africa_class | 2010-04-16 15:00 | 【大学】国際関係とアフリカ