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カテゴリ:【知る】抵抗の音楽( 5 )

【抵抗の音楽】講義(2013年度PARC自由学校)オリエンテーション内容(6月6日木19時~21時)

最近は不思議な依頼が増えている。PARCから2013年度の【アフリカ】講座の講師を頼まれた際、いつものことなのでOKを出したが、立て続けにコレを頼まれた。誰かNGだったから回ってきたのだろうけれど、何故私?でも、考えてみればこのブログで再三取り上げているし、かつ大学の授業で繰り返し紹介してきたのは「抵抗の音楽」だった。いつかこれをきちんとした形でまとめたいと思っていた。でも、立ち止まることが出来ないスピード感覚の中で、これもまた置き去りにしてきたネタであったことは間違いない。
 不思議なことに、こんな風に「立ち止まれ」と向こうから歩いてきた。
 研究対象としてではなく、自分の身体、魂、心、興味、授業の範囲でやってきたことを、少し深める機会としたい。 なので、このブログでも、講義までの間、いくつか文献や音源などを紹介してくことにします。でも、せっかく受講してくれる人たちのために、当日は座学を超えた魔法を一緒に体感してもらう予定(内容はもちろん秘密)。もはや一方的に講義しない私のことだから、あっと驚く時間を皆さんとともに。驚きすぎてひいちゃうかもしれないけど・・・そこはご愛嬌。
 このシリーズ。まだ言えないけれど、すごい講師陣の皆さま方。私の講義はさておき、これ受講しないと凄く後悔すると思います。(参加定員30名 私の回以外は金曜夜6回)

■運営母体のPARC(アジア太平洋資料センター)
http://www.parc-jp.org/
■PARC自由学校 
http://www.parc-jp.org/freeschool/index.html

パンフレット見ると本当に分かるのですが、社会人にはタマラン講義がどっさり。卒業生がよくいってる「組織の中でのみ生きてる感じで、社会と接点がない・・・」あなたには、本当におススメ。この社会、この世界のカラクリを学び、深く思考し、仲間をみつけ、生活者としての視点を得つつ、何か一歩を踏み出す・・・のに、これほどよい「夜の学校」ないのに・・・といつも思う。

問題は、彼らの宣伝が下手で(失礼)、この素晴らしい学校とコースと仲間たちが十分知られていないこと。真面目に宣伝すればするほど、世間での広がりはなくなる。もっと大胆に、もっと多くの多種多様な人が集う場所で宣伝できないのかな・・・。ということで、皆さん、口コミ重要。誘い合って是非どうぞ。でも、一人で参加しても全然問題ない。むしろ新しい出会いを広げるには丁度いい。私の教えるコースはいつも若い女性が多い。<=これって、アピールじゃない?(居酒屋やボーリング場でないけど、女性がいるところには本来男性も集まるはずなのに。)

という話はさておき。以下詳細。
その他の情報は後日。

■「抵抗の音楽―世界に響く闘いのリズム」
■担当:「オリエンテーション: 暴力、権力、差別、腐敗、不正義に抗う世界の民衆、それを支える音楽」
■日時 6/6(木)19:00~21:00
■生命の中、生活の中、運動の中から生まれ、反響しあい、うねりとなって、また戻っていく「音楽」。民衆の抵抗の魂、リズム、エネルギー、歌に踊り、そして連帯。座学に留まらない「抵抗の音楽」の世界へ皆さまを誘います。
■著書
『アフリカ学入門―ポップカルチャーから政治経済まで―』 明石書店 2010
『モザンビーク解放闘争史―「統一」と「分裂」の起源を求めて』 御茶ノ水書房 2007
■参考資料
公式ブログの関連サイトで紹介していきます→http://afriqclass.exblog.jp/i36
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by africa_class | 2013-02-10 12:43 | 【知る】抵抗の音楽

おんなたちへ【抵抗の音楽】(A rose is still a rose by Aretha Franklin)

これもツイットしたのですが、まとめておきます。
かつて若い女だった私の失敗をふりかえって、多分余計なお世話&無駄でしょうが(私も人生をやり直しても同じことをするだろうから)、再録メッセージ&音楽です。

1.他人に愛してもらえれば自分を愛し解放できるか?
 先日、卒業生が遊びに。若い女性(20代後半)の結婚願望について耳にし(彼女のでなく)、依然日本の若い女性は「結婚=ゴール」で、自分の自信なさや不安を他者に補ってもらおうと他力本願中と知る。
 女たちよ、自分の問題を他者が解決できるとの幻想は捨てよう。自分を解放できるのは自分だけ。自分を偽るのを止めよう。かつて若い女性だった私も、「他人に愛してもらえれば、自分を愛せるのに」と思っていた節がある。だから、「愛してもらえないなら、自分も愛せない」気がしてた。(不幸な結婚しかみたことがなかった私は、結婚がゴールとは思ってなかったけど!)
 日本では、結婚の次は、出産が自己承認(解放)の手段だと思う女性も多い。でも、そうやって他者や他者との関係に自分の課題を転嫁し続けることの不健全さで一番苦しむのも結局自分。なので、比べる/他力本願を止め、自分を受け入れ、解放しよう。
 かつて日本では女性は、「なにがしの娘」「なにがしの妻」と呼ばれてきた。そんな風に自己アイデンティティを他人の存在に任せる必要はない。

2.社会の中で女としてどうプロに成長するか?
 卒業生話パート2。働き始めた彼女たちは、「どういう人間(女性)」としてプロの卵として振る舞えば良いのか悩んでる。かつて日本では「かわいこぶりっこ」が求められた。まだその幻想を引きずってる上司も多いよう。が、「かわいいふり」して世界で通用すると思うなかれ。10年後、あなたはもはや「かわいさ」を売ることは出来ない(むしろ気持ち悪い)。10年後になりたい自分像をしっかり持つべき。
 この日本の大企業ですら、もはや「お茶汲み」「エレベーターガール」「受付嬢」に給料を払うことは不可能に。終身雇用制はとっくに崩壊。かつては「お嫁さん候補」として雇っていた女子を雇う余裕がない日本企業の方が多い。そもそも、男性の正社員すら比率的に急速に下がっており、大企業が倒産することも多々。もはや、夫の給料だけで安定した生活が送れる時代ではない。
 民間だけじゃない。控除のカットで主婦切り捨てする一方の国政。急速な労働人口減少に喘ぐ現場…からすると、若い女性たちはプロに育つしかない。自分の未熟さを引き受けつつも、かわいこぶって逃げない。しなやかに、強く成長するしかない。今主婦だとしても、その社会性やマーケティング能力を活かして、身を立てる方法はいくらでもある。今重要なことは、「あきらめない」「自分を信じて」「自分を高め」「社会の中で生きる」こと。
 私の実感では、世界の最前線でやっている企業、社会に根を張って延びている企業のいずれでも、女性は即戦力。そのことに気づいていない日本の企業人事部は、企業を滅びさせるだろう。だから、そんな日本の企業に執着しなくていい。中小でいいし、外資でもいいし、自分で会社を興してもいい。
 今なら、お母さんたちには、是非、地域・国際の政治家になってほしい!!!今すぐでなくてもいいから、地域で経験を積み、勉強もして、この閉塞感漂う、そして子どもの命を蔑にすることを厭わない政治をかえましょう。

3.「女を捨て、男性と同一化したプロになる?」
じゃあ、どんな「即戦力女」になるのか?「女を捨てる=男性と同一化すべき?」←ここが肝心なポイント。私の答えはNo! トップダウン式の旧来手法は、下の白けと委縮を買ってきた。変化にも柔軟対応出来ず、今日本の組織硬直に直結し、激動する世界や高齢化が進み縮小経済の社会に対応ができなくなった。一緒に仕事をする人達の個性が活き、チームとして成果が出るようなファシリテーションが出来る人物こそ、今求められてる。単に「空気を読んで終わり」ではなく、まずは結果を導き出すという目的をはっきりさせて、その方向で空気を読んでファシリテーションすればいい。その点において、「目的に向かってファシリテーション」はまだまだ努力が必要だけれど、女性と今の若い男性は向いている。
 ビジョン形成、プロセスメイキング、タイムラインと担当者決定、フォローアップ・・・これらをプロジェクトマネージメントの根幹に据えて、皆を温かく、時に厳しく、励ましていく。フォローが必要な人には声をかける・・・ほら、出来そうでしょ?
 そのためには、マネージメント、組織化能力を向上させよう。家事と子育てと仕事をこなしている人なら、これはかなり有利。でも、やっぱりソーシャルな活動に関わっていないと、自分の持ち場だけしかみえないことに。若い人なら、部活やサークルや大学での勉強の両立程度ではなく、もっとソーシャルな活動もやってみよう。大丈夫。タイムマネージメント能力がアップするから。

4. それでも社会・家族の壁に泣きたくなる夜に
けれど、けれど、そんな有能なあなたに、報いてくれる社会・家族であるかというと、まだまだそこは課題。若いうちは、若いからこそ難しい。年齢があがってくると、専門性はアップするけれど、「女性として」の目線が気にならないわけではない。「女を捨てる」方式をとらないあなたには、余計そうかもしれない。
 そんなあなたには、以下の曲を。

Aretha Franklin "A rose is still a rose."
http://www.dailymotion.com/video/x3r9f0_aretha-franklin-a-rose-is-still-a-r_music
Lauryn Hillの素晴らしい曲。これをこの年齢&体格のアレサ・フランクリンに歌わせたところがミソ。

?Cause a rose is still a rose
Baby girl, you're still a flower
He can't lead you and then take you
Make you and then break you
Darlin', you hold the power

Now believe me when I tell you
That I've been hurt myself
When he tells you that he loves you
And sees nobody else

And now you're so tough tryin' to
Wear tight clothes and things
Tossin' and flossin'
Tryin' to fill the void heartbreak brings
---
See a rose is still a rose
Baby girl, you're still a flower
He can't lead you and then take you
Make you and then break you
Darlin', you hold the power

Let your life be in the sunshine
Not the darkness of your sorrow
You may see you're all today
When you know it'll come tomorrow

Tough to be, but life ain't over
Just because your man is gone
Girl, love yourself and love to love
?Cause without him your life goes on

Without him your life goes on
Without him your life goes on

ほら、バラはやっぱりバラで、
あなたはやっぱり花で、
彼はあなたをリードしたり、奪ったり、命じたり、壊したりはできない。

あなたこそが力をもっている。

そうだね、アレサねーさん。
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by africa_class | 2012-09-24 16:23 | 【知る】抵抗の音楽

抵抗の音楽【ミュージック・ボックス1~4】:ボブマーレー、マリア・ベッターニャ、シコ・ブアルキ

抵抗の音楽について何度か書いてきました。ツイットで紹介してきたのですが、少しだけ時間があるのでまとめておきます。

ミュージック・ボックスのようにいくつかの音楽を独断と偏見に基づき紹介しています。是非、一度聴いてみてください。ボブ・マーリーのRedemption Song (Song of Freedom)の詳細については、過去ログを(http://afriqclass.exblog.jp/15724514/ )。特に、歌詞の全文を読んでほしいです。

【おススメ抵抗の音楽1】
抵抗のためには自分を解放する必要が。偽りの自分では、時に肩の力を抜かねば、巨悪に立ち向かうパワーが持続せず。だから→ボブマーリー Redemption Song(Song of Freedom) →http://www.youtube.com/watch?v=6KKhHpYb0yU&feature=fvwrel … 曲を聴いた後、自己解放に効く→「私なんてダイッキライ」とシャワーで叫んでみる。皆天邪鬼なんで逆を。何か愛しくなる?

【おススメ抵抗の音楽2】
権力との闘いでイライラしてる貴女におススメ。
出だしにウットリ、でも必ず最後騙されます。
Terez Montcalm "sweet dreams"
http://www.youtube.com/watch?v=ZgCrqqv5TPs
"Everyone is looking for something. Some of them want to use you.....want to abuse you.....Pull your head moving on..........Keep your head moving on......
これも歌詞を全部読んでほしい。不条理に立ち向かうあなたへの応援歌。歌い方が絶対的にオリジナルより歌詞にぴったり。中に入り込んでる。

【おススメ抵抗の音楽3】
今日も闘い疲れた貴女男へ。
ブラジルのMaria Bethânia (カエタノベローゾの妹)。軍政批判の「Cálice(黙っておけの略語)」がタイトル。 http://letras.mus.br/maria-bethania/164682/
Chico Buarqueの歌詞が素晴らしすぎる。直接的な批判ではなく、比喩が沢山多様されながら、権力への批判と抵抗を歌っています。聴き取れない人のために歌詞が載っているサイトを紹介しておきます。De muito gorda a porca já não anda. De muito usada a faca já não corta 「太りすぎてもう歩けないブタ。使われすぎてもう切れないナイフ・・・・」(なんか日本の旧態然としている権力者たちのよう)

 今となっては、MPB (Música Popular Brasileira)は日本では単なる歌謡曲だと思われているかもしれません。でも、MPB創設者たちが生きた60年代は、軍政が始まって音楽が抵抗に使われた時代。そもそも、ブラジルの特にアフロ系の音楽や文化は、「抵抗の精神」が埋め込まれていた。
 私がブラジルに留学した1991年は民主化移行直後でまだ反軍政スピリットがあちこちに。サンパウロの出版社(雑誌)で出稼ぎしてた私の居候先がブラジル音楽を語らせたら止まらない元編集長宅。そこで出会ったのがM.Betanhaだった。二十歳の私の最初の印象は「辛気臭い」…が、なんか骨の髄に響いた。
 当時は、語学力の問題もあったけれど、若すぎて言葉に秘められた抵抗の精神が分からなかった。ながーい権力との闘いを経て、311後の今はより理解が深まった気がする。

【おススメ抵抗の音楽4】
Chico歌はNGだけど(歌わせると少しがっかりする)、寝る前にリラックスして笑いたい人に是非。
Chico BuarqueのAcorda Amor(愛よ目覚めよ)
http://www.youtube.com/watch?v=kMmlXCcRjJc
ノリノリで愛を歌ってるフリしながら、独裁への痛烈皮肉
「私を、私を、私を、ドロボーと呼べ!」
画像を見れば納得します。

世界中の民衆の抵抗に「ズラす」という戦略がある。真正面から対抗しつつも、権力と金にしがみつき続ける既存権力を大勢で「あざ笑い倒す」。「気づいてないん、あんたらだけやで。ハズカシ~」という調子。杉並デモなんかはその典型かと。「エラい人(!)」演じてる野田さんも、下野して「ただの人」になってふりかえってみれば、1年以内にハズカシ~想いをすることでしょう。

「危機が新しいものを生み出すチャンス」としたら、「抑圧と困難は豊かな芸術の土壌を準備する」と思う。危機や困難だけを見て早合点したり、ありきたりの結論(解決)を急がない。歴史は教えるから。苦しいけど、危機・困難と死闘を繰り広げながらも、それを越した先に新しい未来と豊かさがある、と。
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by africa_class | 2012-09-24 15:48 | 【知る】抵抗の音楽

世界の中の「抵抗の音楽/音楽の抵抗」、日本の反原発運動の今(その2)

シリーズの(1)は以下をまずご覧ください。
http://afriqclass.exblog.jp/15708288/

No Nukes 2012が終わってしまった。
http://nonukes2012.jp/
凄いイベントだった。
これが原発関連のイベントでなくても、絶対に視聴してた。

これはきっと歴史に残るだろう。
その時は分からないことってあるもんで、後の歴史が証明するだろう。
それでいいと思う。

全ての人の営みは、「今」だけで理解されるものではないから。
どんなに厳しい抑圧や支配にも、終わりはやってきたから。
でも、それは自然な流れでは、決してなかった。
長い、長い、気の遠くなるような長い、抵抗と闘いと連帯と支え合いの、
批難の応酬と分裂と流血の、しかし愛と正義が勝利した末得られたも
のだった。

世界のどの地域、どの国、どの人びとの自由も。
そして、それは得られた瞬間から、別の抑圧や支配との闘いに縛られて
きた。

私たちの生きる社会、世界に、完全な自由も、民主主義も、豊かさも、
存在したことはない。それらはすべて、いつの時代も、誰にとってもビジ
ョンにすぎず、それに向かって努力し続ける(まさに続ける)ことによって
しか、前進しなかったもの。

ビジョンは達成されるものではない。
でも、それがないとすれば、どこに向かって私たちは歩くの?
現実はそんな甘いもんじゃない。
だから、ビジョンを持つ。一歩でも二歩でも前に進む。
揚げ足を取ろうとする者、破滅させようとする者、そんな人たちを相手に
しても仕方ない。DownwardsではなくUpwardsへ。
でないと、どんな世界を創ろうというの?

少しでも気を許すと、あっという間に呑み込まれてきたもの。
だから、今日負けても、明日勝っても、自分に問いかけ、仲間と論じ、
一緒に続けなければならない。

そんなことを教えてくれたアフリカや世界の人びとに、私は心から感
謝している。日本の今の状況に絶望しないのも、自分の力のちっぽ
けさに立ちつくさないのも、彼ら・彼女らの長い、長い、血のにじむよう
な努力を知っているから。

13歳の時、出会ったブラジルのアフロ音楽の中に埋め込まれたあの
意志、煌めくようなリズム、メッセージに、ただただ素直に感動したこと
に、感謝してもしきれない。ブラジルで終わったはずの私の旅が、その
後に私をアフリカまで導いてくれたのも音楽のお蔭だった。もっと、もっ
と、根源的な音、リズム、複層音を求めて。結果として、人間の空しさ、
醜さ、素晴らしさ、無限に気づかせてくれた。

アフリカでは、光も影も濃い。
生きるってそういうこと。

「抵抗の音楽」については、授業でも沢山紹介してきたけれど、なんと
なく押し売りになるのが嫌で、ツイットやブログで紹介するものは授業
では紹介していないのです。是非、自分で音源探して聴いてみてね。
『アフリカ学入門』でも取り上げているのだけれど、アフリカの抵抗と解
放にとって音楽は本当に重要な役割を果たしました。

そして、世界が繋がり始めた60年代においては、アフリカ外の音楽
もとっても重要な役割を果たしたわけですが、その中で、ボブ・マー
リーが占める位置は極めて重要。彼にとってアフリカ性は内面的に
も、音楽的にも重要であり、インスピレーションはアフリカから得てい
たということを考えると、その逆もまた然り。
 日本では、「No women no cry」や「One love」が愛されていま
すが、私は断然 A Song of Freedom本題Redemption Song。
Redemptionをどう訳すか・・・・はなかなか難しい。
まずは音楽を聴いてみましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=6KKhHpYb0yU&feature=fvwrel

 歌詞は以下の通りです。奴隷として連れてこられた「私」。
真に自由になるということの意味。単に物理的な奴隷制だけでなく、
精神の解放について。
 彼はいいます。
 「自分を自由にできるのは自分だけだ」、と。
 そして、歌の力を歌っています。一緒に自由を歌うことで、手伝っ
てくれないか?と。

Old pirates, yes, they rob I;
Sold I to the merchant ships,
Minutes after they took I
From the bottomless pit.
But my hand was made strong
By the 'and of the Almighty.
We forward in this generation
Triumphantly.
Won't you help to sing
These songs of freedom? -
'Cause all I ever have:
Redemption songs;
Redemption songs.

Emancipate yourselves from mental slavery;
None but ourselves can free our minds.
Have no fear for atomic energy,
'Cause none of them can stop the time.
How long shall they kill our prophets,
While we stand aside and look? Ooh!
Some say it's just a part of it:
We've got to fulfil de book.

Won't you help to sing

These songs of freedom? -
'Cause all I ever have:
Redemption songs;
Redemption songs;
Redemption songs.
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by africa_class | 2012-07-08 23:02 | 【知る】抵抗の音楽

世界の中の「抵抗の音楽/音楽の抵抗」、日本の反原発運動の今(その1)

この後いくつかシリーズで書いています
●世界の中の「抵抗の音楽/音楽の抵抗」、日本の反原発運動の今(その2)
http://afriqclass.exblog.jp/15724514/
●抵抗の音楽【ミュージック・ボックス1~4】:ボブマーレー、マリア・ベッターニャ、シコ・ブアルキ
http://afriqclass.exblog.jp/16338523/
●おんなたちへ【抵抗の音楽】(A rose is still a rose by Aretha Franklin)
http://afriqclass.exblog.jp/16339368/

反原発デモに参加して以来、ずっと書きたいと思っていたテーマです。
「抵抗の音楽」についての話は、3・11後に急に言い出したことではなく、
私の授業で毎年必ず取り上げるテーマだったのです。(ブログの右側
の紹介CDやDVDをみてもらえれば分かるかも)
 今週日曜日の夜、大飯原発前で身体をはって抗議活動をしていた市
民の皆さん、それを24時間タイコを叩いて応援し続けた皆さんをみて、
居ても経ってもいられず、ツイットでは少しだけ書きました。
 これをまとめる形で書きたいのですが、今日も各種締切があり、とて
も満足いく形で書けそうにないので、出だしだけ書いておきます。

●ラブソングや弔いのアカペラを「抵抗の音楽」として流し続けた南アの
反アパルトヘイト運動のミュージシャン。
●アメリカ合衆国南部のアフリカ系アメリカ人に親しまれたゴスペル。
●奴隷としてアフリカ大陸から連れてこられた南アメリカ各地で脱走し
てコミュニティを創った人たちのアフリカンドラム。
●世界構造のオカシサを批判し、連帯の重要性を歌ったレゲエ。
●ヨーロッパで、世界で、社会問題に迫ったロックやパンク。
●独立後のアフリカ政府の腐敗と独裁と闘ったフェラクティ(ナイジ
ェリア)やアルファ・ブロンディ(コートジボワール)。
●ブラジルの軍事独裁と闘ったMPB、カエターノ・ベローゾ等の
ミュージシャンたち。

 思い付いた順番なので、脈絡がありませんが、以上に共通してい
る特徴は、非暴力抵抗と連帯を呼びかけただけではありません。そこ
には、アフリカ由来のリズムとビートが刻み込まれていた・・・という
ことです。そして、繰り返しのメッセージ・・・これもアフリカをはじめと
して世界中の人びとが連帯のために行ってきたチャントChantに由
来するもので、アフリカ音楽では極めて重要です。
 つまり、タイコ&チャントは人びとの集まりと、抵抗運動において
極めて重要な役割を、世界中で果たしてきたのです!
 中学生の時に、ブラジルのアフロ系音楽に触れて以来、このこと
に魅了されてきた私としては、21世紀を迎えたこの日本で、鑑賞音
楽としてではなく、抵抗のための音楽としてこれを耳にし、体感する
時代が来るとは全く予想していませんでした。
 まずはそのことを、皆さんに伝えたい・・・そう思ったのです。
つまり、日本の市民の運動が、自らの内なるビートやチャントのオリ
ジンに立ち戻りながら、世界的な抵抗運動に連なる新しい「トラディ
ッション(伝統)」を、今、絶望の中から、生み出している・・・というこ
とに、それを誰かの号令ではなく、一人一人の創意工夫によって、
各地での試みによって、なされている・・・・という点に、驚き、感激し、
希望を見ているのです。

 もう仕事に戻らねば:・・・。
一応、日曜日夜に興奮してツイッとした内容をコピペしておきます。
原始的なやり方でコピペしたので、読みづらいと思いますがすみま
せん。
 同じくNYから抗議運動をUstでみていた坂本龍一さんが、すぐ
さま大飯前の人びとのコールに音を載せて曲を創られました。
http://soundcloud.com/gunonayuta/oi-protest-rs
世界レベルで音楽をやっている人、活動をやっている人にとって、今
日本各地で行われている抗議運動、大飯前の24時間の市民が奏で
続けた声・音は、人類の長いスパンの歴史と世界に連なっていくもの
であると同時に、人間の中にある創造力の発現とリアルに結び付いて
いて、そこのことに「共鳴、感謝」しているのだということを、伝えたい。

●大飯原発前抗議活動。すごい太鼓音。リズムです。ブラジルでのデモを想い出します。非暴力、文化的アクション。皆さんを誇りに思います。
●大飯原発再稼働反対。坂本龍一による大飯プロテストのコールをサンプリングして急ぎ作ったトラックをアップ→ http://soundcloud.com/gunonayuta/oi-protest-rs #skmtnews 大飯原発最前線でガンバッテくださる皆さんに声援と感謝をこめて。
●今、機動隊が非暴力で両手を上にあげて、暴力反対と歌い続ける市民たちを「排除」しようと迫っています。この状況でも暴力反対を歌い続けてる。両手をあげているのは冤罪をかけられないため。→http://www.ustwrap.info/multi/iwakamiyasumi3::iwakamiyasumi 皆、国家権力が何をしているか目に焼き付けて下さい。
●リアルタイムで今、大飯原発前で起こっていることを目に焼き付けよう。人びとを守ることを放棄し、人びとを抑圧することに血道をあげる国家権力。それを報道しない日本のテレビ。押し寄せる警察に非暴力を貫きコールし続ける人びと、叩き続けられるドラム
●タイコの力に感謝。この「リズム」の応援がなければ、この長時間は無理だったろう。世界中で「抵抗の象徴」であり、権力を持たない庶民の「力の源泉」であり「仲間」なのだ。タイコがあることで、アクションをお祭り騒ぎと勘違いする人は世界を知らなすぎる
●音楽と抵抗の歴史については、南アフリカの反アパルトヘイト運動と音楽の役割をドキュメンタリータッチの映画としたAMANDLA!←http://afriqclass.exblog.jp/(ブログのライブログに掲載)抵抗の歌は現在の南アフリカの国歌Nkosi Sikelel' iAfrikaとなった。
●↓反アパルトヘイト歌で現南ア国歌Nkosi Sikelel' http://www.youtube.com/watch?v=tTtINHRja4k&feature=topics サッカーワールドカップ南ア大会時も繰り返し流れた。
●Nkosi Sikeleli歌詞「皆を呼ぶ叫びが響く。やがて我らは団結して立ち上がる。自由のために力を尽くし、共に生きていこう」http://www.youtube.com/watch?v=qXKur2FAN7g&feature=related 今、大飯で起きてること
●アフリカは「抵抗のための音楽、音楽による抵抗」の宝庫。それがディアスポラによってアメリカに伝播。それが世界に普及←現在の世界音楽の基層はこれ。世界に知られるアフリカの抵抗音楽にはさっきのNkosi Sikeleli..やFELAKuti→http://www.youtube.com/watch?v=9P2WsyTT7-A 
●世界の抵抗音楽についての番組→Music of Resistance シリーズ。モザンビークの貧困や水問題と闘う古くからの友人バンド・マスコス(Massukos)→http://www.youtube.com/watch?v=7a0a6Pxola4&feature=relmfu(ポルトガルのアフリカ移民と音楽→http://www.youtube.com/watch?v=cmUSH99xQw0&feature=relmfu
●そうですね。絶望ではなく希望を。憎しみではなく愛を。悔しさを強さに。痛みを共感に。悲しみを洞察に。分断ではなく繋がりを。だいじょうぶ。今日が終わりじゃない。今日を活かすために明日を見つめよう。明日を活かすために今日を諦めない。いっしょに。
●タイコを叩き続けることを可能にしているのは、警察の前の最前列に腕を組んで守っている非暴力の市民がいるから。タイコ周りの人が踊ってるのを変と思う人は、「タイコと踊り」が兄弟・恋人同士ぐらいに結びつきの深いものであることを知らないから。大飯前
●そして、タイコも踊りも、人を解放し、強くし、何より人同士を結び付ける。それが恐ろしくて、タイコを禁止した宗教指導者も。そしてアパルトヘイト下南アではミュージシャンこそが、真っ先に逮捕、拷問、暗殺された。http://www.youtube.com/watch?v=9rD6LxhZuuc ←映画Amandla!
●大飯原発前。凄い。機動隊前で抵抗音楽(Resistance Music)としてもグレードアップ→http://www.ustream.tv/channel/iwj-oita1#utm_campaign=t.co&utm_source=8481195&utm_medium=social私たちは、人間の力、Creation現場に立ち会ってる。独立メディア2chで延べ40万人以上がこれを視聴http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi#utm_campaign=t.co&utm_source=3532343&utm_medium=social
●私のモットー「今、中心にいる人たちの目に見えるものではなく、彼らの見えてないものこそを見る」において、①日本の中山間地で起きていること、②アフリカの農村で起きていること、③大飯原発前や日本の各地で起きている抗議行動、④若者のつぶやき…は等しく重要な重みがあります。
●↓抵抗の音楽について、多くのリツイート、ありがとうございます。運動における音楽(タイコやリズム)と踊りの重要性・普遍性に、皆さんも興味を持たれたのですね。今日はブログでも紹介した「ことばの力」について。コンゴ初代大統領の獄中の最後の手紙
●[exblog] コンゴ(民)初代大統領ルムンバの獄中からの最後の手紙「息子よ http://bit.ly/Mo7WH4

民衆の抵抗と音楽(その2)は→http://afriqclass.exblog.jp/15724514/
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by africa_class | 2012-07-06 12:24 | 【知る】抵抗の音楽