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岡田外務大臣の外交演説

1月29日の鳩山首相の所信表明演説に続き、各官僚による演説が
ありました。アフリカとの関係でいえば、外交演説ということで、是非
ご一読を。以下の外務省サイトに全文が出ています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/22/eokd_0129.html

総花的といえば、そうなんですが、これまでの政権との違いも出てい
るな、岡田さんらしい言葉使いだな、と思う点は多々あります。アフリカ
に絡む言及も多い方ではありますが、やっぱり「最後」なんですよね。

①ただし、↓うーん。この部分は官僚が書いたっぽい文言だなあ。特に、
「ODA倍増=開発と成長=貿易・投資の協力」というのは、どうなんで
しょうか。グローバル課題の部分で述べられていることとのギャップが
凄まじい・・・。政権が変わろうとも、「官僚が変わらない=注目を集めな
い政策が分からない」ことの証左なのかもしれません。市民社会の頑
張りが不十分ということでもあるのでしょうが。

(各国・地域との関係の強化)
世界経済危機や気候変動はアフリカの人々に大きな影響をもたらし
ています。貧困やエイズ、結核、マラリアなどに苦しむアフリカの人々
への支援は重要です。第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)の公約
である「アフリカ向けODA倍増」の実現に向け、必要な事業を着実に
進め、アフリカの開発と成長を後押しすると同時に、貿易・投資の分野
での協力を拡げてまいります。

②↓「同じ人間としての共感」というところは、政府としては珍しい表現。
ですが、「同じ人間じゃない」と考えている人がいるという前提ですね。
NGO入れているのが前進。しかし、しつこいようですが、対アフリカODA
倍増は貿易や投資、MDGsはNGOや国際機関というのは???。

(地球規模の課題に対するリーダーシップの発揮)
(政府開発援助)
 グローバル化が進む国際社会においては、飢餓や病気に苦しみ、
人間としての尊厳を保てないような苦しい生活を営んでいる人々が数
多く存在しているという、厳しい現実があります。同じ人間としての共感
を持って、人間の安全保障の実現に向け、途上国の人づくり、国づくり
を支援してまいります。極度の貧困と飢餓の撲滅、初等教育の完全普
及、ジェンダーの平等の推進、乳幼児の死亡率削減、妊産婦の健康の
改善、HIV/エイズやマラリアなどの蔓延防止、などのミレニアム開発
目標の達成に向けて、国際機関や非政府組織(NGO)とも連携しなが
ら取り組んでまいります。

③次の部分↓、是非よろしくお願いしたいと思います。しかし、「基本的
見直し」とは何でしょうか?これまで、何度も「見直した」といってきた
外務省だけに、市民社会が求める「抜本的見直し」に近い見直しで
あってほしいと思います。そして、そもそも「誰」が見直すのか?が
重要ですね。そこまで踏み込んでほしかった・・・。

 同時に、現在の開発援助について国民の共感が十分には得られてい
ないとの認識の下、政府開発援助(ODA)の在り方について本年夏まで
をめどに基本的見直しを行います。それによって、国民の理解と支持の
下、ODAをより戦略的かつ効果的に実施してまいります。

④常々お話してきた以下の点が、むすびに言及されているのはとって
も嬉しいです。今後ますますグローバルそしてローカルな交流が求め
られる中、外交官だけがいくら頑張っても本当の意味での「絆」をつく
ることはできないのは歴然としているので。しかも、「絆」づくりにおいて
は、それを仕事としてやっている人よりも、純粋な「おもてなし」とか「ま
ごころ」を込めてやっている民間人のほうが、エキスパートだと常々お
もってきました。特に、田舎のお母さん方!例えば↓
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(むすび)
また、外交は政府だけで行うものではありません。COP15では、政府
代表団にNGOのメンバーが加わりました。私は、広い意味での外交を
実現するに当たり、NGO、地方自治体、民間企業・団体、文化交流に
携わる人々の役割に大きく期待しています。
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by africa_class | 2010-01-31 12:38 | 【徒然】毎日がアフリカ

アフリカ教科書づくり

ゼミ合宿から1週間・・・更新してなかったのですね。学年末ということも
あって、慌ただしい毎日のうえに、今週は毎日飲み会があり、さすがに
ブログまで余裕がなかった状態です。
 サッカーワールドカップ南ア大会の2010年を迎え、アフリカ関係の
本がどんどん出版されています。私も『アフリカ学入門』という本を色々
な人の協力を得ながら作成中ですが、他の先生方の本の「中身」も書
いていて、火の車のまま年末・年始を過ごし、現在に至ります。出版社
からついに、「もう最後です!」の掛け声がかかり、さすがに辛い。
 しかし、監修担当の先生方の質担保のための叱咤激励は止むことが
なく、もう3度目のダメだしをされているところ。メゲたらアカン!
 でも、こういうことは珍しいことなのだと思います。その点、アフリカ
学会関係者の「優しさ(厳しさ)」には、いつも有難い思いです。先生方、
ありがとうございます。さすがに人の論文をチェックする側になると、
なかなか自分のものをチェックしてもらえる機会はなくなり、出版前に
は不安が募ります。
 同じように、監修者の立場としては、皆さんの原稿をチェックしなけれ
ばなりませんが、『アフリカ学入門』は、「私が受けたい講義」で選んだ
「ドリーム授業」ですので、執筆陣はキラ星のごとく。下っ端の私がその
すばらしい原稿をチェックするのは、本当に気がひけます。が、「高校生
が読んでも理解できる」という点にチェックのフォーカスがあるので、そ
の点では適任かな?(いや、高校生だったのは随分、随分前です。
ただし、先生方よりは・・・・)
 しかし、〆切までに書いてもらうには、なかなか苦労が大きい。かくい
う私も他の本の監修者の先生方には、申し訳ないことばかり・・・。しか
し、ワールドカップは近づくし、エライ先生にそんなに催促できないし。
 さっきも、ある執筆者の先生から、お電話をいただいたところです。
電話に出るなり、「ごめん」の一言。こちらも、「忙しいのにすみま
せん・・・」「半徹夜だから」「ああ・・・すみません」「機嫌悪いから」「ああ、
なんという・・・ごめんなさい」。「大丈夫。意味のあることだと思ってるか
ら、協力してるんで」・・・嬉しいです。
 ドリーム授業ゆえの、お互いの苦しさですが、日本に一人でもアフリカ
に興味を持つ人を増やしたい。アフリカの実像に迫る機会を増やしたい。
その思いで、力をあわせているところです。
 でも、教科書完成(予定)の6月をお楽しみに!
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by africa_class | 2010-01-29 18:55 | 【徒然】毎日がアフリカ

ゼミ合宿終わりました

ゼミ合宿が終わりました。恒例の冬合宿は、卒論執筆者のお疲れ
さま&次年度卒論執筆者の発表がメインですが、今回も卒業生・
院生・家族など、多種多様な皆さんが集まり、楽しい合宿となりま
した。
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湖のすぐ横のとっても使いやすい合宿場でしたね。
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今年は、3年生の9割が留学などに行くということもあり、まずは
ビジョン・ミッションをそれぞれ考え、マインドマップを作成すると
ころから入ってもらいました。真剣にマインドマップを作る皆。
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最初は戸惑っていたみんなも、発表するころには、自己分析を
しっかりできていました。

次は、論文テーマ発表。通常は1人の発表につき2-3のコメン
トや質問という感じなのですが、今回はすごい。5-6どころか、
皆最後は「先生」状態に!私の出番・・・ないやん、という嬉しい
状態でした。Peer Education(学生同士の学び合い)こそ、
わたしがこのゼミで目指していることで、嬉しかったです。まあ、
そんなこと偉そうに私がいわなくても、みんながしっかり互いに
学び合って、教え合ってきたのでしょうが、今回はそれがとって
もよく分かるほど活発なやり取りができました。
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その間、先輩たちは、せっせと夕食を!腕によりをかけたアフリ
カン料理&othersに、皆感激でした。

卒業生の皆さんとも、ゼミ生が自然に交わり合ってて、見てて、
嬉しかったです。学生同士から学べるものもあるけど、やはり
社会人から学べることも多いからね。是非、今後も仲良くして
やってください!

次回は、追いだしコンパ、そして6月にはまた夏合宿を農業研修
とあわせてやりたいですね。まずは、試験やレポートを乗り切って、
春休みをお互いに堪能しましょう!

合宿担当のきみちゃん、お疲れ~。
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by africa_class | 2010-01-24 18:47 | 【大学】アフリカゼミ(3・4年)

28日にアフリカ有機農業勉強会

勉強会、再度お知らせです。

申し込みはまだ受け付けています(26日火正午まで)。懇親会
の参加の有無も含めて、ご連絡ください。
============================
「地元の有機的なつながりを活かす在地の知恵:その回復と変容
 ~ジンバブウェ中部の事例から~」
============================

■日時:2010年1月28日(木)18時半~20時
■場所:東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟2階210号室
(JR中央線武蔵境駅で西部線に乗り換え、多磨駅下車、徒歩3分)
(京王高尾線飛田給駅下車徒歩15分か、多磨駅行きバスで5分)
http://www.tufs.ac.jp
■参加料無料、要申込み
(お名前、所属、肩書、懇親会出席の有無を、1月26日(火)正午まで
にafrica.seminar<あっと>gmail.comまで送ってください。)

■勉強会題目
「地元の有機的なつながりを活かす在地の知恵:その回復と変容
 ~ジンバブウェ中部の事例から~」
■肩書・プロフィール
壽賀一仁(すが・かずひと)
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC) 事務
局次長。一般社団法人 あいあいネット(いりあい・よりあい・まなび
あいネットワーク)理事。1990年のエチオピア赴任をきっかけに
アフリカ、アジア、南米で住民主体の持続的農業・農村開発および
自然資源管理にかかわる一方、日本各地の農山漁村における地域
づくりの取り組みとネットワークを結ぶ。有機農業については、国内
のほかジンバブウェやケニアでも研修を受けている。
■概要
地域固有の環境は自然界の有機的なつながりのなかで維持されて
いるとともに、それを利用する暮らしや文化との有機的なつながりに
よって支えられている。ジンバブウェ中部には、そうした有機的なつ
ながりを活かす在地の知恵の工夫によって、1970年代の独立闘
争から現在まで地域固有の環境と暮らしの回復に取り組んできた
人々がいる。その事例を紹介しつつ、狭義の農法だけにとらわれる
ことなく、地域の有機的なつながりのなかの農業・農村開発という
観点からアフリカにおける有機農業の可能性を考えたい。

■連絡先
東京外国語大学 舩田クラーセン研究室
直通:042-330-5260
メール:africa.seminar(あっと)gmail.com(担当:今城)
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by africa_class | 2010-01-24 18:33 | 【紹介】アフリカ・イベント

特集1989アフリカ@オルタ

雑誌『オルタ』2009年11月-12月号に原稿が掲載されました。
特集1989→です。
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「冷戦/ポスト冷戦とアフリカの人びと、そして日本」
本当は、サブタイトルがあったのですが、すっかり消えていました・・・。
「二頭の巨象が愛し合ったとしても・・・」
だったのですが。

ちょっと雑誌の方向性と違いしたかな?
オルターナティブな人たちに「愛」はダメ??
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by africa_class | 2010-01-22 14:13 | 【記録】原稿・論文

報告:卒業論文発表会

本当に書きたかったのは、こっち。

卒業論文の発表会も無事終わりました。
体調を崩して発表できなかった人も2名出ましたが、3年生も
休学組も、次期ゼミ生も参加し、活発なやり取りができました。
ポスターを見て、卒業論文の書き方に関心をもって参加したと
いう2年生も複数人いて、嬉しかったです。
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卒論執筆者、一人一人の教訓には、私も学ぶところが多かっ
たです。毎年、もっとこういう風にしてれば、学生も書きやすか
ったかな、もっとこういう風に伝えたらよかったかな、といつも
反省します。

でも、いずれの論文も見違えるように素晴らしいものになり、
本当に感動的でした。この感動があるから、やめられないの
よね~。

しかし、先生&その家族に、お願いだからクリスマスと年末
年始をいただければ・・・いつの日か・・・・。ということで、3年生
の卒論指導を、今から頑張ります。(頑張ってほしくない??!)
さっそく、土曜日の合宿、がんばろうね。今年も冬合宿は、相模
原で実施です!!
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by africa_class | 2010-01-21 17:42 | 【大学】アフリカゼミ(3・4年)

「アホ」はハラスメント?

授業に、試験に、入試に、論文発表に、会議に、学内で忙しさが
加速している中、自分の2つの原稿の改訂を命じられ、ヒイヒイ
いっています。そんな中、人の原稿の修正をしたり、編集をしたり
で、だんだんワケワカメ状態。(ん?いまどき使わないって?)
 そういえば、昨日の会議(なんと4時間4つの会議がぶっ通し)
で配られたキャンパスハラスメントの資料に、「アポか」という
言葉がNG文例として出ていました。
 関西人的には、なぜ「アホ」だけ???!!!と憤慨。「バカ」
とかも是非載せてほしかった。関西では「アホ」は愛情表現
なんですが・・・さすがに東京では使えませんねえ。あるいは、
関西の大学で先生が使ってたら、関西以外の出身者がハラス
メントと考えたのかもしれません。

 ということで、即席関西弁講座。(そんな暇ないのに・・・。試験
の前の日になると部屋掃除をしたくなった自分の性格が、ん十
年経っても変わらないことに、哀しみを覚えます。)

事例1:「あんた、アホやなあ~」
<=にんまりして言われたら、「そんなあなたが好きだよ」という
   ことだと思いましょう。
<=たいてい、この後に、「しょうがないからやってあげるわ」
   とか、「そんなん任せといて」とか、くることが多い。
<=「アホやなあ」といわれたら、仲間にしてもらったと思いま
   しょう。

事例2:「そんなアホな」「そんなアホなことあるかい」
<=他意はありません。
<=強く聞こえたとしても、単なる「そんな」です。

以上。無駄に3分費やしてしまった・・・。
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by africa_class | 2010-01-21 17:36 | 【徒然】深大寺日記

UNFPAがインターン募集

募集案内が来ています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○○ お知らせ
国連人口基金東京事務所 インターン募集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

国連人口基金東京事務所では、現在、以下の要領でインタ
ーンを募集しています。

● 応募資格
★ 国際協力、開発分野における知識や経験がある方。
特に人口問題、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ分野への関心
がある方が望ましい。
★ 英語運用能力のある方(TOEIC 800, TOEFL(P)570,
(C)229, (I)89程度)
★ MS Officeおよびホームページビルダー、Illustrator、
Photoshopを使用した作業が可能なこと。
★ 2010年2月~8月(これ以降の契約延長も可能)、週3日
定期的に事務所に通える方。イベント前などは、適宜必要に
応じて対応していただきます。
★ 大学卒業または同等の学歴を有すること。

● インターン業務内容
★ 国連人口基金東京事務所の業務アシスタント。特に、「お
母さんの命を守るキャンペーン」推進企画・関連イベント実施、
ウェブサイトの更新作業、英文翻訳、講演資料・報告書作成、
経理業務の補助など、幅広い業務に適宜対応。

● 待遇・給与
無報酬。交通費支給なし。

● 応募方法
履歴書と志望動機(A4用紙1枚程度)を下記まで郵送または
メールでお送りください。

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-53-70 UNハウス(国連大学ビル)7階
国連人口基金東京事務所 インターン募集係
e-mail: ueno(at)unfpa.or.jp

● 応募締切
2010年2月5日12時必着

● 選考方法
書類選考の上、 2月9日(火)に面接・試験を行います。
なお、応募書類は返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。
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by africa_class | 2010-01-20 12:52 | 【募集】インターン・ボラ

アフリカンフェスタは6月12日・13日@横浜

2010年度のアフリカン・フェスタは、3年連続横浜の赤レンガ
倉庫広場で開催だそうです。
6月11日のワールドカップ開幕にあわせて、6月12日・13日に
開催するそうです。
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by africa_class | 2010-01-19 18:48 | 【紹介】アフリカ・イベント

1・17阪神淡路大震災からハイチへ

今日で、15回目の1月17日を迎えました。6000人を超える死者を
出した大災害から15年。日本でも、世界でも、災害による大被害は
止むことなく続いています。
 15年経っても癒えることのないたいせつな人を失った人びとの心
と減ることのない復興住宅での独居死に、なんともいえない気持ち
でいっぱいです。
 さて、4日前に発生したハイチ地震ですが、死者数だけでも20万
人を超える可能性が出ており、現地で活動していたPKO関係者2
00名近くも絶望視されています。近年、ハイチの人びとが背負って
きた数々の苦難を思い起こすとき、それだけでも大変な人道危機的
状況だったというのに・・・絶句です。
 災害は貧しい国にも豊かな国にもやってくる・・・とはいいますが、
災害対応がしっかりしていない国や地域で起きた場合、必ずしも
その結果は「公平」ではありません。その意味で、ハイチでこれほど
の規模の地震が起こったことは偶然ですが、人命についていえば、
予防とその直後の救援活動が問題となります。ハイチの被害者の
かなりの部分が、その意味で「人災」だともいえます。
 この教訓は、まさに阪神淡路大震災でいわれたことです。長年に
わたって地震を経験しなかった地域だったことが、予防を怠らせた
ことは、記憶に新しいことかと思います。だからこそ、震災後、兵庫
県あるいは神戸は、災害予防のセンターを設立して、教訓を活かそ
うとしてきました。
 そして、私が何より哀しいのは、今回のハイチ地震に対する日本
政府の動きの遅さです。「関係の薄さ」がそうさせたのでしょうか?
現地情報の入手に手間取ったといいますが、大災害です。日本で
何度も電話する程度で情報が集まるわけがありません。「即行動」、
これが大原則ではなかったでしょうか?ハイチは、日本で思われて
いるほど遠い場所ではなく、マイアミからすぐの小さな島を右半分
をドミニカ共和国が、左半分をハイチが占めています。私もドミニカ
共和国からハイチ国境まで行ったことがありますが、本当にすぐで
す。
 さらに、支援も、日本らしく、よその国がいくら出すかを把握したう
えで金額を決めている点が、同じ災害国として情けないです。結局、
日本が見ているのは「災害現場」そして「被災者の人びと」ではなく、
いわゆる「国際社会」なんですね。民主党政権になったというのに、
いつもと変わらぬ「お役所仕事」・・・日本は世界の中でどういう国と
なりたいのでしょうか?横並び、中途半端にしかできないのであれ
ば、やらないほうがマシです。相手のことを考えられない支援など、
無駄でしかありません。
 では、「遅れた」から、どうするのか?これは、別の考え方も可能
です。冒頭に書いたとおり、阪神淡路大震災では、15年が経過し
ても、色々な面、特にコミュニティのレベル、一人ひとりのレベルで
みれば、「復興」は果たせていません。日本ですら、この状態です。
それはつまり、社会的なサポートは、今後15年以上続くということ
です。その教訓に立てば、日本はここから長きにわたって震災後
に寄り添う・・・ことも可能なはずです。そのときには、15年前の震
災の負の影響をなんとか緩和すべく、もっと国をあげて被災者・
コミュニティを支援し続けないといけないでしょう。

 さきほど、コンゴ東部で活動していた米川正子さんが、ハイチに
向けて出発しました。NGOのJENの調査団の一員として現地入り
します。コンゴとハイチを似ているという人は多いですが、現場に
強く、人びとの側に立って活動ができる米川さんに期待したいとこ
ろです。
http://jenhp.cocolog-nifty.com/emergency/cat21785389/index.html
米川さんには、現地からツイッターを通じて、情報を送ってくれと
頼んでいます。是非、フォローしてください。(まだ2名しかフォロー
してないし) masako1884 (1884年、ベルリン会議の年を
入れてるのが彼女らしい)

また、友人の某新聞の元ナイロビ支局長も発生直後から現地入
りして頑張ってます。まずは、彼らの応援からしたいと思います。
米川さん、この記者、そして私は、アフリカで何人死んでも世界や
日本が動かない現状を嘆いてきました。今同じ状況がハイチで起
こっているのに対し、黙っているわけにはいかず、今後もハイチ情
報フォローしていきます。
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by africa_class | 2010-01-17 15:45 | 【徒然】深大寺日記