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日本国際政治学会in北海道

昨日から日本国際政治学会に参加するため北海道へ。
しかし、朝から晩まで学会発表。昨日も終わったのは8時だった。
めげずに、イタリアン居酒屋で地元の素材を使った食事とワイン
に酔う。たまには一人もいいね。
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アメリカの刑務所について発表した「平和研究」の部会で。
しかし、アフリカ学会や平和学会とは、雰囲気が全然違う。
当たり前だけれど・・・・。一言でいうと、「黒い」。
この学会、男性・黒い背広が特徴のようで。
もちろん、どの学会も男性が多い。特に、45歳以上の男性が
目立つ。仕切っているのも大半が男性。しかし、平和学会もア
フリカ学会も背広派は実は少数派。しかも、来ていても灰色と
かブラウンなどの色なので、目立たない。別に黒が悪いわけ
じゃないけど。かくいう私も、スボンは黒。
 一番怖いのは、就職活動真っ盛りの時期の大学。「リクルー
ト・スーツ」なるものを来た学生が、わんさか現れる。しかし、
なぜ黒じゃなくてはならないの?黒いゴムで髪をしばらないと
いけないって、誰が言い始めたの?
 なぜか、フィニッシュは黒いスーツで終わってしまった・・・。
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by africa_class | 2010-10-30 10:15 | 【徒然】毎日がアフリカ

行政と住民、市民社会を考える~街づくりのケース

深大寺通り街づくり協議会というのに入っている。
去年準備会が立ちあがり、最初からチョコチョコと関わっている。
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小学校で、道路の社会実験の説明会があったので、寒い雨の
中、子どもとえっちらおっちら行ってきた。どんなに忙しくても、
地域社会をおろそかにしてはいけない!
でも、来てるのは、関係者ばかり。市役所の人、コンサル会社の
人。その上、せっかく住民が集まって役所の人たちと決めたプラ
ンが覆されて(詳しくは後日)、本当に皆腹を立てている。といって
も、本当に悪いのは警察らしい。警察がいきなり、道路に実験的
におくはずのハンプ(こぶ)が駄目と言いだした。
 ハンプ・・・日本ではあまりお目にかからないけれど、世界中どこ
でも普通にある。スピード出しがちな道路で、スピードダウンさせ
るための工夫で、どこかでは「寝ている警察(sleeping police)」
と呼ばれているほど。それをなぜ設置禁止にしてしまったかという
と、ずばり「危ない」から。
 時速制限30キロの深大寺通りの車のスピードを測ったら、大幅
に上回っている車ばかりで、そんな道にハンプを置いたら、「危な
い」から、「責任を取れない」そうな!!!!現状を放置している
ほうが危なくないんでしょうか???!本当に驚く言い訳。警察が
決めたことで、役所が決めたわけではないものの、しかし、そこは
地方自治体。文句をいいそうな人の家を回って、説明会で誰かが
ちゃぶ台をひっくりかえさないように根回し・・・。
 家を回られた人たちは、厳しいことも言えず、泣き寝入り。でも、
こういうことをするから、住民は参加しないんだよね・・・。だって、
これって口封じ。住民主体で町づくりをしてくださいとお願いして
おいて、住民に反論もさせない・・・。哀しい民主主義です。
 アフリカでも長らく「参加型開発」とか「住民主体の」ということが
いわれてきたけれど、実態は、開発コンサル会社や国連、援助
機関が、交通費・食費と称してお金をあげるから集まるだけ。援助
関係者も矛盾を感じるものの、住民の参加率を上げない限り、や
ったことにならないため、必死。誰のための何の開発なのか・・・。
 ひるがえって深大寺。上からふってきた「街づくり協議会づくり」
を(市が予算が国から降りてくるからやるようにといった)、住民な
りに、主体性を発揮して進展させてきたというのに、結局のところ、
単に「議論」に「参加」しただけ。最終決定は、どこか見えないとこ
ろで、知らない間に行われ、住民が何度も何度も集まって、互い
の異論を合意形成にもっていった案を、結局は無視。それなら、
住民参加なんていわなきゃいいのに・・・と皆憤慨。
 遠いアフリカでやってきたことを、地元でもされているということ
に、「灯台もと暗し」だったなあと反省。がっかりすることも多いよ
うだけれど、これも積み重ね。しぶとく、がんばるべし。勉強にも
なるしね。
 それにしても、街づくりもあまりに真面目にやらず、時には羽目
はずしてもいいような気がした。蕎麦屋のおじさんたちがいるから
成り立っているけれど、やはりもっと女性の参加率をあげる必要
があるだろうなあ~。女性が集まるところに、男性も集まるわけで。
逆は、あんまり起らないから。(本当に。ちょっと周り見て。映画
やバー、レストラン、クラブに女性半額とかフリーの日があるの
は、これが理由。)女性の参加。。。。いい知恵あったらお教えを。
従来の自治体とか子ども会とか、義務が伴う中間組織ではなく、
街づくり協議会はあくまでもボランタリー組織。人の自発性に頼っ
ている以上、「面白さ」「ためになる」ことが時にないと、ね。
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by africa_class | 2010-10-30 00:03 | 【徒然】深大寺日記

11月13日、14日は横浜でアフリカ

久しぶりに超がつく忙しさ。大学は大学で、授業が忙しいだけでなく、「変
わらなきゃ」の風に吹き飛ばされそうになり、学部改組の話があっち行っ
たり、こっち行ったりで忙しい。先日も会議は夜8時になっても終わらず、
毎週のようにこの調子。その上、入試・・・。大学というところは、「効率」も
「効果」もなかなか重視できないところだから、仕方ないか。
 他方、毎週のように講演会家研究発表があり、明日からは北海道に飛
び、国際政治学会へ。相当準備しないと人前で話せないのに、ボランタ
リーにやっているイベントや学生企画の数々、そしてついには深大寺通
り街づくりまで紛糾し、火が吹いた。そして、重なるときは重なるもので、
今朝は洗濯機が故障してしまい、ふたが開かん・・・。はあ~。
 しかし、それでも、2年前に比べれば「暇」な方で、暑過ぎてあまりなら
なかった夏野菜を諦めて引っこ抜いて、コンポストで熟成されたたい肥
を畑にすき込み、冬野菜の種をまいていたりして・・。だから忙しいんだ
という意見があるものの、生活の根っこは重要。これまた2年前の教訓。
あの時は、本当に不健康だった。
それにタクシーばかり使ってたし。(タクシーに乗れば早いだけでなく、数
分でも仕事ができるから・・・哀しい毎日でした)。でも、今や毎日玄米&
雑穀とお野菜の生活。洗濯も雨水をバケツで運び、箒で床をはき、排水
を植物にまき、ピアノを弾く。寝る前に子どもと本を読み、子どもとネコを
寝かしてから、今日の新聞を読む。
 これが至福の時。とはいえ、最後の方になればなるほど、夜の予定が
あれば、できない日もあるけど。それに、ついつい寝てしまって。
 でも、格段に健康的でエコな生活になったなあと、何気なく1000円代
のガス料金票を見ながら想った。なんといっても身体は資本。きちんとし
た生活を毎日送っているからこそ、なんとか乗りきれるだけの気力・体
力が残っているんだなあ、とつくづく思う。その意味で、早寝・早起きの子
どもとネコに感謝。まずは、ピイピイありがとう。彼が眠くなるから、子ど
ももネコを寝かすために寝に行くようなもの
なんで。
 とはいえ、ここからがヤマ場・・・。北海道の翌日から2週間の国際交流
基金助成プロジェクトが発動。すでに、5都市・8人・14日分の1時間おき
のスケジュール、to do list、全食のシュミレーション、二百五十万円の
予算書・・・を完成させ、我ながらすごいロジと自画自賛していた今日の午
後。一瞬の達成感を感じた瞬間、嫌な予感が。大抵こういうときに、何か
忘れていた大きなポカを思い出すのだよね~と思っていたら、ポルトガル
から電話が。そりゃ大ごとでしょう。
 案の定、モザンビークからのゲストが、ホテルは4つ星がよい・・・との
お電話。APECでまったくその手のホテルがない中、そして予算がない
中、立地条件、許容範囲のレベル、料金など工夫に工夫を重ねて取っ
た部屋だというのに・・・今から全部キャンセル???まあ、一国の大臣
まで務めたおかた。しかも、75歳なら仕方ないかな。油断するとろくなこ
とがない。
 で、このイベント。「アフリカx日本x世界~暴力を平和に変える空間」に
ついては、以下のサイトをご覧ください。相当斬新な、今までにないスタイ
ルのイベント群であることは間違いなし!

 横浜のワークショップとシンポジウムは一般公開しているので、ぜひど
うぞ。APECの開催中ではあるものの、アフリカをお忘れなく・・・ということ
で、「アジア太平洋APEC)のど真ん中でアフリカを叫ぶ」企画に是非ご協
力を。(せっかく、横浜市がこんな状況の中で後援してくれているし。K部長
、ありがとう。)
http://spacepeace.exblog.jp/
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by africa_class | 2010-10-29 00:08 | 【紹介】アフリカ・イベント

龍谷大学の研究会@能登半島

京都の次は、能登半島・・・しかもそのテッペンに行ってきた。
龍谷大学の内発的発展に関する研究会で、日本の内発的発展の先行
事例から学び、ヒントを得て、アフリカの内発的発展について議論する
土台を検討しようということで。
 家族も行くはずが、急に途中離脱・・・サッカーの方が大切・・・だそう
で。まあ、そもそも金曜日の夜に出るとはいえ、東京から能登半島。し
かも、金沢から150キロ離れた半島のてっぺんだし。二酸化炭素出し
すぎるし???!!私と同じ年の女性の先生たちは、おつれあいに子
どもさんたちを同伴。各自2人ずつのお子さんを抱えての1泊2日の強
行軍だったけれど、夫君たちのサポートが素晴らしかった。
 例のあれですね。あれ。。。今流行りの、「イクメン!」=育児に励む
素敵なメンズ。やはり、家族のサポートあっての研究活動だなあと、つ
くづく思いました。
 そして私の場合は、家族&近所の皆さん。不在中の4日間、2日間
は近所のお宅でご飯を食べていたらしうK、昨日飛行場から近所の家
に直行。どこが自分の家???という感じで、ダイニングに座った途端
ホカホカの夕ご飯が並び、なんだか本当に幸せを感じた次第。イズミ
さん、いつも本当にありがとう。
 しかし、ここからがヤマ場。今週は国際政治学会@北海道に、来週
からはついに国際交流基金のプロジェクトが開始。全国行脚が始まり
ます・・・。
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by africa_class | 2010-10-25 23:01 | 【記録】講演・研究会・原稿

京大での発表終わり

今京都にいる。でも、京都らしいところにはまったく行けてない。
昨日、京都大学アフリカ研究資料センターのアフリカ地域研究会で発表をしてきた。お題は、「和平から18年後のモザンビーク社会の今、そして私たち~北部農村における社会関係資本調査から」ということで、かなりチャレンジングなネタにあえて挑戦。
 しかし、平日のお昼間ということもあり、ほとんど人は来ないだろうとたかをくくっていたものの、部屋いっぱいの参加者。しかも、一般市民であろう方々、アフリカ研究界の重鎮の面々、院生・学生・・・がそれぞれ2割~3割という、不思議な聴衆の前での発表となり、さすがの私も、どのレベルの何に力点を置いていいか戸惑った。
 しかも、京大のアフ研で、「社会関係資本」なんて概念を使って研究発表なんて、やめときゃよかった・・・というのは、後の祭り。でも、自分の今までやってきたある種「手堅い」アプローチに、少し違ったものを取り入れてみてもいいんじゃないか、と思って、あえてやってみている。まだ、色々検討すべき点はあるけれど。
 モザンビークの対象社会が、母系制から父系制に移行しているのではないか・・・というのが、現在のところの観察であるが、それをあえて社会関係資本で見る必要はない・・・のは、確かにそう。もっと、権力関係で見たり、相続で見たり、できるはず。はい、そうです。
 でも、個人的には、やってみて良かったと思ってる。これで何かを説明しきれるとは思わないものの、トライアルという意味では。普段、質的インタビューを中心に調査をしてきた私としては、今回、質問票を使って量的調査を少しばかりやってみて思ったのは、やっぱり両方を組み合わせると、結構面白いところまで分かるな・・・ということだった。
 まだ、調査結果を、きちんと歴史的なプロセスや個々人の背景を含めてまとめられていないので、その部分はまったく紹介できなかったものの・・・。という意味で、あえて社会関係資本調査をしてみたことに後悔
はないものの、そこから先については、まだまだ検討が必要かな。
 モザンビークには16年も通っているので、今さら社会資本もないだろう・・・と思わないでもないけれど、ルワンダという社会を調査する際には、かなりこのアプローチは役に立った。後、半年ぐらいツラツラ考えてみて、調査に協力してくれた人、一人ひとりの顔を思い出しながら、彼・彼女らを取り巻く人間・社会関係を再度念頭において、結果を眺めてみよう。楽しみだ。しかし、その時間が一体いつ取れるのか・・・・。

 ここのところ、プロジェクトの事務や教育、講演会、学内会議にばかり時間を取られていて、なかなかしっかり研究のことを考える時間がなかった。だから、久しぶりの研究者との密接な交わり、嬉しかった。京大の先生方が気を使って、あまり厳しいコメントをしてくださらなかったのが、心残りだけれど・・・。学生ではなくなるというのは、そういう点で寂しいもの。
 率直に、真正面から、厳しいコメントをいただけるのは、もうないんだ。
後は、言葉の端々に出てくるニュアンスや、言われないことの奥に、あるであろうコメントを推測しながら、高度なやり取りをする道しかないんだ・・ということが、今さらながらに寂しく感じる。
 学部のゼミでの、学生同士の厳しいコメントの応酬を聞いて、少し羨ましく感じる今日この頃。もはや「若手」ではないことに、ようやく気づいた次第。今さらだけれど~。


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by africa_class | 2010-10-23 00:03 | 【記録】講演・研究会・原稿

ボチボチ始動!

学生のコーヒー企画が、徐々にスタート。
来月の学園祭でデビュー・・・したいところだけれど、間にあうのだろう
か・・・。まあ、予告だけでもしたいところ!
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これが「生豆」なんですが、それすら知らない面々・・だけど、がんば
ろう!ちなみに、スペシャルティ・コーヒーのレベルの豆となってます。
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第1回目のミーティングでは、どんな仕事があるかをブレーンストー
ミング。最初に出てきた課題は、「通関」「検疫」。さっそく、JETROさ
んにお電話し、学生の相談に協力してくださることに。JETROさん、
ありがとう。今のところ、焙煎をこちらでするイメージ。個人のお客さ
んより、カフェをターゲットに・・・ということだけど、ケーキ屋さんもい
いかもね。
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試しに、ルワンダ・コーヒーケーキをつくってみた。自分でいうのもな
んですが、美味・・・でした!ポイントは、コーヒーの液体と粉を両方
使っていること。そして・・・隠し味のブランディーがよかったのかな。
 ルワンダから絵美ちゃんも帰ってきたことだし、本番は来週から。
前回参加できなかった学生の皆さんも、がんばろうね。
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by africa_class | 2010-10-16 17:58 | 【協力】カフェ・モサンビPJ

毎日MOTTAINAI講演会終了

毎日新聞主催のMOTTAINAIシンポジウム無事終了。
「地球の未来のために行動しよう~日本とアフリカから」という
テーマで、ガーナからお越しになったアフリカ生物多様性ネット
ワークのスルマナ・アブデュライ博士と一緒に講演をしました。
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20101015ddm012040036000c.html
ちょっと忙しくて(相変わらず・・・)、詳しく書けませんが、今朝
の毎日新聞の記事をはりつけておきます。
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by africa_class | 2010-10-15 19:08 | 【記録】講演・研究会・原稿

アフリカ産業戦略勉強会(アンゴラと石油)

イベントの秋・・・ですね。私たちも大忙し。
GRIPSから勉強会の案内が来ました。学生の場合は、事前に私に
メールください。その他の皆さんは、主催者に直接ご連絡ください。
=====================================
第11回「アフリカ産業戦略勉強会」
■日時 2010年11月4日(木) 18:30~20:00
■スピーカー 菊地隆男氏 (開発コンサルタント)
■テーマ : 「アンゴラの民間セクター開発 : 石油と中国の後に」
=====================================
1975年の独立後、1992年の停戦をはさみ、2002年の内戦終了
まで、27年にわたる混乱を経験したアンゴラ。その後、各国からの
外国直接投資と貿易自由化をてこに、堅実な経済成長を続けてい
ます。特に、石油収入は、GDPの50%、国家予算歳入の80-85
%、輸出の90-95%を占め、貿易の原動力となっています。実際、
ナイジェリアと並び、サブサハラアフリカ1-2位を争う原油輸出国と
なっています。
(中略⇔詳しくは、「More」をクリック)
そうした背景の中で、日本は、アンゴラとどのように向かい合ってい
くべきなのでしょう。日本の官民の関わりを最新の資料で紹介すると
ともに、アンゴラ政府の側から、その動きがどのように受け取られて
いるのか、多角的に分析します。アンゴラ政府に翻弄されず、カント
リーリスクをマネージメントして、BOPを含めたビジネスを通じ、貧困
削減を進めていくための判断指標を提供します。
■会場 政策研究大学院大学1階 会議室1A,1B
a. 都営大江戸線 六本木駅 徒歩5分
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/contact.htm
■前回(第1回~第10回)までの勉強会資料・議事録等は下記の「ア
フリカ産業戦略勉強会」サイトからご覧になれます。
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/industrialstrategy.htm
■出席&問合せ:10月31日(日)までに、GRIPS開発フォーラム
飯塚さん(m-iizuka<アット>grips.ac,jp)

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by africa_class | 2010-10-13 13:48 | 【紹介】アフリカ・イベント

サラ・バールトマンの生涯

「昨日のゼミで読んだ『アフリカから学ぶ』の4章(富永智津子先生のお書
きになった「アフリカ史を読みとく」にも出てきたサラ・バールトマンさんの
お話です。すごくタイムリーですね。永原陽子先生の解説つきという豪華
さ!見逃さないように!
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東京外国語大学AA研アフリカ文化基礎研究班公開セミナー
The Life and Times of Sara Baartman
〔サラ・バールトマンの生涯と時代〕
(南アフリカ,1998年,英語,52分)上映会
日時:2010年10月25日(月)18:15~20:15
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階
    大会議室(303)
解説:永原陽子(AA研/南部アフリカの歴史)
参加費:無料 事前申込:不要(どなたでも参加できます)
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今からちょうど200年前、南アフリカの先住民コイコイの女性サラ・
バールトマンがヨーロッパに連れて行かれました。サラは「ホッテン
トット・ヴィーナス」としてロンドンやパリの見世小屋にかけられ、死
後は解剖され、脳と女性器がホルマリン漬けにして保存され、骨格
標本・蝋人形とともにパリの博物館で1970年代半ばまで展示され、
その後も保管されていました。
南アフリカの民主化とともに、サラを「人」として取り戻そうとする機
運が高まり、2002年にサラはフランス政府から返還され、故郷に埋
葬されました。サラの帰還後、ヨーロッパ各地にあるアフリカ人の身
体標本や遺骨の返還を求める動きも盛んになっています。南アフリ
カの映画監督、ゾラ・マセコ(Zola Maseko)による映像を見ながら、
アフリカ先住民の歴史と植民地主義・人種主義・ジェンダーの問題
について考えてみましょう。
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by africa_class | 2010-10-13 13:41 | 【紹介】アフリカ・イベント

時代がアフリカを呼んでいる

昨日、日比谷野外音楽堂で西アフリカの3つのバンドのコンサートが
あった。学生と子どもと聴きに行ったら、卒業生の皆さんも!そして、
驚いたのは、会場が満席だったこと。所謂「アフリカ好き」という人より、
「音楽好き」の人が本当にたくさんいて、しかも、とっても盛り上がって
いたことに、感激。NHKの9時のニュースにも出たらしい。日比谷公
園の夜、アフリカ音楽にのって踊るたくさんの人たちの姿を見ながら、
「ああ時代がアフリカを呼んでるんだな」と実感。
 しかし、ベンダ・ビリリが出た瞬間の盛り上がりには、本当に感動する
ものがあった。決して日本ではメジャーではない「コンゴ」という国。でも、
アフリカで現代音楽というと、やはり「コンゴ」は必須キーワード。アフ
リカ全土のバンドがベースにする「リンガラ音楽」は、コンゴ発祥の音楽。
 先月ルワンダにいたとき、あるプロテスタント系の教会の国際イベント
に参加したのだけど、その際世界中の参加者がそれぞれのお国の音
楽を流しながら踊りを披露した。一番可哀相だったのは・・・アメリカ!
だって、ラ・バンバ・・・をかけて踊っていたから。しかし、ここに日本の
代表として出る場合、もっと哀しい事態に。盆踊り・・・きっと盛り上がら
ない・・・あるいは大笑いしていただけるかも。せめて、ヨサコイとか、
エイサーとか、そういうのを習っておかねば。
 で、コンゴが出てきた瞬間、教会中の女性たちが、「ウォー!」と歓喜
の声。そして、自動的に立ち上がった。期待どおりのパワフルな音楽
に、皆踊りまくる。「音楽と踊りが近い」・・・のが、コンゴ音楽の特徴な
んだろうな~と昨日、ベンダ・ビリリと共に踊りながら思った次第。
 聞き逃した人は、是非全国で継続して上映される映画とコンサートに
GO!
 そして、ベンダ・ビリリのお蔭で、コンゴの音楽に関心を持った人は、
是非他のアーティストも聴いてみよう!実は、龍谷大学の大林稔教授
(NGOを一緒にやっていた先生)こそ、日本で最初にコンゴの音楽を
広めた人。本(絶版だけど・・・)も出版してて、しかも、パパ・ベンバ
・ビバ・ラ・ムシカという伝説的バンドの来日公演を実現。奇しくも・・・こ
の来日公演にティーンエイジの私は参加していた・・・!京都のなんか
せま~いところにギュウギュウ詰めになって、踊り狂った記憶が。
 なんという偶然。そのあと、ブラジルに行ってしまったので、音楽的に
はアフリカというより、アフロ・ブラジル音楽にはまってしまった私だっ
たものの、ん十年経って、コンゴに戻ってきたな~と想った夜だった。
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by africa_class | 2010-10-12 09:58 | 【徒然】毎日がアフリカ