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<   2011年 03月 ( 74 )   > この月の画像一覧

兵庫県に受け入れ施設開設、ご希望の方はご連絡を。

原発事故による汚染が広がっています。小さなお子さんをお連れの皆さん
や不安を感じる皆さんに、少し遠いですが、避難施設をオープンしていま
す。以下、その案内です。関心のある方は、メール、ツイッター
(sayakafc)等でご連絡ください。(受け入れ窓口案内は個別にさせてい
ただくか、後日ご連絡します)。また、詳しい資料(地図や写真入り)も希望
者にお送りします。ご遠慮なく。
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受け入れ施設のご案内(兵庫県猪名川町)
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東日本(東北関東)大震災で被災された方々や、原発事故により避難の必要がある皆さまに少しでもご協力できないかと、東京外国語大学・舩田研究室の有志(*末尾に説明)で、避難先を用意させていただいております。この施設(旧山荘風月)は、ご家族のご厚意でお借りしております。
田舎にありますが、とても環境のよい所です。受け入れ窓口は、隣町(篠山市)の一般社団法人ノオトにお願いしております。また、町内の学校への転入などについては、地元行政(猪名川町役場及び教育委員会)と調整済みです。転入の際にはお手伝いいたします。ご関心のある方は、是非遠慮なくご連絡ください。
<施設概要>
【施設名】旧山荘風月 (故松田定雄氏邸)
【住所】兵庫県川辺郡猪名川町(かわべぐんいながわちょう)杉生字大野(すぎお あざ おおの)
【アクセス】 
大阪/阪急梅田(阪急宝塚線)→川西能勢口(能勢電鉄妙見線)→日生中央駅(全45分:川口能勢口と日生中央の間「山下駅」で乗り換える場合あり)日生中央駅より車で20分、またはバス(バス停名:杉生)で20分(1時間に1本程度)
【通信手段】管理棟に共用の固定電話1台、共有のインターネットとネットブックを導入済み。なお、Docomoの携帯電話以外は電波が届きません(au、softbank、wilcomは不可)
【学校関係】以下の猪名川町立幼稚園・小中学校での転入が可能です。*住民票を移す必要なし
■幼稚園:猪名川町立六瀬幼稚園(4.5キロ:車15分)
■小学校:猪名川町立大島小学校(3キロ:車7分)
■中学校:猪名川町立六瀬中学校(5キロ:車15分)  
*小中、共に特別支援学級あり
【家庭菜園】敷地内に小さな家庭菜園ができるスペース有り。
<居室概要>
【居室】計4棟、合計収容人数24名程度 
A棟:和室16畳 トイレ、洗面台、テラスあり パーティション付のため8畳×2に区切ることも可能。流し台とコンロ置き場があるので、コンロ(カセットやプロパンガス)を置けば調理も可能。アナログテレビ有り。
B棟:和室16畳 トイレ、洗面台、流し台あり 
C棟:和室4.5畳 トイレ、洗面台、流し台、ベランダあり
D棟:カーペット敷4.5畳 (この部屋はトイレ、洗面台、流し台なし)
※各部屋に寝具一式あり。トイレは汲み取り式。
【共用設備】 
・お風呂
・台所 ※食器、調理器具一式、冷凍冷蔵庫、ガスコンロあり。
・ダイニング※テレビ一台、炬燵あり
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<利用について>
【対象者】東日本(関東東北)大震災によって被災された方、原発事故により避難を希望する方。政府による退避勧告区域内かどうかは関係なく希望される方を受け入れます。なお、次の点にご注意ください。
*当施設内は急な坂道、階段が多く足場が悪い点ご了承ください。
*施設までの移動手段は主に車になるため、免許のある方がいることが望ましいと思います。
車については、施設利用者で共同利用する中古車1台を手配できないか検討中です
【利用期間】原則1ヶ月 ※延長も可能です。ご相談ください
(少なくとも2012年4月までは可)。
【費用】宿泊費(施設使用料)、水道料は無料。電気・ガス(灯油)等の光熱費のみ実費負担。その他、固定電話の使用料のご負担をお願いする場合があります。
【食事や清掃】ご利用者各自で食事の準備や購入、清掃等は実施。
【買い物】ジャスコ猪名川店(車で15分)、コンビニ(車で10分)で可能です。その他、小さな商店が自転車で10分の距離にあります。
【その他備考】
*ペットと一緒に滞在も対応が可能です。ご相談ください。
*陶芸小屋、バーベキューテーブルあり 
*山の中にあるため、鹿や猪が出ることがあります
<窓口&管理運営団体>
【受け入れ窓口】(一般社団法人)ノオト http://plus-note.jp/note/
兵庫県篠山市黒岡191篠山市民センター内 
平成15年4月に篠山市の出資法人として設立された「株式会社プロビスささやま」を前身とする一般社団法人です。平成21年に(一般社団法人)ノオトとして生まれ変わり、篠山市との協働事業を継承するとともに、市民社会の創造に貢献する自主事業、地域団体やNPOへの支援事業などを独自に展開しています。
【管理&運営】(国立大学法人)東京外国語大学舩田研究室 
http://www.tufs.ac.jp/ts/society/africa/
猪名川町出身で、阪神淡路大震災での救援・再建支援の経験がある舩田クラーセンさやか准教授と研究室関係者が、避難を余儀なくされている皆さんのために何かできないかと考え、今回の提案となりました。安心ができ、プライバシーの確保できる場所でしばらく落ち着いていただく滞在先として、集団で暮らせる施設を探していたところ、(一般社団法人)ノオトの紹介で旧山荘風月に出会いました。所有者の松田さんご一家は、舩田も関わる篠山市での村おこしプロジェクトに積極的な参加者でもあり、今回の企画が実現しました。管理運営については、研究室の 学生と卒業生、有志の協力を得て、開所に至っています。
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by africa_class | 2011-03-31 23:03 | 【311】未来のために

IAEA(国際原子力機関)、強制退避基準を超える汚染を発表、日本政府への批判高まる

今日、IAEA(国際原子力機関)の分析結果が発表されました。
http://www.iaea.org/newscenter/news/tsunamiupdate01.html
IAEA Briefing on Fukushima Nuclear Accident (30 March)
日本語に訳す余裕がないので、以下毎日新聞の記事を紹介します。
すでに、テレビ等で紹介されている通り、IAEAの避難基準値の2倍の
放射線量が第一原発から40キロの飯舘で測定されたそうです。しかし、
以下の記事にあるとおり、「国」政府は、避難を呼び掛けていません。
 これについて、「憂慮する科学者同盟」(10万人以上の市民と科学
者による国際団体)は、末尾に掲載した意見を表明しています。(先日
、同同盟のレイマン博士のプルトニウムの危険についての講演記録を
紹介しました。http://afriqclass.exblog.jp/12343411/が、こ
の記事もレイマン博士によるものです。)記事の冒頭はこのように始まっ
ています。
「何日も疑われていた汚染を、IAEAがようやく認めた。長期的に影響が
続く高濃度のセシウム137が、福島第一原発から何十キロも離れた地点
で集中的に検出されたが、これはIAEAの基準に基づくならば、強制退避
に値するものである」そして、次のように書き、半径20キロ以内しか強制
退避させていない日本政府の対応を強く批判しています。
■同団体のウェブサイト:http://www.ucsusa.org/
■福島第一原発についての情報:http://allthingsnuclear.org/
 この間、IAEAが「大丈夫」といったから、といった報道や政府の見解、
あるいは巷の意見が流されていましたが、IAEAの突如の調査とデータ
発表で、これはひっくり返されました。彼らの「大丈夫」の根拠はなんだ
ったのでしょうか?それに踊らされた人たちは?政府が発表しているか
ら、「専門家」がこういっているから、国際機関がこういっているから・・・
という論理が、今回の事故では、通じないことがはっきりしつつあります。
 やはり、多角的な意見を参考に、自分たちで自分たちの命と健康を守
るしかない状態です。何度も同じことを繰り返しますが、政府がどういう
理由で強制退避をさせないのか分かりませんが、せめて、妊婦と赤ちゃ
んや小さな子供たちだけは、特別な対応を取るべきです。このための
アクション、是非メールやツイッターで連絡ください。(すでに、兵庫県に
避難施設はあるので、是非活用したいと思います)
==============================
【毎日新聞】放射性物質:「避難すべきか」飯舘の住民、IAEA指摘で
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110401k0000m040108000c.html
東京電力福島第1原発の事故を巡り、国際原子力機関(IAEA)から、同機関が定めた避難基準を超える放射線量を測定したと指摘された福島県飯舘村。避難住民も戻り始め、日常生活を取り戻しつつあったところだったため、村内では波紋が広がった。菅野典雄村長(64)は「国から対処方針を変えなくていいと説明を受けている」と話し、住民に冷静な対応を呼び掛けた。

【althingsnuclear by 憂慮する科学者同盟】
IAEA Confirms Very High Levels of Contamination Far From Reactors
http://allthingsnuclear.org/tagged/Japan_nuclear?utm_source=SP&utm_medium=more&utm_campaign=sp-nuke-more-direct-3-24-2011
| by Ed Lyman | nuclear power | nuclear power safety | Japan nuclear |
 Today the IAEA has finally confirmed what some analysts have suspected for days: that the concentration per area of long-lived cesium-137 (Cs-137) is extremely high as far as tens of kilometers from the release site at Fukushima Dai-Ichi, and in fact would trigger compulsory evacuation under IAEA guidelines.
 The IAEA is reporting that measured soil concentrations of Cs-137 as far away as Iitate Village, 40 kilometers northwest of Fukushima-Dai-Ichi, correspond to deposition levels of up to 3.7 megabecquerels per square meter (MBq/sq. m). This is far higher than previous IAEA reports of values of Cs-137 deposition, and comparable to the total beta-gamma measurements reported previously by IAEA and mentioned on this blog.
 This should be compared with the deposition level that triggered compulsory relocation in the aftermath of the Chernobyl accident: the level set in 1990 by the Soviet Union was 1.48 MBq/sq. m.
 Thus, it is now abundantly clear that Japanese authorities were negligent in restricting the emergency evacuation zone to only 20 kilometers from the release site.


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by africa_class | 2011-03-31 22:51 | 【311】原発事故と問題

「原発学者」の福島以降の原発政策への意見を読んで、学者・学術界の責任感のなさに愕然とする。

AERAの最新号に、原発関係の「専門家」が、今回の原発事故を受けて、
今後の原発政策についてどう考えているかの記事が掲載されています。
その名も「原発学者アンケート」。ひとごとではない(学者の箸くれ)だけ
に、詳しく読んでみて、驚きました。
 著作権の問題もあるので、あくまでも抜粋です。各自でご購入の上、
よく読んでみてください。それにしても、相変わらず、「想定外」「東電の
準備が悪い」・・・という言葉が並ぶ。この中で、原発推進をしてきた立場
としての責任に触れたのは、最初の石川氏のみ。とはいえ、同氏は、一
番心配しているのは、人々への影響ではない・・・点がさもありなん。
 そして、今回への対応や今後の保障、直接的・間接的な経済・社会面
でのダメージのコスト、汚染された水や土地の除染や関係者の医療費
も含め、どう考えても「コスト安」などと、言い続けることは無理な状態で
あることは素人目にも明らかなのに、「ベストミックス」「経済性に優れる」
といい続ける論理が、どうしても分かりません。
 一体、何のための原発なんでしょう。我々社会、人間のためなのであ
れば、その命や健康が危険にさらされ、経済活動が立ち行かなくなるよ
うな危機を招くものだとしたら、たとえふんだんにエネルギーがあっても
仕方ないのではなかったでしょうか。今、「節電」状態の中で、皆それをか
みしめているのではないでしょうか?
 学者であればこそ、付きつけられた現実に対して、再考が必要なので
はないのでしょうか。また、今回の事故の検証に着手しておかねばなら
ないのではないでしょうか。その検証の中には、「学術界」「学者」も含ま
れないのでしょうか?結局のところ、原発技術を創り出してきたのも、政
策を推進してきたのも、「指針」を出し「監督」してきたのも、学者ではな
かったのでしょうか?テレビに出てもっともらしく解説している「原発学者」
の皆さんは、「学者」として1段高いところにいるつもりになっていないで
しょうか?猛省は必要ないのでしょうか?
 「東電がずさんだ」という原発学者も多いですが、では、そのようなずさ
んな会社が管理する原発を何故推進できた(る)のでしょうか?「人は過
ちを犯す」というのが前提ではないのでしょうか。それは、「想定」にはな
いことなのでしょうか?どんな素晴らしい技術も、結局使うのは「人」。
そのことを、もう一度考えた時に、原発は本当に「経済的」なのでしょうか。
 「学者」は、各種委員会や企業や研究所の顧問として、重宝されます。
しかし、本当に彼らが向くべき対象は、「人々」なのではないでしょうか?
何のための技術なのか・・・。何のための研究なのか・・・・。それをもう一
度思い出してほしいと思います。そして、世知辛い話ではありますが、
理想論だけでなく、彼らの給料や報酬を支えるのは、学生であり、保護
者であり、納税者であり、利用者である。ことを、皆さんも伝えていかね
ばならないと思います。
 今、「何のため?」「誰のため?」という点について、一般の人も問える
時代になりました。閉そく感はありますが、[象牙の塔」も含む社会全体
を変えていくべき時期に入っていると思います。その点では、「学者」も、
それを気づかず支えている「一般の人」も、「当事者」なのだと思います。
=============================
<軽水炉による発電を進める、再処理・プルサーマルを進める、
高速増殖炉を進める==>福島原発事故以前と変わりなし!>
■石川迪夫(日本原子力技術協会最高顧問)
「想定をはるかに超える津波とはいえ、最終的な冷却機能が喪失して
炉心が損傷し、周辺住民の方々に言葉を尽くせない苦労をかけ、原子
力開発に携わってきた者として申し訳ない」「不正確、無責任な情報で、
社会が混乱することがもっとも心配」「エネルギー安定確保、温暖化対
策の観点からわが国にとって原子力発電は不可欠」
<=毎日新聞に掲載された石川氏のコメント
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110326dde018040015000c.html
(事態は収束に向かっている・・・とおっしゃってますが・・・)
<=日本原子力技術協会のサイト(責任には触れず)
http://www.gengikyo.jp/
■神田啓治(エネルギー政策研究所所長)
「津波対策は不十分であったと言わざるをえない。残念でならない」
「核分裂生成物が大量に放出されること(が心配)」「原子力を含む
ベストミックスの考え方はやはり推し進めるべき」
<=エネルギー政策研究所のサイト(事故について見解掲載なし)
http://www.jepi.jp/
■諸葛宗男(東京大学公共政策大学院特任教授)
「これまでの安全設計の考え方を根本から見直すべき」「放射性物質
のさらなる放出(が心配)」
■宮崎慶次(大阪大学名誉教授)
「マグニチュード9.0という想定を上回る激震災害での出来事。問題は
津波が想定を上回ったこと。東電の評価が甘かったため」「今後の除染
が大変(なことを心配)」「経済性に優れ、CO2排出量の少ない原子力は
今回の件で逆風は増すと思われるが、今後も推進すべき。太陽光発電
や風力発電を推進すべきだが、経済性がなく、多くを期待することは無
理」
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by africa_class | 2011-03-31 12:35 | 【311】原発事故と問題

救われた命、未来への希望を支えるための我々の責務。

この間、深い悲しみと強い憤りの中でも、光り輝く言葉の数々に
出会う機会を与えられてきたことに、気づかされています。それは、
遠いアフリカから送られてきたメッセージの中に、そして何より、被
災された人々の言葉の中に。特に、子供や若者たちの言葉に、はっ
とさせられています。
 私たちは、本当に、本当に、たくさんの命を失ってしまいました。
何万にも上る命。この命を弔いながら、助かった命を何とか支えな
ければならないと思います。そして、これから授かる命、未来を担っ
ていく子供たちの命を、決して危険にさらしてはならないと思います。
それが、残された者の、何も失わなかった者の、せめてやれること
ではないのか・・・と日々思って、情報を発信したり、避難施設の準
備に勤しんでいます。全然足りないけれど・・・。
 阪神淡路大震災後の半年間の震災ボランティアの最後にしたこ
と。それは、子どものためのお祭りを開催することでした。そのとき
の想いも、やはり同じでした。「あの」命を救うことはできなかった。
でも、「この」命、そして「これからの」命は、せめて、支えたい・・・と。
 被災地の子どもたちは、とても大人びて、周りに気を使いながら
生活していました。そんな子どもたちを、被災者も、ボランティアも、
誰もかれもが、思う存分遊ばせてあげようじゃないか・・・そう思って
神戸オリックス球場のある公園で開催した「神戸こども祭」。数万人
の人が参加してくれました。当日の子どもたちが見せてくれたあの
笑顔、一笑忘れられないものとなりました。
 あの後、燃え尽き症候群になってしまい、神戸を離れました。その
後、何も記録に残さなかったことは、やはり駄目でしたね。ちゃんと、
記録して、教訓を導いて、次の機会に活かさなければならなかった
というのに。何か残っていないかと思って検索したら、ハマチャン先
生が書いた文章が見つかりました。ハマチャンありがとう。こんな風
に記録していてくれたなんて、知らなかった。
http://medg.jp/mt/2009/08/-vol-213-8.html
医療ガバナンス学会
臨時 vol 213 「小児科医が見た阪神大震災 8」
 勿論、今はまだ、お祭りなんて時期ではありません。支えなけれ
ばならない命があり、原発事故によって危険にさらされている命が
あります。
 でも私たちは最悪の状況の中で、前を見つめようとする子どもたち
や若者たちの声に、もっと、もっと、耳を傾ける必要があるとも思いま
す。そして、そんな若い命を、大人として、危険にさらしてはならない
と思います。
 今回のあまりにも重い代償から、我々が学ばないとしたら、より責
任ある立場の大人たちが何もしないとしたら、それは失われた何万
もの命を無駄にすることを意味します。世界でいわれていることとし
ては、「災害の犠牲の多くは自然によるものではなく、人災である」
があります。丁度、去年の秋に出た国際学会で、研究者が強くいっ
ていたことは、私の実感でもありました。この件についてはまた詳し
く紹介できればと思います。
 未来の世代、赤ちゃん、子どもたち、若者たちのために、彼らとと
もに、やることは山ほどあります。そして、それはきっと今すぐやる
ことばかりではなく、今後ずーーーと、取り組んでいくことになると
思います。
 最後に、今日感動した若者の一言を紹介します。めちゃめくちゃに
なった町を歩いて中学校の卒業式から帰る少年の一言です。
「津波にさらわれる前より絶対いい町にする。高校の3年間で、その
ための仕事をみつけたい」(宮城県南三陸町白坂くん、朝日新聞)
 「前より絶対いい町」・・・そうです。失われたものは戻って来ないか
らこそ、我々は「前よりもよい社会」をつくる責任があるのだと思いま
す。義援金も、寄付も、ボランティアもとっても大事です。でも、「可
哀相」を超えて、「共によりよい社会をつくる」協働の決意もまた、不
可欠だと思います。我々もまた「当事者」なのですから。
 阪神淡路大震災の年、「ボランティア元年」という言葉が使われま
した。今回、外部からのボランティアが入るのが難しい条件が多々
あったのも関係していますが、実は、現場では、被災した若者たち
が、自らボランティアを買って出て活躍しているといいます。「やって
もらうボランティア」から、「自らやるボランティア同士の協働」へ。い
ってみれば、「当事者」元年でしょうか?
 若い人たちに、教えられる毎日です。一緒に、前を向いて歩いて
いかせてください。(時に、いやしょっちゅう追いつけないけど)


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by africa_class | 2011-03-30 23:36 | 【311】未来のために

やはり人災・・・朝日新聞の記事、しかしメディアの責任は?

今日の朝日新聞に、ようやく「福島第一人災の影」という今回の
事故の検証記事が載りました。このブログで4日前に紹介した
英国フィナンシャル・タイムズの記事(3月25日付)と同様の指
摘がされています。
http://afriqclass.exblog.jp/12324409/
うーん、何故日本にある新聞なのに、こんなに遅いのだろう。
どうしても「後追い」「政府・東電公式発表に依拠」という傾向か
ら脱却できていません。勿論、東電や政府が発表するデータの
裏付けとか、解説とか、重要です。しかし、解説も、全体像や今後、
それから何故起こったのかの構造に踏み込んだものが少ないです。
そのため、外紙が読める人は、外紙を総点検して、発信しています。
例えば)http://d.hatena.ne.jp/kentao/

しかし、ウェブ上の朝日新聞にはこの記事載っていないような。
しかも、この見出し「人災の影」の「影」とは???
仕方ないので、冒頭だけ打ち込みます。
=====================================
福島第一 人災の影 (3月30日、朝日新聞朝刊)14面
解決への道筋が見えない東京電力福島第一原子力発電所の事故。
想定以上の津波による損傷が原因とされるが、東電関係者からは、
設備の安全設計の問題や非常時の想定の甘さが被害拡大につな
がったとの声があがっている。「安全神話」は足元から崩れた。検証
すべき課題は多い。
<津波対策「設計に問題」・・「むき出し」ポンプ損傷>
(...)(元東電社員の原子力技術者)が具体的に例を挙げたのは、原子
炉を冷却するための海水をくみ上げるポンプ設備。津波で、海側にあっ
た設備やその非常用電源などが損傷したため、原子炉に冷却水を送る
機能が失われた。技術者によると、ポンプ設備にカバーはつけてあるが、
「ほぼむき出しの状態」で設置されていた。(...)
 また、技術者は、第一原発のタービン建屋などにつながる配管につい
ても、「建設当時、配管を土中にじかに埋めるなど、安全上、もともと雑
な部分が多かった」と指摘。
=======================================
本当に、本当に、なんという話でしょう。前のブログでも紹介しましたが、
わざわざ海側においたポンプ。しかも、むき出し・・・・。「想定外」を繰り
返す東電幹部の、「想定」とは、ではどんな「想定」だったのか・・・。
 しかし、この記事を読みながら、別の意味で怒りを覚えてきました。
 打ち込むと、職業柄突っ込みたくなるんですが・・・「安全神話」なのを
創ってきたのは誰なのか?「検証すべき」というけれど、主語は誰なの
か。報道としての責任はないのか?この1年ほど、どの新聞にも、「原
子力はクリーンで安全なエネルギーです。温暖化防止に役立ちます」
という趣旨の一面広告がたくさん掲載されていました。広告収入が激
減する中、電力会社は「お得意様」。「神話」の創造には、メディアの役
割は不可欠であり、自らの役割も含め、検証されるべきではないので
しょうか?
 主語を曖昧にする日本語・・・だからこそ、可能になってきた責任放棄。
主語を明確にして、一人ひとりが、自らの責任を検証すべきと思います。
そこには、利用者として私たち、こんな原発政策を推進してきた政府を
選んできた有権者としての私たちも、勿論含まれます。

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by africa_class | 2011-03-30 11:53 | 【311】原発事故と問題

プルトニウム検出から考える3号機(プルサーマル)の危険性

福島第一原発の中でも、世界の多くの人が最も心配しているのが3号機。
3号機だけプルサーマルで、MOX燃料を使っているからです。

それってどういうこと???という方には、是非以下の情報を。
前者は京大の原子炉実験室の小山裕章先生。
後者は「「憂慮する科学者同盟(UCS)」エドウィン・ライマン博士の講演。
いずれも、2004年と1999年と前のもの。もっと早くに皆(自分も含め)
が真剣に考えていたら・・・と思わずにいられません。なお、小山先生た
ちの「原子力安全研究グループ」のサイトでも色々な情報が掲載中。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/
最後におまけで、プルトニウムの危険についての「連れ」の意見を。
(学生がこのブログで時々出てくる「連れ」が誰か分からない・・・といって
ましたけど、分かるよね?)ちなみに彼が自分で書いた日本語のままな
んで、「非難」は「避難」の間違いです。

1.プルサーマルの危険性
とても分かりやすく書かれている報告書ですので、是非ご一
読してみてください。そして、次の一文だけは抜粋しておきます。
「プルトニウムは100 万分の1 グラムの微粒子を吸い込んだだけで
肺がんを誘発するという超危険物であり、数kg あれば原爆が作れる。
そのため、1985 年にノーベル平和賞を受賞した核戦争防止国際医
師会議(IPPNW)はプルトニウムを「核時代の死の黄金」と名づけた
のであった」
======================================
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kanazawa.pdf
プルサーマル導入-その狙いと危険性
京都大学原子炉実験所 小出 裕章
======================================
Ⅰ.プルトニウムは長崎原爆の材料
Ⅱ.破綻したプルトニウムサイクル
Ⅲ.苦し紛れのプルサーマル
Ⅳ.原子力を進める本当の理由
 出だしを読んで、広島原爆の日に生まれて、平和の仕事をしたいと願っ
て生きてきた私が、今に至るまでいかに勉強不足だったのか・・・を痛感し
ました。プルトニウムサイクルやプルサーマルが、いかに経済的に割にあ
わないだけでなく、安全性の面で大きな問題があるのか、なのに何故進め
られるのか、非常に分かりやすく説明されています。
*小山先生の3月18日のゼミのPPTもご覧ください。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/20110318koide.pdf 

2.NGO核情報に掲載されているプルサーマルの危険についての講演会
議事録(1999年にすでに書かれているのに・・・)
=======================================
(1)日本の原子力発電所で重大事故が起きる可能性にMOX燃料の使
用が与える影響
http://kakujoho.net/mox/mox99Lyman.html
(2)概要:プルサーマルの危険性を警告する
http://kakujoho.net/mox/mox99l_s.html
エドウィン・S・ライマン (PhD)核管理研究所(NCI)科学部長
=======================================
MOXの使用に伴って増大する危険の大きさからいって、県や国の規制当局はどうしてこの計画を正当化できるのだろうかと問わざるを得ない。その答えは、原子力産業会議が発行しているAtoms in Japanという雑誌の中に見いだすことができる。『通産省と科学技術庁、福島でのMOX使用を説明』という記事はつぎのように述べている。

「MOX使用に関する公の会合に出席した市民が、『MOXを燃やす炉での事故は、通常の炉での事故の4倍悪いものになるというのは本当ですか』と聞いた。返答は、事故が大規模の被害を招くのは、燃料が発電所の外に放出された場合だけだ、というものだった。MOXのペレットは焼結されているから、粉状になってサイトの外に運ばれていくというのは、実質的にあり得ない。だから、事故の際のMOX燃料の安全性は、ウラン燃料の場合と同じと考えられる。」

 この返答こそが、MOXの使用を計画している電力会社は、プルトニウムのサイト外への放出に至る事故の影響について評価する必要はないと判断した原子力安全委員会の間違った論理を要約しているといえる。この論理を使えば、日本の当局にとって都合のいいことに、MOX装荷の炉心にある通常の炉心よりずっと多量のアクチニドに関連した深刻な安全性問題を、無視することができるのである。上述の通り、MOX燃料は、低濃縮ウラン燃料と同じく、炉心損傷を伴う重大事故の際には、細かなエアゾールの形で拡散しうるのである。米国で研究されているメカニズムの一つは、高圧溶融噴出(HPME)で、これは、炉心溶融発生の後、原子炉容器が高圧で破損するというものである。このような事態となると、炉心が破片の形で格納容器の内部に噴出し、その結果、格納容器の温度が急激に上がり、封じ込め機能が失われ、放射性物質の放出が生じる可能性がある。

 MOXの使用はまた、重大事故の発生の確率を大きくする可能性もある。たとえば、冷却材喪失事故や発電所停電などの事象がある。これらは、米国の加圧水炉では、初期段階での封じ込め機能の損失のリスクをもたらす最大の要因と考えられている。これらの事象が炉の損傷にまで発展する確率は、炉心の緊急冷却が始まるまでに燃料棒の被覆管がどれだけ損傷しているかによるところが大きい。MOX燃料の熱電導率は、低濃縮ウランの場合よりも約10%小さくなっている。一方、MOX燃料の中心線の温度は、50%高くなっている。このため、MOX燃料の燃料棒に蓄えられている熱は、低濃縮燃料の場合よりも大きい。MOX燃料の中央線の温度と蓄えられたエネルギーとが低濃縮ウラン燃料よりも大きいため、冷却材喪失事故の初期段階における燃料棒の被覆管の温度の上昇と、被覆管の酸化率が、低濃縮ウラン燃料よりも大きくなる可能性があり(4)、冷却材喪失事故の影響の緩和のためにNRCが設けている規定を満足させることはMOX炉心の方が難しくなるかもしれない。

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おまけで、連れのクラーセンからのメールです。

今のところ言えるのは、現在の測定値を云々するよりも、プルトニウムは半減期が2万4千年、そして現時点において絶えず24時間放出され続けてい ることです。つまり、一旦外に出たら、ほぼ永遠になくならず、しかも現に増えているということです。この状態を一日も早く止める必要があります。 方法はひとつしかにありません。分厚いコンクリート等で全面的に負い、封鎖することです。なぜ日本政府はこれを進めていないのか。推測ですが、 Chernobylと同じコンクリートの塊を残せば、これは本当に第二のChernobylだという印象になり、また原子力は人間、特に日本の技 術者がコントロールできない技術であるという印象を残すことになるからです。こうなれば、原子力はFINISHEDとなります。日本製の原発を世 界中に売りたいこの政府、国内でもどんどん作りたい政府と行政は、この重大な事故でも、コントロールできるよというメッセージを国民と世界に送り たいと思います。これは致命的な判断ミスです。福島は暴走原発です、コントロール不可能です。今すぐ、抜本的なことをしない限り、汚染がどんどん 広がります。今、今日にでも、コンクリート等による封鎖作戦を開始し、半径50キロの地域を緊急に、しかも強制的に非難させる必要があります。今 の対策は間違っているだけではなく、これは国民に対する責任の放棄、犯罪です。
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by africa_class | 2011-03-30 09:45 | 【311】原発事故と問題

避難所での木質バイオマスを使った支援

で、ここで紹介するのが木質バイオマス関係者の取り組み。
盛岡に拠点を置く、岩手・木質バイオマス研究会さんの、被災地支援。
http://wbi.main.jp/
「災害救援焚き火ボイラーかまど」の設置と、移動薪ボイラー車による
湯の提供です。(詳細は末尾をご参照ください。)
私も参加している「NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)」
も応援していくということでした。
 実は、阪神淡路大震災が起る3週間前まで、私は国連の仕事でアフ
リカにいました。その時、現地のライフスタイル(調理は薪、トイレは土に
穴を掘って、水は井戸や川)の合理性に驚いたものでした。そして、半年
間、災害ボランティアのコーディイネイターとして神戸に留まり、避難所
などを周っているうちに、「トイレ」と「調理の火力や暖房」の問題の不条
理に頭を抱えざるを得ませんでした。
 「命の水」を、ただトイレを流すために使わねばならない現実。そうしな
ければ、非常に非常に不衛生になり(これは身をもって言いたいと思い
ます)、トイレに女性や子供が行かなくなり病気になってしまう現実。です
ので、当時、最初に考えたのは、校庭に穴を掘ってはダメなんだろうか・
・・、という疑問。そしえ、ドラム缶でお湯を沸かしては駄目なんだろうか。
火鉢は駄目なんだろうか・・・、と。
 一杯になれば埋めればいいトイレ。日曜大工をしたことがある人がいれ
ば、すぐに廃材でちょっとしたトイレ小屋ぐらいつくれるし、使用後におがく
ずを入れれば、匂いも発生せず。パーマカルチャーのトイレでは、普段か
らそうしている・・・。そう、パーマカルチャー的生活が、実はこのような状
態のときは、とっても合理的なのです。
http://www.pccj.net/(日本パーマカルチャー協会のサイト)
 その原型があるアフリカの田舎での暮らしを、毎夏16年近くやってきま
した。10歳の子どもも1歳から現在まで9年間、夏休みにはそんな暮らし
をしています。なので、今回も、もしライフライン止められたら、庭に穴掘
ろうね、と話してました。喜んではいなかったですが、反対もされなかった
!と思われます。隣には井戸もあるし、我が家には雨水タンクもあり。たき
火に使える竹も大量に・・・警察がこない限りは燃やせるはず。(前に来た
ので・・・)そして、現在関西につくった避難者受け入れ施設にいますが、
ここは勿論「汲み取り式」。「水」は、本当に飲むだけ、顔を洗うだけにしか
要りません。
 ちなみに、きっと避難所でごみが発生していて、それをどうするかという
問題も発生しているかと思いますが、これもまた生ごみコンポスト形式で、
校庭に穴を掘って、土を混ぜて、上にビニールシートをかぶせればいいの
ですが・・・・。 我が家では、大体のものは生ごみコンポストへ。見事土に
返って行きます。
 話が大分それましたが、ということで、以下今回の木質バイオマス研究
会の提案。冒頭に紹介したウェブで写真も見ることができます。本当に、
簡単ですぐにできそうな設備です。
 災害時にライフラインが止まった「後」について、あまり考えられて来なか
ったように思います。木質バイオマスの試みも含め、何か提案していける
といいかもしれません。だって、周りにたくさんの木があるというのに、灯
油がないから寒さに凍える・・・というのは、本当に哀しいです。すぐさま、
薪ストーブぐらい入れられないのか。あるいは、普段から蒔ストーブを一つ
は設置しておくなどできないのか・・・そんなことを考えています。

1.【災害救援焚き火ボイラーかまど】の設置
①津波被災地の避難所や被災集落等のコミュニティにおいて、化石燃料、電力を必要としない(燃料は津波による流失施設等の廃木材)炊事兼湯沸しの施設を整備する。
②かまどは主に「湯沸し(水の滅菌)」や「暖かい汁物などの焚き出し」に。
③沸した湯(400L)は、当面、身体の清拭や洗髪、鍋や食器などの消毒などに。
④軌道に乗れば、湯沸し能力を強化して、ブルーシートなどによる簡易共同風呂やシャワーに湯を供給(バスポンプなどにより)。
⑤【ボイラーかまど】の周囲は、避難者等が暖をとりながらコミュニケーションの場となり、癒しにつながる。
⑥廃材薪の収集、薪を切る作業、割る作業、薪をくべる作業、水や湯の搬送、配布などは、被災者の方々が行なうことにより「避難所などの皆の役に立っている」という「生きがい対策(精神衛生の維持)」「ストレス解消」、「運動不足に伴う健康障害(=便秘やエコノミークラス症候群、糖尿病、高血圧症等の悪化につながる)予防」になる。
⑦今後、仮設住宅などが整備されるまでの2~3ヶ月間を想定したつなぎ対策。
⑧3/26、甚大な津波被害を受けた大槌町赤浜地区の避難所2カ所に「災害救援焚き火ボイラーかまど」を設置。まだドラム缶の油が完全に抜けていないので今夜の「ペットボトル湯たんぽ」として配給すると言って喜んでいただきました。

2.【移動薪ボイラー車】による湯の提供
①遠野市をベースとして、大槌町を中心に、自衛隊などの風呂が設置されない比較的小規模の避難所や孤立集落等に既成品や現地資材による仮設水槽(2,000~4,000L)を設置、数日おきにそこにボイラー車が伺い、現地の薪で沸かした湯を配送(水道がない場合は、現地で水槽等に張っておいた水を循環式風呂釜の原理で沸かす)する。
②避難所等の方々に出来るだけ多くのお湯を使っていただけるよう、移動薪ボイラー車の巡回(2台で巡回)を行う。
③浴室用の大型テントを設営。
④3/28現在、ボイラー車を突貫工事で組み上げ中(30日に完成見込み)。
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by africa_class | 2011-03-29 23:26 | 【311】自然エネルギー

「本当に」再生可能で安全でクリーンなエネルギーは可能

原発事故を受けて、真剣に将来の電源について考えていかねばなら
ない時期です。勿論、原発事故は収拾には至っておらず、それどころ
か予想したとおり、事態はより厄介な状態に入っています。
(電源は来たけれど、冷却装置を作動させるに至らず、それどころか
汚染が状況が悪化して作業員が作業できない状態。なんとか、がんば
り続けるしかない状態です。)
 が、この教訓を今すぐにでも活かしていかなければなりません。でな
ければ、結局「のど元すぎれば」になるのは各実な国民性。あるいは、
長年にわたって構築されてきた頑強な利権構造によって、いつまでも
原発を使い続ける羽目になってしまいます。
 「原発か電気か?」・・・みたいな不毛な議論も依然根強いです。
実は、日本には、使える自然エネルギーがたくさんあります。地震大国
ということは、「地熱」があります。全国の温泉ブームが去った後放置さ
れている温泉を使って「地熱発電」ができます。また、山がちな日本では
川の水を使った「マイクロ水力発電」が可能です。さらに、海に囲まれた
日本では、潮力発電も可能です。定番の太陽・風力だけではないのです!
 さらに、今までコストのことが随分言われてきました。原発は、これらの
自然エネルギーよりも「安い」と。今、私たちが身をもって学んだのは、原
発は、決して、全く、安くないということです。太陽光発電や地熱発電で、
こんなことにはなりようがありません。「もしも」が起きた場合もコスト高で
すが、実は、電力会社が負担しない諸々の費用(国が負担)を含めると
結局原発はコスト高なのです。
 そして、阪神淡路大震災のときも議論されましたが、一元的に供給され
る「ライフライン(水・電気・ガス)」の弱さです。電力会社が供給するもの
だけに頼る生活は、危機に弱いことが今回も明らかになりました。例えば、
裏山の小川の高低差を使ったマイクロ(極小)水力発電をしていたら。
屋根の上にのっかった太陽光パネルで創られたエネルギーを電力会社
に流すのではなく、蓄電池を使ってたくわえて、各家庭で夜に使ったら。
各家庭に井戸を掘ったり、雨水をタンクにためていたら・・・等など。
 「自律的でエコなエネルギー供給」こそ、送電ロスも避けられるし、いざ
というときにも安心だし、停電も関係ないし、有効なのでは?もちろん、
基礎インフラは不可欠としても、各家庭がこのような試みをすれば、国や
電力会社の改心を待ち続けなくても、インパクトが与えられるのではない
か・・・と思います。もちろん、政策レベルでの変更は「点」を「面」にすると
いう意味でも不可欠ではありますが。
 まずは、やれるものが、どんどんやっていってみてはどうでしょう?そこ
に本来は、二酸化炭素排出権をつけるべきだった・・・本当に25%におさ
えるのであれば・・・。民主党のエネルギー政策、本当にチグハグな代物
でしたが、心して変わるべし!
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by africa_class | 2011-03-29 22:58 | 【311】自然エネルギー

ピースボートが宮城県石巻での一般ボランティア募集

春休み中に是非、震災ボランティアをしたいという人、でも現地
の受け入れ先が見つからない・・・という人、私も交流のあるN
GO・ピースボートからボランティアの募集があります。現地入り
する場合は最短1週間からですが、食料や寝袋等準備すれば
後は現地での活動のコーディネイションはピースボートがやる
ので、是非この機会に参加してみてください。
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http://www.peaceboat.org/info/news/2011/110321.html
ピースボート 東北・関東大震災 緊急災害支援
宮城県石巻にて、緊急災害支援がスタート
現地派遣の一般ボランティアを大募集!
3/23(水)より東京・高田馬場にてボランティア説明会を実施
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 ピースボートでは、東北関東大震災への緊急支援を始めました。3月17日より被災地に入った山本隆(40)ら先遣隊スタッフが、すでに宮城県石巻市内を中心に支援物資搬送などの活動を行っています。しかしながら、現地では交通事情の問題などで、実際に支援活動に携わる人手がまったく足りていません。そこで、ピースボートでは、石巻市での早急かつ継続的な支援のため、広く一般から募集するボランティアを組織し、独自の交通機関で現地へ派遣することを決定しました。
 3月23日(水)より、東京・高田馬場のピースボートセンターとうきょうで、ボランティア希望者に向けた「支援ボランティア説明会」を開催します。ボランティアの内容は、炊き出しや避難所のお手伝い、物資の運搬などで、チーム毎に1週間程度の派遣を予定。そのほか、東京での物資仕分けのお手伝いや街頭募金などの短期ボランティアも募集しています。

災害支援ボランティアへの応募方法
●被災地での支援ボランティア:
  炊き出し、避難所の手伝い、物資運搬など
<条件>
 ・こちらで定めた期間(最短1週間)の現地派遣が可能な方(期間下記参照)
 ・20歳以上の男女で、体力に自信のある方
 ・事前に下記「緊急支援ボランティア説明会」「オリエンテーション」に参加できる方
 ・交通費、食費、宿泊などに伴う費用を自己負担できる方
 ・寝袋、防寒着、(テント)、長靴、1週間分の食糧を持参できる方
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by africa_class | 2011-03-29 17:10 | 【311】東日本大震災

原発事故の海外での報道を日本語で紹介するサイト

お伝えしたように、東電、日本政府、日本メディアだけに頼っているわ
けにはいかない状況になっています。かといって、色々な言語で書か
れている報道を、日本の方々が読むのは大変!ということで、連携を
取って何人かの有志で、海外の報道の紹介をしていくことになりまし
た。そのうちの一人の方のブログを紹介します。かなり色々なソース
のものをしっかり訳されているので、今後継続してフォローされるとい
いと思います。

■福島原発事故 海外での報道■
日本のメディアは原発事故を故意に過小評価している?
http://d.hatena.ne.jp/kentao/20110328
日本、安全性への懸念にもかかわらず原子炉の稼働期間を延長
http://d.hatena.ne.jp/kentao/20110326/p1
http://d.hatena.ne.jp/saunderson/20110326
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by africa_class | 2011-03-29 16:39 | 【311】原発事故と問題