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<   2012年 04月 ( 17 )   > この月の画像一覧

ロンドン劇評家年間最優秀戯曲の南アフリカ劇『シズウェは死んだ!?』がやってくる(5月10日~31日)

日本の南アフリカ関係者から続々と推薦の声が届いている南アフリカ
の劇を紹介します。『シズウェは死んだ!?』です。
もうすぐ始まります~。ぜひ、お誘いあわせの上観に行ってください!
*チケット購入方法と場所の情報追加しました。

■南アフリカ政治の研究者・牧野久美子さんからの推薦メッセージ。
「私は数年前に、このお芝居をジョハネスバーグで観ました。
アパルトヘイト時代のパス法がお芝居の重要な背景。人種差別の
不条理を描きながらも、そのもとで生きるアフリカ人のたくましさ、人間
性を、暗くなりすぎず、というかむしろ笑いにあふれる形で、描いている
秀作です」

制作者の渡辺絵美さんから以下、メッセージをいただいています。
■「1974年、ロンドン劇評家の年間最優秀戯曲!」
「アパルトヘイト体制という厳しい状況下でも、人が人として尊厳を持って生きる、名前などに固執するのでなく、女房・子供のために他人に成りかわり生きていくその力強い精神と他者を思いやる気持ち。
 人間の確実に忘れてはならない優しさ・思いやりなど、人としてのあり方の原点が詰まった芝居を小さな空間でお客様に提供したいと思います(制作者:渡辺絵美)。」

■第一回公演『シズウェは死んだ!?』
南アフリカ共和国、ポートエリザベスにあるスタイルズという男の
写真館。そこにはいろいろな人生を背負った貧しい人々が、なけな
しのお金を握ってたった一枚の写真を撮りに来る。そのエピソード
をおもしろおかしく喋っている男のもとに、「女房に送る写真を撮って
ほしい」と大きな男が入ってくる。かなり意味ありげだ。
 シャッターが押された瞬間、大きな男のいじらしい程の過去が舞台
に広がる――。
【タイトル】 『シズウェは死んだ!?』
【作】アソル・フガード/ジョン・カニ/ウィンストン・ヌッショナ
【訳】木村光一
【演出】鵜山仁
【出演】川野太郎・嵐芳三郎
【上演期間】2012年5月10日(木)~5月31日(木) (26ステージ)
【劇場】 赤坂レッドシアター(赤坂見附徒歩2分)
港区赤坂3-10-9赤坂グランベルホテルB2F
http://www.red-theater.net/category/1310121.html
【制作】 地人会新社
【チケット】5000円(全席指定)
■ぷれいす 03-5468-8113 (平日11時-18時)
http://www.place-net.co.jp/sizwe.html
■e+(イープラス) http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002073266P0050001P006001P0030001
■チケットぴあ0570-02-9999(Pコード 417-337)
http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1152666
【後援】南アフリカ大使館
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by africa_class | 2012-04-29 19:31 | 【紹介】アフリカ・イベント

2012年度アフリカゼミ始動~元ゼミ生によるセネガルJOCV報告+1年生との顔合わせ

出発前にアップできなかったのでまとめてアップします。

■セネガルに協力隊で行っていたマティさんことチエちゃんの報告会様子
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マティさんは、地元の女性たちの手芸クラブ(仕立て屋さんからもらう端
切れでコースターやポシェットなどを造って売る団体)の発足に尽力。
http://picasaweb.google.com/110373582228606064691/qQmUl?authkey=Gv1sRgCOu1tPGK_-C6Ww&gsessionid=pLOpVCABlUUzAILYIdzXqA#
「人間の安全保障」を学部時代からテーマとして研究してきたマティさ
んも、現場に根差した活動を経て、色々考えるところが多いようです。
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「とにかく現場に行ってみて」・・の一言にゼミ生皆うなずいてました。
「百聞は一見にしかず」・・・ぜひ皆さんも!

■そのあと、本学初のアフリカコースに入学してきた16名の1年生と
アフリカ・ゼミ3-4年生の顔合わせの様子

語学漬けでかなり参っていて、新しい学生生活に不安が多い1年生の
相談にマンツーマンで乗ってくれました。ありがとう~。
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1年次のGW後に消える学生が多いので、なんとかサポートできれば
と思っています。一番いいのはサークルに入ることだけどね。
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by africa_class | 2012-04-29 19:11 | 【大学】アフリカゼミ(3・4年)

海くんの描いた5月5日の原発ゼロを祝う「緑のこいのぼり」

ドイツに着いて2日目の朝。サマータイムのため朝は少し暗く始まり
ますが、夜が長くてうっかりすると8時ぐらいまで外で遊んでしまう
ほど明るいです。日本でサマータイムを導入しないのは、本当にも
ったいない。春先からずっと続く、一日の長さを皆さんにも経験して
ほしい。一度経験すると、病みつきになること間違いなし。そして、
電力需要もぐっと下がるのに。。。去年はあった議論、今年まったく
サマータイムの話題が出ないのは「原発再稼働」を急ぎたいから
でしょうか。

■さて、緑のこいのぼりキャンペーンをご存知ですか?
歌手の加藤登紀子さんが提案したものです。沢山の市民団体が
参加していますが、グリーンアクティブでは次のように紹介してい
ます。http://greenactive.org/koimidori.html
「5月5日は、こどもの日。
鯉のぼりを空に掲げて、
こどものすこやかな成長を願い、祝う日です。
と同時に今年の5月5日は、
日本列島で稼働している原子力発電所が
ゼロになる日でもあります。
日本における原発ゼロのシンボルとして、
緑の鯉のぼりを作りました。」
■東京新聞の紹介記事
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012042002000075.html
■この間、デモも沢山計画されていますが、参加する際、あるい
は参加できなくても是非お家や職場に緑の鯉のぼりを掲げて、
5日5日を祝いましょう!
■ご家庭でプリントする
http://greenactive.org/img/koi/midorikoi_A4_A.pdf
http://greenactive.org/img/koi/midorikoi_A3_A.pdf
■セブンイレブンでプリントする
プリンタ/コピー機のメニューから、「ネットプリント」を選択し、
プリントした鯉のぼりの8桁の番号(例:"みどりのこいのぼりA"
のA4版の場合は61766701)を入力して印刷。

でも、想い想いの緑の鯉のぼりを掲げるのが一番!!絵がうま
いひとも、下手なひとも、緑のこいのぼりを描きながら、子供た
ちに手渡す未来に想いを馳せていましょう。子どもたちはどんな
未来がほしいか考えてみましょう。
 昨夜、海くんが描いた緑のこいのぼり。あまり時間がなかった
ため、急ぎ足のものになりましたが、今日もっと描いてくれます!
著作権フリー(!)これをプリントアウトして、ぜひデモやパレード
へ!!海くんの想いを是非日本の空に(写真送ってくださいね)。
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by africa_class | 2012-04-27 15:45 | 【311】未来のために

ルワンダの企業(OSR)でインターン中のセトちゃんから届いた写真

『アフリカ学入門』(明石書店、2010)でも紹介させていただいた
佐藤芳之さん(ケニアナッツカンパニー、オーガニック・ソリューシ
ョンズ創業者で東京外国語大学出身者)の会社で、去年9月から
修行中のゼミ3年生のセトちゃんから近況と写真が届きました。
■佐藤芳之さん
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110519.html
カンブリア宮殿
http://globe.asahi.com/breakthrough/100222/01_01.html
朝日新聞Globe紹介記事
 それにしても、セトちゃん、元気そうで何よりです!
 佐藤さん、会社の皆さん(特に西村さん)、ルワンダの皆さん、
アフリカの皆さん、学生たちを大きく、大きく育ててくださり、本当
にありがとうございます。事前にアドミン体制を構築に飛んでくれ
たヤマ男、ありがとう。君の指導がなければ3年生のセトちゃんに
はもっと厳しいインターンシップだったでしょう。
 さて、以下、トイレが写りまくっていますが、微生物を使って
ボットン便所の環境改善の事業の紹介だからです。通称●●
事業というのですが、ここでは伏字にさせてください・・・。
===セトちゃんから=====
考えてみたら早いもので、ルワンダに来てから7カ月が経ちました。毎日元気にやっています。停電・断水はいつものことですが、いい加減、慣れました。
 インターンの方は順調です。やっていることは様々で、大抵はキガリにいて会計の仕事やドキュメントの整理、お遣いやトラブルシューティングに追われていますが、郡が催す集会に出席して数百人規模のルワンディーズを前にOSSを紹介する、みたいなのだとか、ムズングの私がルワンダ人学生にスラムのトイレを案内する、みたいなちょっとおもしろいこともたくさん経験しました。最近はOSSの営業、販売で地方に行く機会も多々あり、都市部とは違う田舎の雰囲気を楽しんでいます。
 正直、何が何やら分からないまま始めたインターンでしたが、半年を過ぎたくらいからやっと、私はOSRに何ができるかというのが見えてきた気がします。今はそれを実践すべく奮闘中ですが時々すごく無力感を感じます。こちらで過ごすことができる一日一日を大切に、残りの数カ月も駆け抜けます。

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1.悔しかったのでOSSとのツーショットを撮ってみました。
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2.OSSを使っている学校の子どもたちと・・・
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3.トイレ。
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4.スラムエリアの・・・
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5.トイレ。
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6.OSSイントロダクションと・・・
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7.8.その時のオーディエンス。この時のは郡が催す保健衛生関係の大規模な集会で、メディア関係者もちらほら。
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トイレじゃなくてきれいめなのも送らせてください!
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9.ルワンダの伝統的なかごアガセチェ。友人の子どものお祝いに行った時のもの。
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10.コーヒー農園の女性たち。あっこさんについて産地に行った時のもの。
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by africa_class | 2012-04-25 11:51 | 【新設】ゼミ生inアフリカ

【速報】国会福島原発事故調査委員会にみる当事者の声、委員の応答、日本の未来の可能性について

昨日から国会の事故調が福島県内で開催されています。
第10回委員会+タウンミーティング+記者会見を視聴しながら、この
委員会が、福島原発後をどうするのか、再稼働や原発政策をどうして
いくのかという論点に留まらず、以下の点で非常に画期となるものを
含んでいると感じています。ちょっとレベルがそろっていないのですが、
4点書いておきます。(今助成申請や論文で忙しいのでまた改めて
書き直すので、これはメモだと思ってください)
 なお、私がこの問題に深くコミットしているのは、前にブログで投稿
したように、この問題が暴力と平和の問題につながっていると考えて
いるからです。と同時に、アフリカや世界の暴力紛争後の社会がど
うやってその亀裂を乗り越えていくか・・・という問いが、私の研究の
最大の問いだからです。
 そのために、紛争原因(真相究明)が非常に重要かつ自分の仕事
と考えてきました。と同時に、では原因を把握した上で、どう未来を
構想するのか(再び同じ過ちを繰り返さない)という問いもまた、今と
りくんでいるテーマでもあります。私の中で、「アフリカ」と「日本」とい
う垣根はありません。人が暮らす社会では、暴力と平和は永遠のテ
ーマであり、過ちを犯し続けている人類ではありますが、だからとい
って諦めるわけもいかないと思っています。お互いから学び、お互い
を支え合いたい・・・そう願っています。
 いつか、アフリカの研究者にも、この原発事故とその後のバッドガ
バナンス、人びとの権利の剥奪と抑圧、政官財の癒着構造につい
て研究する人が現れてくるでしょう。私たち、単に東電や日本の政
府ばかりでなく、私たち日本の市民もまた、その一挙一動が世界に
注視されているのです。

(1)憲法に書かれた「主権在民」の原則を、日々、そしてどのような
  イシューにおいてもどう実現していくのか?
(2)「日本型民主主義」の限界、例えば国民の命・声を優先しない
  政権、官僚、国会と国民の間の乖離をどう乗り越えていくのか
(3)プロセス、情報開示における透明性の確保
(4)人びとの側の声ではなく、政府発表や公的発表ばかりをピック
  アップして垂れ流す既存のメディアの問題
(5)被害の当事者を意思決定のプロセス・機関に含めている
(6)世界を視野に入れて議論している

■国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会とは?
http://www.naiic.jp/
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委員会メンバー(国会議員ではありません。独立した民間の
委員から構成されています)
http://www.naiic.jp/wp-content/uploads/2012/01/iinkaimeibo.pdf

■政府の事故調査委員会や民間の委員会と何が違うか?
この点は重要で、かつ委員長のウェブ上の挨拶文、あるいは
昨日の冒頭の委員長あいさつに非常に分かりやすく提示されて
います。
①委員長あいさつ
http://www.naiic.jp/about/
「私は、本委員会のキーワードは、3つであると考えています。それは、
「国民」「未来」「世界」です。すなわち、本委員会の使命は、第1に、
「国民による事故調査」、第2に、「未来に向けた提言」、そして、第3に、
「世界の中の日本という視点(日本の世界への責任)」であると考えて
います。(中略) そして、国民の代表の国会による設置であることを
原点に、「国民自身による調査」、「国民目線での事故調査」、「国民と
共にある事故調査」という基本的な姿勢を忘れずに、真摯に調査を行
っております。
 第2に、本委員会は、「未来に向けた提言」をしていくことを、その使
命と考えております。
 今回の原発事故は、いかなる対応をとろうとも、今後数十年にわた
って、日本そして世界に影響を与えていくでしょう。そのような現実を
踏まえた上で、未来に向け、今後、2度とこのような原発事故が起こ
らないように、責任の所在を明らかにしつつ、真相究明を行うことが
重要です。」
②第10回事故調in二本松での委員長あいさつ
*後日正式な議事録が出るのでそれをご参照を。以下はメモです。
「初めに、政府の事故調査委員会と何が違うか。この委員会は、民
間の独立した委員会。国会内に、民間の委員会が設置されるのは
日本の憲政史上初めての事。本委員会は昨年の11月に発足。
真相究明と事故の再発防止、未来に向けた提案を行うのが目的。
調査活動を進めている。
 私たちが最も大事にしなければならないのは、今回の原発
事故によって被災された方々の側に立つということ。

 第一回は、福島市で開催。タウンミーティングも避難者のいる埼玉
で行った。今回、明日は、福島県内で開催。」

■第10回委員会後のタウンミーティングでのやり取り
これは本当に心を動かされたやり取りでした。事故調査委員会
そのもの以上に重要なやり取りでした。でも、住民の声を中心に
報じたのは、河北新報だけでした。東京から来た記者さんたちの
頭の中には「政策」ばかりがあって、住民の声に真摯に耳を傾け
る姿勢がないということでしょうか。マスコミが危険を報道しなか
ったから被曝したということの自覚がないのでしょうか・・・。
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120422t61003.htm
以下、私のメモです。議事録が出るのでそちらをご参照いただき、
またリアルなやり取りを是非ご視聴ください。
http://www.ustream.tv/recorded/22004751
①最初の浪江町出身の男性 
持って来たいわき市、南相馬市の土を出してガイガーカウンター
を近づけるとピーピー鳴り続ける。二本松、ここまでくるまでの
間アラームなり続けた。
「法律はo.6/1時間以上、18才以下お断り。法律はそういっ
ています。ここは管理区域ですよ。こういうところに子供たちを
住ませて安全なんですか?崎山先生はチェルノブイリの報告
書で、子供は3-7倍影響があるといっている。それは山下教
授と出した報告書。その件を今でも国は隠すのか。SPEEDI
を隠しただけでなく」
←崎山委員「もちろん放射線被ばくしない方がいいので、でき
るのであれば低い所に行った方がいいのが原則」
②浪江町出身の女性
「今確実性はない。大人に取って一番大事、宝物は何かという
と子供です。福島県知事が18歳未満は無料という申し立てを
していますが、国は認めなかった。県知事が18歳未満という
区切りを作ったこと自体問題。外部被ばく・内部被ばくは今現
在わかっていない。私たち大人は子供たちがこれから生きて
いくうえで、医療が自由にアクセスできることをやるのが義務。
県や国が18才で区切るのは問題。
 私たちは子供たちがいるからこそ生きていけるわけであって、
子供たちが一番重要。子どもたちが今後もしガンが発症した
ときに、被曝したから発症したのか、生まれもったものか、どこ
を境に区別するのか。今、大人たちがしなければならないのは、
被曝をしている人にはそれだけの医療が無償で確保されるこ
と。町を先頭に、国や県にこの言葉を届けなければならない」
←崎山委員「ガンにならないうちに、予防的に線量を下げてい
く、将来の健康を守る意味で大切。それが出来ない場合は、
生活の記録をきちっとつける。将来そういうことになった場合、
因果関係を証明していく。国や県が健康管理手帳を作って、
ずっと責任をもって健康を見守っていくという制度を創って
いくのがいいと個人的に思っている」
③浪江町の男性
「40年も貢献したのに避難道路すらつくってもらえなかっ
た。このような事故は最後でない。必ず繰り返すだろう。
(中略)サリン事件で詐欺罪で問われるのに、国・県・官僚
・東電、誰も責任取っていない。オカシクナイのか?私たち
の犠牲は私たちで済ませてほしい。他の地域の人をこれ
以上犠牲してほしたくない。
 原発で働いている労働者がいっていたこと。放射能が高く
て作業が出来ないときは、海側のシャッター開けて、山側の
シャッターを開けてきたそうだ。名目で住民を守っているとい
われているが、私たちは国の発展の人柱にされてきた。
 皆さんは承知なのか?責任のある方にはお願いしたい。
これから子どもたちのためにこのような事故が起きてはなら
ない、決して起こしてはならない。決して、この地球を汚して
はならない。責任は誰にあるのかとことん追求すべき。負の
財産を残すような原発でいいのか。電気は私たちは使うが、
子供たちはこの危険なものを管理していかなければならな
い。そのお金は誰が持ってくるのか。そういう自分勝手なこ
とばかりでいいのか。原発に関しては、責任のある行政が
不可欠。
 ここにいる避難民をどう救うか。避難民を食い物にしてい
る社会構造状況。大手ゼネコンが除染で儲けたり。私たち
のことを最初にちゃんと知ってからしてください」
→野村委員:原子力行政に携わってきた人たちに色々な
疑問点をぶつけてきた。私たちも無責任だと思うことをいく
つか発見している。しっかり報告書に反映させたい。こうい
う形でここに来させて頂いて、被災者の皆さんの力強いご
発言、今まさに被災された方々の本当の心の中から出
てきている疑問や怒りをここで感じさせてもらって、単に頭
の中で考えるのではなく、皆さまのお気持ちを踏まえて、
調査を続けて、最終報告書に反映させたい。
④浪江町の男性
「事後調査委員会ご苦労さま。調査するのは分かるが、
国の命令で避難している。未来を創る委員会を作ってほし
い。過去はすべて失った。専業農家しているが、浪江でも
のは作れない。ものを作れない場所で暮らせない。双葉郡
で国会をしてほしい。仮設から通ってほしい。
 あなたたちが国会を双葉郡でやって安全だというのであ
れば、私たちも帰る。あなたたちは安全な所で考えている
だけ。私たちがどれほど精神的に参っているかわかって
ほしい。私たちの未来を、国会で考えてください」
→蜂須賀委員:大熊町の避難民です。私も仮設に入って
います。つらいです。気持ち分かります。私たち国会議員
ではありません。私はどうしてこの場にいるのかと思って
きたが、おっしゃる通り皆さんの気持ちわかる。未来を考
えてほしいというご意見、その通りだと思います。どっかに
入れてほしいと考えている。先生たちに毎日伝えている。
気持ち十分にわかっている」
⑤浪江町80才の女性
「孫も一緒に。線量の高い所に避難した。これから生まれ
てくる子供、育つ子供。本当に心配。これから医療関係
などしっかりやってほしい」
⑥浪江町男性
「規制側と推進側が一体になって原発推進してきた。
今でもそれは変わらない。
 国民の命とか生命とかまったく考えていなかった。事故
調査委員会の報告に盛り込んでほしい。未来の提言とい
う点で、土地を追われ、歴史を奪われ、民族芸能文化す
べて奪われた。その喪失感、空しさ・・・生活しててもはり
あいがない。そういう精神的な苦痛をしっかりと見据えて、
防ぐために今後どうしたらいいのか、国民の生命や生活
を守るための報告書にしてほしい。
 また原発を再開するという政府の方針が出ているよう
ですが、国民の命を無視した行動。この事故調査委員会
の結論すら待てない。中途半端な政策をして大丈夫と
いっている。こんな政府世界のどこを探してもないはず。
委員会として報告書としてしっかり書いてほしい」
←黒川委員長「ホームページでも書きましたが、国民目
線。この委員会は政府の事故調と違う。国会の定めた
委員会で、議事録はすべて観れるようになっており、ホ
ームページで日本語英語ですべて読めるようになって
いる。皆さんのご意見も出てくる。後でもいつでも見れる」
←大島委員「市民目線にたって、批判を恐れずやって
いく」
⑦浪江町の男性
「緊急避難区域は一時立ち入りの際に防護服。計画的
避難区域は以前は通行書が必要だったのに、今自由に
入れる。しかし、線量は緊急避難区域より高いところも
多い。自宅に何泊もした人も。明らかに高線量地域。国
は知っていながら何も伝えず。帰ってくる車の中でアラ
ームが鳴りっぱなし。靴についてるから。
 国民が行政を信頼できない国なんてありえない。国民
の信頼に足る政府であってほしいという一言を入れてほ
しい」
→桜井委員:国民と国家の信頼はその通り。この委員会
はそのことを目指す。

■記者会見
http://www.ustream.tv/recorded/22006556
黒川委員長と被災当事者である蜂須賀委員が並んで会
見。この二人がやるということにこの委員会の姿勢がみ
えるでしょう。
①黒川委員長「(前略)ご意見として、避難の指示、実態
については、指示・方向など、最初の大事な時に、国ある
いは東電から何も情報がないまま避難せねばならなかっ
た。(以下、住民の声の委員長まとめ)
 被爆者への医療、被曝した子供たちのために国が責
任をもって管理すべき。原子力災害、放射線被ばくや免
疫低下だけでなく、精神ストレスなども大きい。将来につ
いて、地震・津波によって避難した人を対象としたものだ
けでなく、原子力災害によって被災した人を対象とした
法制度が不可欠。国民の生命を蔑している。原子力立地
の皆さんに同じような経験をさせたくない。
 事故が起こった時の防災・避難など住民の安全確保の
視点がなければ、原子力の安全はないということを我々
に突き付けている。
 1年間の政府の対応について、国民がどう思っているか
伝わってきた。現在の規制当局の在り方をめぐる議論に
は、国民の生命を守る、同じ体験を繰り返してほしくない
という被災者の願いがすっかり、すっぽり抜かれている。
あれほどの事故をおこし、1年経っても、何も変わらない
ことを示している。

 また、国民が信頼に足る国家でほしいという強いご意見
を直接窺い、改めて官邸・霞が関と国民との距離がまだ
まだ遠いことを確認した。我々はこの距離をなんとか縮め
たいと感じ、それをミッションとしたい」
*下線は筆者による

■暫定的な感想
 驚くべきことに、「自分の権利の主張」ではなく、「子供
たちの」「他の原発立地の人たちの」将来の権利を主張
した人がほとんどだったという点です。
 このように崇高で、的を得た発言の数々に、正面から
受け止め、返事ができる人は、今どれぐらい現在の政権
関係者、官僚、電力会社、国会の中にいるでしょうか?
 これだけの被害を起こしてなお、自分の利己的な利益
ばかり追求し続けている人たちに、怒りと絶望を感じます。

「普通の人びとの良識」に打ちのめされた視聴でした。
是非皆さんの目で、耳で、心で、身体で、接してください。
http://www.ustream.tv/channel/jikocho
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by africa_class | 2012-04-22 12:44 | 【311】原発事故と問題

『ニジェール暮らし」上映とトーク回@JICA地球ひろば(4月26日)

このブログでも紹介した映画『アブバとヤーバ』の映画監督大宮
直明さんから、以下のイベントのご連絡いただきました。
http://abubayaaba.blog42.fc2.com/
 大宮さんからのメッセージです。
「映画の上映会とトークのご案内です。協力隊員の映画というと、
美談仕立てになっていたり、PRっぽいのですが、これは違いま
す。「協力」ということへの悩みやニジェールで教えられたものや、
多くの隊員たち、援助関係者が直面してきたことが、素直に記録
されています」
===================================
□ 「ニジェール暮らし」上映とトーク会のお知らせ □
===================================
彼女たちが見つけた、生きる力
青年海外協力隊員として7ヶ月間ニジェールに滞在した守舞子
監督が、同僚隊員たちの活動や気持ち、帰国後の生き方を丁
寧に綴ったドキュメンタリー映画の上映会を開催します。
 美談ではなく、隊員目線で現実を切り取ったこの作品は、「途
上国」を訪れた日本人の多くが感じる思い―「豊かさとは何か」
「自分の居場所はどこか」といった問いを思い出させてくれます。

日時:4月26日(木)19時から21時ごろまで
場所:JICA地球ひろば(東京都港区広尾)セミナールーム301
   http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
プログラム:
・18時45分:開場
・19時  :上映開始
・20時すぎ:監督を交えてのトーク
・21時:終了
・司会:小田賢治(青年海外協力隊ヨルダンOB)
 コメンテイター・河合憲太(青年海外協力隊インドネシアOB)
参加費:1000円
申込:下記主催者宛てにメールでご連絡ください。
守舞子監督プロフィール:
1974年生れ。アフリカ・欧米・南米・アジア30ケ国を旅行し、
3度目の西アフリカで、初めて持っていったビデオカメラの伝達
力に感動。映画美学校ドキュメンタリー科へ入学。学校の課題
で「ブラジルを聴くin Tokyo」を初監督。 映像編集の仕事や
NHK「BSきょうの世界」にて制作ディレクター経験後、JICA青
年海外協力隊 短期隊員として7ケ月間、西アフリカのニジェー
ル国営放送局にて活動。帰国後、ドキュメンタリー「ニジェール
暮らし」を制作。
主催・連絡先:
CVP(Creators for Vulnerable People)
メール:abubayaaba<@>yahoo.co.jp
チラシ:http://cvp1.web.fc2.com/document/nigerflyer.pdf
*当日のトークの模様は、ネット番組「MIlai」にて中継する予
定です。http://ustre.am/yxH0
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by africa_class | 2012-04-21 21:31 | 【紹介】アフリカ・イベント

今週末のアースディ東京2012はすごい!脱原発もアフリカも満載!是非どうぞ!

明日は代表を務める福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト
FnnnPの首都圏イベント「東京わくわく遠足」@国連大学横の
子供の城+ウィマンズプラザです。
http://fukushimaneeds.blog50.fc2.com/blog-entry-250.html
今回は福島から首都圏に避難中の10家族対象に、健康につい
てのレク、賠償についてのフォローアップ。キッズたちは、子供の
城で大学生らと大いに遊んでもらいます。スタッフ、ボラ、協力団
体の皆さん、ありがとうございます!
 しかも、国連大学前はファーマーズマーケットが開催!!
http://www.farmersmarkets.jp/
素晴らしい野菜・果物・調味料・お昼がわんさか!
 
そして、今土日はアースディ東京2012@代々木、原宿、表参道へ。
http://www.earthday-tokyo.org/
今年はすごい。例の「緑の鯉のぼり」企画も始動。
土曜日のイベントの帰り寄るのですが、パレード(デモ)が日曜日な
のが残念・・・。あっ、行く予定の人声かけて。(もう遅いか・・)

■子供が遊べる67プログラム
http://www.earthday-tokyo.org/2012/event/place/yoyogi/kidsweekend.html
■エネルギーシフトパレード(緑の鯉のぼり!!!!)
4月22日(日)13時集合、14時出発
http://www.earthday-tokyo.org/2012/event/genre/othergenre/post-53.html
*代々木公園ケヤキ並木・渋谷側入り口 
*出来れば「緑の鯉のぼり」ダウンロードしてね。
http://www.enepare.org/505
■アースディコンサート
http://www.earthday-tokyo.org/2012/event/place/timetable-mainstage.html
*ケニアで修業を積んだアニャンゴさんは12時45分登場
■アースディNGOビレッジ
http://www.earthday-tokyo.org/2012/event/place/yoyogi/npo.html
*JVCや世界の医療団などアフリカで活動するNGOも出店
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by africa_class | 2012-04-20 22:31 | 【紹介】アフリカ・イベント

日本アフリカ学会学術大会&モザンビークの回収武器アート展示(民博)5月26日-27日

やっと新学年度が始まり1週間が終わりました。波乱万丈の幕開けでし
たが、新学部の国際社会学部にアフリカ・コースが立ち上がり、1年生
が16名入学。私のゼミには、旧カリキュラムの3年生が13名入り、なん
ともさわやかな風が吹いています。(でも、皆先輩たちのようにいつの間
にか野生動物と化していくのでしょうが・・・)
 さて、5月26日(土)と27日(日)は、日本アフリカ学会学術大会です。
モザンビークの回収武器を使ったアート作品の展示とパネルシンポも
開催されますので、是非お越しください。場所は、千里万博にある国立
民族学博物館。展示も刷新して、アフリカ展示の充実が図られたそう
です。100近くのポスター展示に口頭発表も行われます。そのテーマ
も、ぶんか・言語・類人猿・政治・経済・開発・援助・社会・歴史まで本当
に多岐にわたります。
■詳細は→http://www.jaas49.com/
■プログラムは→http://www.jaas49.com/program.html
(私は土曜日のシンポ直前です・・・準備が・・・・)
■以上シンポジウムは「アートと博物館は社会の再生に貢献しうるか?」
→http://www.jaas49.com/symposium.pdf
 なお、モザンビークの武器回収プログラムですが、日本の市民団体
の提案であったこと、そして日本の市民団体の継続的サポートがあっ
てはじめて実現しているプログラムであることが、まったく言及されて
いません(知らないのかな・・・)。これはとっても残念なこと。まだ時間
があるので、民博の皆さんに働きかけを行いますね(皆さん、これ観
ていたら、是非ご連絡を)。
■http://www.egn.or.jp/mozambique/mozambique.htm
えひめグローバルネットワーク

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by africa_class | 2012-04-20 12:17 | 【紹介】アフリカ・イベント

アフリカ研究入門「伝統衣装」「グローバリゼーション」~ケニアの牧畜民サンプルの「戦士」とビーズ装飾

学内にあるアジア・アフリカ言語文化研究所の企画です。
部屋が狭いので、念のため事前に申し込んでおいてください。
(私のブログをみてと伝えてください)
*なお、遅れて入る・途中退席は辞めてくださいね。
*携帯を鳴らす、いじる、居眠りをする・・ももってのほかです!

題目:「伝統衣装」をまとってあゆむ「グローバリゼーション」の道すじ
~ケニアの牧畜民サンブルの「戦士」とビーズ装飾
講演者:中村香子(京都大学アフリカ地域研究資料センター研究員)
日時:2012年4月24日(火)18時半~20時半
場所:東京外大アジアアフリカ言語文化研究所 
    3階マルチメディア会議室304
参加料:無料
aafrica<@>aa.tufs.ac.jp
*<>を取ってお送りください。
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by africa_class | 2012-04-17 14:11 | 【紹介】アフリカ・イベント

レソト王国留学中のジュンペーからの写真+アフリカ留学は就職に損か?

マダガスカルの次は、南アの隣(というかほどんど中?)にあるレソト
王国に留学中のジュンペーから写真が届きました。「僕は走ることだ
けに興味があったので・・・」といって入ゼミし、本人も周りも心配した
ジュンペー。1年経ってだいぶ逞しくなったものの、その英語力(英語
専攻なんですが・・・)や準備のなさに出発前は本当に大丈夫か心配
していましたが杞憂だったようですね。持前のマイペースで楽しんで
いる様子。高山トレーニングはがんばってるのかな・・・。
 しかし、「アフリカ=暑い」と思ってレソトに行った彼ですが、雪が降
る国だという自覚がなかったようで・・・誰か彼に冬服持って行ってあ
げて!
 去年、一橋大学との合同ゼミの後の懇親会で、学生たちが就活を
するのに留学は不利だから、行くのを断念した・・・という話を聞いて
外大生は驚き、一方留学するなら欧米ではなくアフリカだよねという
話を聞いて一橋大学の学生は驚き、カルチャーショックが生じたの
ですが、今年の就職活動。アフリカ遊学・留学・インターン・就労組
は、すでに内定を一つ以上もらっており、ようやく世間も「アフリカ帰
り」の価値に気づき始めてくれたようです!
 別に、就職がうまくいったからといってそれがどうした・・・ということ
はありますし、企業に学生の価値が本当に分かるのか?という議論
も可能ですが、「アフリカ=どうせ途上国でしょ?=学ぶことなし」と
いう偏見は、グローバル化を急ぐ企業にはすでになく、むしろこういう
学生を歓迎してくれる時代がきたというのは、それはそれで喜ばしい
ことかと。。。残念ながら、親御さんや大学の方が遅れている。
 これらの国の大学への留学は、大学を通してではなく、すべて日本
の在アフリカ大使館+南部アフリカ共同体(SADC)との連携によって
実現しています。2000年から培った個人的な信頼関係でここまで
来たのですが、パイオニアの彼らが上手くいけば、是非大学にも協定
を結んでもらいたいと願っています。
 なので、現在アフリカにいる皆さん。
 パイオニアとしての君たちに期待してるよ~。
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 でも、ジュンペー・・・どこにいるか分からず・・・。
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 もうすっかり同化してますね。帰ってくるのかな・・・。
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ほとんど、というか未だに1人も日本人と会わない状況ですが、
レソトにいる5,6人の日本人の方と
日本人名簿作成のやり取りなどをメールで行い、
もしかしたら今月末に会う機会があるかもしれないので楽しみです。
 写真いくつか送ります。気付いたら大学のあるロマの写真が1枚
もないので、いずれ撮ります!笑 byじゅんぺー
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by africa_class | 2012-04-16 22:17 | 【新設】ゼミ生inアフリカ