今年度の授業もスタート。
今年もまたシラバス印刷に出すのを忘れていて、冊子にシラバス
がなくてごめんなさい。ということで、ここに掲載しておきます。
(Moreのところをクリックしてみてください)
でも、シラバスになかったのに115号室は人でパンパン。200人
近くの学生で埋め尽くされた・・・のです。
(参加型学習実施中の様子。200人いようが今年もやります。)
ようやく外大にもアフリカが根付いてきたかな?
さすが2010年ワールドカップだね~。
といいたいところだけど、月曜日4限に単位になりそうな授業がなか
ったというのが本当のところのようで。実際のところを無記名で書い
てもらいました。それに対してコメントもつけておきますね。
「みんな、どうしてここにいるの~?」
なんせ200枚なので、代表的なものを。
●アフリカについてこれまで学ぶ機会があまりになかったので逆に
関心をもった。(<=この気持ちが嬉しいですね。反逆精神、外大
生にはあまり見られないだけに、重要です)
●国際関係という言葉が関心をそそった。アフリカと国際関係という
ことはどういうことだろうと。(<=よい着眼点です)
●国際協力や援助に関心がある。(<=まずはそれでOK)
●地域基礎が面白かったから。(<=あの厳しい地域基礎をおもし
ろかったといえるあなたが素晴らしい。批判的精神を養うことを中
心にやりましたが、最後までよく頑張りました)
●アフリカ紛争論の授業が面白かったから。(<=これまた、最初
80人ぐらいいて最後は30人になったほど大変な授業だったのに、
よくがんばりました。大きなレポートを2度もよく提出したね。私も
コメント書きで苦しんだけど。)
●この時間に他に必修単位のものがなかったから。
●地域専門の授業がほとんどないから。
●金曜2限の鈴木先生のアフリカ文化論がとても面白かったから。
(<=なにせ500人の履修者。最後まで101は超満員でした。
鈴木先生ありがとう。今まで隔年でしたが今年と来年続けてき
てくれるはずです!)
●アフリカの本当のことを学びたい。(<=「本当のこと」とは何だろ
う。私がいくら一生懸命がんばってアフリカ中を旅したとしても、答
えは一つでないし、本当のことを教えられるかというとそれは無理。
でも、メディアが流布するだけではないことについて一緒に考えら
れるとよいね。)
●ヨーロッパ系の授業ばかりで偏っているから。(<=英語・フランス
語・ドイツ語専攻の皆さんがたくさんこういうコメントをくれました。
その調子。世界はもはや欧米で回っているわけではありません。
いつの間にかしみついた欧米中心主義を問い直してみましょう。)
●あまりにアフリカ関係の授業が少ないので。外大にはアフリカに
ついて学べる授業が少なすぎるから。(<=そうだよね。みなさん
の声が大学に届くようにがんばりましょう。)
●BRICSがアフリカへの投資を盛んに行っているから。(<=2年な
のにすごい目の付けどころですね。この調子で世界の時事問題も
フォローしていってください。)
●授業の手法が他のどれとも異なっているから。(<=参加型学習
のことかな?NGOや外の講演会ではいつもやってきたのですが、
自分の授業に反映させ始めたのは実はこの2年のことなのです。
試行錯誤なんで、いっしょにやっていきましょう。)
【背景】
2010年は、アフリカ諸国が次々と独立を達成した「1960年=アフ
リカの年」から50周年目にあたる節目の年である。と同時に、サッカ
ー・ワールドカップが史上初めてアフリカで開催されるという記念す
べき年となっている。
ここ数年、アフリカでは、中国やインド、ブラジルなどの新興諸国の
経済進出が活発となっており、資源価格の世界的な高騰などもあり、
目覚ましい経済成長を遂げている。「資源産出地」、「地球最後の新
興市場」として、アフリカは経済界などから熱い視線を集めつつある。
一方で、アフリカでは、今でも貧困状況下で暮らす人が人口の半数
を超え、HIVエイズ・マラリア・結核などの三大感染症の感染率、妊
産婦の死亡率、初等教育を受けている子どもの割合、5歳までに生
き延びる可能性など、いずれも世界最悪となっている。これらの問題
の克服は、2000年の国連ミレニアムサミットで、国連ミレニアム開
発目標(MDGs)と名付けられ、2015年までの達成に世界が努力す
ることが国際的に合意されている。しかし、後5年と迫った現在、世界
の中でアフリカだけがこの目標達成を絶望視されている状態にある。
本講義は、このような矛盾を抱えながら、日々急速に変貌を遂げる
アフリカに接近するための、入門となっている。
【授業の目的~アフリカ研究、国際関係論研究の入門編として】
本授業では、以上の世界・アフリカを取り巻く状況の変化をおさえつ
つ、そもそも以上のMDGsに代表される「アフリカ問題」と呼ばれる
「問題」の本質について、多角的な視点から再考する機会を設ける。
「アフリカは本当に貧しい」のか?「貧しい」とはどのような意味にお
いてか?国際関係に占めるアフリカの「低位置」はいつ始まったの
か?その背景には何があるのか?などについても取り上げ、表面
上の傾向の把握にとらわれない深い理解を獲得できるよう、歴史・
社会に軸足を置いた授業を目指す。
アフリカについて学ぼうとするとき、アフリカだけを見つめていても、
本当の意味でアフリカを学ぶことにならない。それは、この地域が
国際関係に翻弄されてきたからであり、本講義が「国際関係とアフ
リカ地域」という枠組みで開講される背景となっている。
また、本講義は、アフリカ以外の地域あるいは国際関係論を学び
たい学生も対象としている。それは、アフリカから考えることは、我
々が陥りがちな「欧米中心主義」的な世界観を乗り越える手助けと
なるからである。
「遠いアフリカ」をより身近に感じてもらうため、内外のゲストを招く他、
参加型学習・視聴覚教材を多用する。
【公開講演会(予定)】
「映画インクビタスを通して考える南アフリカの今~サッカー・ワール
ドカップ南アフリカ大会に向けて』 by 山本めゆ(京都大学)
「ケニア・キベラスラムの子どもたちのエンパワーメント~マゴソTV
の試み」 by 早川千晶氏(ナイロビ在住フリーライター)
「アフリカ報道について考える」 by テレビ関係者
【授業計画】
(1)アフリカ地域をめぐる世界の2000年から現在までの動きをおさえる。
(2)世界史に占めてきたアフリカ地域の「位置」、アフリカへの「視座」についてふり返る。
(3)「アフリカは本当に貧しいのか?」について考察する。
(4)「アフリカ地域の実態」に触れる機会を設ける。
(5)現在の国際関係におけるアフリカの「位置」を再考するとともに、この背景について検討する。
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