人気ブログランキング |
ブログトップ

Lifestyle&平和&アフリカ&教育&Others

afriqclass.exblog.jp

行政と住民、市民社会を考える~街づくりのケース

深大寺通り街づくり協議会というのに入っている。
去年準備会が立ちあがり、最初からチョコチョコと関わっている。
a0133563_23455212.jpg

小学校で、道路の社会実験の説明会があったので、寒い雨の
中、子どもとえっちらおっちら行ってきた。どんなに忙しくても、
地域社会をおろそかにしてはいけない!
でも、来てるのは、関係者ばかり。市役所の人、コンサル会社の
人。その上、せっかく住民が集まって役所の人たちと決めたプラ
ンが覆されて(詳しくは後日)、本当に皆腹を立てている。といって
も、本当に悪いのは警察らしい。警察がいきなり、道路に実験的
におくはずのハンプ(こぶ)が駄目と言いだした。
 ハンプ・・・日本ではあまりお目にかからないけれど、世界中どこ
でも普通にある。スピード出しがちな道路で、スピードダウンさせ
るための工夫で、どこかでは「寝ている警察(sleeping police)」
と呼ばれているほど。それをなぜ設置禁止にしてしまったかという
と、ずばり「危ない」から。
 時速制限30キロの深大寺通りの車のスピードを測ったら、大幅
に上回っている車ばかりで、そんな道にハンプを置いたら、「危な
い」から、「責任を取れない」そうな!!!!現状を放置している
ほうが危なくないんでしょうか???!本当に驚く言い訳。警察が
決めたことで、役所が決めたわけではないものの、しかし、そこは
地方自治体。文句をいいそうな人の家を回って、説明会で誰かが
ちゃぶ台をひっくりかえさないように根回し・・・。
 家を回られた人たちは、厳しいことも言えず、泣き寝入り。でも、
こういうことをするから、住民は参加しないんだよね・・・。だって、
これって口封じ。住民主体で町づくりをしてくださいとお願いして
おいて、住民に反論もさせない・・・。哀しい民主主義です。
 アフリカでも長らく「参加型開発」とか「住民主体の」ということが
いわれてきたけれど、実態は、開発コンサル会社や国連、援助
機関が、交通費・食費と称してお金をあげるから集まるだけ。援助
関係者も矛盾を感じるものの、住民の参加率を上げない限り、や
ったことにならないため、必死。誰のための何の開発なのか・・・。
 ひるがえって深大寺。上からふってきた「街づくり協議会づくり」
を(市が予算が国から降りてくるからやるようにといった)、住民な
りに、主体性を発揮して進展させてきたというのに、結局のところ、
単に「議論」に「参加」しただけ。最終決定は、どこか見えないとこ
ろで、知らない間に行われ、住民が何度も何度も集まって、互い
の異論を合意形成にもっていった案を、結局は無視。それなら、
住民参加なんていわなきゃいいのに・・・と皆憤慨。
 遠いアフリカでやってきたことを、地元でもされているということ
に、「灯台もと暗し」だったなあと反省。がっかりすることも多いよ
うだけれど、これも積み重ね。しぶとく、がんばるべし。勉強にも
なるしね。
 それにしても、街づくりもあまりに真面目にやらず、時には羽目
はずしてもいいような気がした。蕎麦屋のおじさんたちがいるから
成り立っているけれど、やはりもっと女性の参加率をあげる必要
があるだろうなあ~。女性が集まるところに、男性も集まるわけで。
逆は、あんまり起らないから。(本当に。ちょっと周り見て。映画
やバー、レストラン、クラブに女性半額とかフリーの日があるの
は、これが理由。)女性の参加。。。。いい知恵あったらお教えを。
従来の自治体とか子ども会とか、義務が伴う中間組織ではなく、
街づくり協議会はあくまでもボランタリー組織。人の自発性に頼っ
ている以上、「面白さ」「ためになる」ことが時にないと、ね。
by africa_class | 2010-10-30 00:03 | 【徒然】深大寺日記
<< 日本国際政治学会in北海道 11月13日、14日は横浜でアフリカ >>