今週は意図せず、いろんな授業で「抵抗」について考える週となった。
月曜4限の「アフリカ紛争・平和論」では、日中戦争とルワンダ虐殺を比較事例として、「民衆動員」の「共通点」「相違点」を明らかにし、その上で「一番民衆動員に有効だと思われる手法」を話し合い、自分たちなら「動員されるか・されないか」を考え、最後にこのような「動員に抵抗するにはどうしたらいいか」を議論してもらいました。

7つのグループが、グループワークの結果を紹介してくれました。いずれもなかなか面白い発表でしたが、「動員されるか否か」については、全グループが「Yes」の答え。
「最も効果のある動員手法」を取られた後の想定なので、分からないわけでもありませんが、「抵抗の精神」をどう普段から鍛えるかは、日本で生まれ育った人にはチャレンジですね。
これをどう脱却するかについては、冬休み中しっかり考えてもらえればと思います。
この授業をあえて、「アフリカ平和論」としない理由は、まさにここにあります。目指すのは平和ですが、紛争やこのような動員を熟知しないまま、イメージの平和を訴えても、いざとなれば「もっていかれる」のが、我々民衆の限界なんで。権力側が押しつけてくる論理をまずは知り、分析し、理解しておくことが重要です。
そして、その次には、皆が絶対に「駄目だ」と思ったときに、必ずあった抵抗こそが、歴史を動かしてきたのだということを、学んでほしいと思います。
私も、いつの間にか、ぬるま湯の中で流されがちな今日この頃なので、「とがった精神」を忘れないようにしたいと思います。
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