昨日、あるアフリカの国の大使から電話がかかってきた。
一応案件はあったのだけれど、最近のよもやま話で盛り上がった。
つまり、外務大臣の交代に次ぐ交代とか、、、、。日本の「Bad
Governance(悪い統治)」についてとか。もはや、アフリカにどう
とか言えないかもね~といいつつ、大使が一言。
「北アフリカを入れない限りは!」
・・・こういうときだけ、北アフリカ切り離すのね。
「サハラ以南アフリカ=危ない地域」とされてきたのに、一躍、北ア
フリカ(日本では中東!!!)こそ、危ない地域とされる今日この頃。
サハラ以南アフリカに向かう学生たちが、一番安いエジプト航空をも
はや使えなくなった・・・と嘆いているのを聞きつつ、なんとも不思議な
気分に。
そして国会では、「中東のチュニジアでは・・・」との発言が頻繁にな
され、いい加減辟易。それにしても、スーダンはどっちに入るの
だろう。アラビア語というだけで北アフリカに入れられることが多いもの
の、実際はサハラ以南の性格もあり。特に、南スーダンなんかは、中東
北アフリカ地域と呼ぶには無理がある地域。
いずれにせよ、リビアの人々の今を思えば思うほど、胸が痛む。
聞こえてくるのは、カダフィ政権関係者か反政府勢力の関係者の声ば
かり。一般の人々はどうしているんだろう。それにしても、今の今まで
リビアがこういう国だと、何人の日本人が知っていたことだろうか・・・。
メディアもにわかに、北アフリカブームとあって、色々な問合せが。
といっても、北アフリカが「アフリカの一部」と考えるメディアからの問い
合わせであって、北アフリカが中東と考えるメディアは中東研究者に問
合せしている模様。
ということで、国内のBad Governanceを嘆く、日本人とアフリカ大使
の会話は、北アフリカ状態よりまし・・・という意味不明な結論で幕を閉じた
のでした。
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