世界で唯一原爆被害に遭った国、日本。
広島原爆投下の日に生まれた私。
「戦争のない世界」をビジョンに活動・研究をしてきたものの、
そして原発にNOという活動の支援をしてきたものの、本気で
取り組んできたか・・・というとそうではありませんでした。
ほとんどの日本の皆さんも?
米軍の原子力空母の入港には反対するものの、では原発の
存在に反対してきたか?資源がないから、電力が足りないから
仕方ない。他のものはコストが高いし・・・。そういってきたのでは
なかったでしょうか。
現代日本で「被ばく」する人が出る事態など、この震災の前には
考えられなかったのではなかったでしょうか?これは、自戒をこめ
て、自分に対していっています。私たちは、「原発」に無関心でした、
と。
Wall Street Journalの週末版に、世界の原発の所在地と活断
層の状態、津波の可能性などを含めたリスクマップが掲載されて
いました。幸い、同新聞のウェブ版で確認できるので、是非みてく
ださい。
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704713004576209253471175160.html?mod=WSJ%2BFlash%2BInteractive
世界の原発の中で最も「やばい原発」が、14あるといいます。そし
て、その10基までが日本と台湾に集中していることを知ってました
か?内7基が日本。確率からいうと、50%・・・。しかも、今回の福島
より「危ない」のが、美浜原発、志賀原発(記事ではShikaになって
いますが、多分これ)、島根原発、もんじゅ・・。(何より危ないのは、
もんじゅですね)
そして、地図にみる原発の集中具合は、尋常ではない状態です。
真っ赤(危ない地域)に塗られた小さな島国のその上に、所せまし
と何個も何個も原発があることが示されていて、ぞっとする光景。
「想定外」「日本の技術力は世界最高」・・・の言葉に、もはや私たち
は振り回されるべきではないと思います。「目の前の危機」に注目し
つつ、「次」も考えていきましょう。なぜかというと、日本政府も国民も、
「のど元すぎれば・・・」という傾向が強いのはご存じのとおり。
この危機の後に、なんだかまた忘れてしまって、次の危機が来る・・
そういうことは、犠牲になられた方々のためにも、してはならないと
思います。阪神淡路大震災のとき、被災者の皆さんがおっしゃった
のは、「せめて未来の震災の教訓にしてほしい」という一言でした。
現場はまだひっ迫している状態です。そこを応援しつつ、「未来へ
の教訓に活かすこと」・・・皆で取り組みませんか?
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