海外の報道機関等からプルトニウムの流出について繰り返し
懸念が出されていたにもかかわらず、東電がこれの調査に
乗り出したのは、事故発生から10日経った21日のこと。そし
て、やはり検出された。
■毎日新聞:東日本大震災:福島第1原発事故 建屋外にも汚
染水 敷地土壌からプルトニウム検出、格納容器損傷、高まる
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110329ddm001040045000c.html
毎日新聞は、東電が発表した、「1940~80年代に繰り返され
た大気圏核実験の際、日本に降ったものと同等で人体への影
響はないとしている」とだけ掲載。しかし、冷戦期に、行われてい
た核実験の影響を、東電は実際に調べたことはあるのだろうか?
日本人の癌での死亡率の高さをこれと結びつけるのには無理
があるが、同時に東電が「問題なし」と言いきる根拠もまた明ら
かではない。そして、このような「核実験のときと同じだから大丈
夫」という言い訳を、そのまま解説なしに垂れ流しできる日本の
新聞の姿勢に、疑問を感じる。
■一方の朝日新聞。同様に、一面で、「プルトニウムを検出、微量
『人体影響なし』」と書いている。こちらも「」付ではあるが、一面の
スペースが小さいとしても、アラートする一言を載せるべきでは?
解説もあるが、「プルトニウム監視強化を」と書いている割には、
中身は毎日新聞と同じ。東電と保安院の情報を掲載しているのみ。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103290090.html
プルトニウムは自然界にはほとんどない物質だ。だが、1950~80年代の核実験で世界中に拡散、国内で今も微量に検出される。今回検出されたプルトニウムの濃度も、ほぼ同じレベルだったことから、プルトニウム自体が人体に与える影響はほぼないとみていい。経済産業省原子力安全・保安院も「ただちに健康に影響をあたえることはない」と説明している。
これでは、何故プルトニウム監視強化をすべきなのか、分から
ない。ということで、やはり市民は自ら色々な情報源を自分で調
べ、周りと共有し、理解し、自衛するしかない・・・という状態におか
れているということ。今、仲間たちとプルトニウム問題について、
調べているところ。詳しくは、また後で。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-12338924"
hx-vals='{"url":"https:\/\/afriqclass.exblog.jp\/12338924\/","__csrf_value":"7d266093f508670e3de8f50804867123dea7d129e39da9b8afb171453e2663454fbd81f0b3dbd5acc9fe128c12749dd925df884508e9451dfadff64d8f9986de"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">