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現地入りをするボランティアの心構え

すでにあちこちに標題の件について情報が掲載されていますが、
朝日新聞にまとまった「ボランティアの心得」が載っていました。
3月29日版。私の経験からも、役に立ちそうなものを紹介します。
特に、(3)の心の健康の管理は、重要です。神戸にも全国から
何万というボランティアが来られましたが、(3)の問題がある人が
結構おり、コーディネイターたちの気苦労は相当のものでした。
 なお、神戸のときも、とにかく急いで駆けつけなきゃ・・・という勢
いで来る人も多かったのですが、初めて震災ボランティアをする
人の場合、重要なことは、自立(律)性と継続性。
 記事にも、「長い目で協力して」という言葉がありました。一過性
のボランティアと捉えず、長い目で被災地の皆さんを応援してい
くという姿勢で、取り組んでいきましょう。いずれは、被災地の復興
にあわせて、被災地のものを購入するなどの手法での支え方もで
てきます。
 なお、現地で怪我をする可能性がまだ高い段階です。以下の4カ
条にも書かれていますが、ボランティア保険に必ず入りましょう。
全国にある社会福祉協議会で個人でもグループでもすぐに入れま
す。大学によっては制度を持っていることがあるので、まず大学で
調べてみましょう。
http://www.fukushihoken.co.jp/volunteer/kanyu/kanyu.html
(全国社会福祉協議会のボランティア保険
 また、直接現地に行くのは、迷惑になることがあるので、事前に
受け入れ先を確保してから出発しましょう。NGOのネットワークが立
ち上がったので、そちらも参照してください。
■「東日本大震災支援全国ネットワーク」
(全国からボランティア団体やNGO、NPOなど141団体が参加)
ホームページ(http://www.jpn-civil.net/)
■「助けあいジャパン」(内閣府震災ボランティア連携室)
http://tasukeaijapan.jp/message/index02.html
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<<ピースボートの山本隆さんによる4カ条>>
(1)滞在日数分の生活物資(食料、衣料、テントなど)を準備し、
ボランティア活動保険に加入する。
(2)体力があり、過酷な環境でも冷静な判断力を失わない。自分
の安全と心身の健康を管理できる。
(3)グループのリーダーの指示に従う。「もっと被災者の力になり
たい」と思いこみ、勝手に活動しない。
(4)被災者に同情しすぎない。励ますよりも話を誠実に聞き、「何
が求められているか」を知る謙虚さを持つ。
by africa_class | 2011-04-01 15:23 | 【311】未来のために
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