すみません、タイトルの部分神奈川県のお茶でした。
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ちょっとの間、「原発事故」のニュースはお休みしていたところでした。本業
と福島からの避難者の皆さんのニーズ対応とニーズ調査に追われてい
て、ニュースのフォローはしているのですが、書く余裕がありませんでし
た。重要情報は続いていますが、また改めて書きます。
このニュースは、見過ごせないので掲載します。神奈川県南足柄市は、
小田原市の北方にある緑豊かな町。「自然豊かな地域」として同市のHP
上では紹介されていますが・・・そんな福島原発から遠く、遠くの290キロ
の地域にも、ついに影響が出ています。詳細は、以下の同市の情報か、
末尾のNHKニュースをご覧ください。
http://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/index.jsp
しかも、「セシウム」。半減期が30年・・・。しかも、神奈川県です。恐れ
ていたことが現実になってきています。またしても「直ちに影響なし」と書
かれていますが!
「来るべきものが来た」あるいは、「近づいている」と実感しています。
ニュースがないと「大丈夫」と思いこんでしまう哀しい国民性。あるいは、
深刻なニュースに慣れてしまう国民性。しかし、実態として、事態は悪
化しているのであって、よくはなっていません。
何度もいいますが、新聞やテレビに掲載される大気中の放射線量は
そこまで重要ではなく、皆さんの口に入る(つまり内部被ばくさせる)水・
野菜・お茶、ミルク等、そして大気中のチリや土ぼこり・・・こそが、人体に
大きな影響を与えるものなのです。そして、それは晩発性障害といって、
すぐには人体に影響を与えず、10年、20年、30年・・・・それ以上の影
響を与え得るのです。
その意味で、確かに「タダチには影響なし」なのです。
皆さんはもう大丈夫と思いこんでいるようですが、原子炉の状況は改
善しておらず、放射能漏れは止まっておらず(8日には二重扉まで開か
れた、必要だったとはいえ)、放射性物質は確実に拡散しています。
以下、そのことを示す情報を列挙します。いずれも、1週間で半減する
ヨウ素の話ではありません。半減期が29年や30年のストロンチウム
やセシウムの話です。しかも、ストロンチウムは海の生き物の捕食に
よって10倍に濃縮される上、人体に入ると骨にたまっていきます。
(1)福島県の郡山市で学校校庭の表土を削り取ったにもかかわらず、
一部の校庭ではまた線量が増えている
(2)福島県内の18の下水処理施設の汚泥から高い濃度のセシウム
が測定(5月9日のニュース)
(3)福島原発周辺の海と原発敷地の土壌から、ストロンチウム90が
初めて検出される(同上)
もはや30キロ圏内、計画避難地域・・・などの国が決めた線引きと
は関係なく、放射能汚染物質は拡散しているといえます。
ここから分かることは、国は守ってくれません。東電も当然守ってくれな
いということです。ですので、おそらく自衛しかない・・・ということがはっき
りしているということです。
よくどの情報が「正しい」のか分からないという意見を聞きます。このこ
とは前にも書いたのですが、「正しい」か「どうか」ではないと思います。
自分として「どう分析し、どう予想し、どう決断し、どう生きるか」なのだと
思います。私たちみたいな中年以上の人間は仕方ないとしても、若いみ
なさんは、自分の人生をどう送りたいのかよく考えてほしいと思います。
30年後(私が生きていたらですが)、「先生あの時は大げさだったよ」
といいに来てくれるぐらいだったら本当にいいと心から思っています。
ただし、煙草を吸っているあなた、まずそれは止めましょう。放射能以前
の問題です。
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NHK:茶葉から基準超の放射性物質
5月11日 19時15分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110511/t10015827511000.html
神奈川県南足柄市で栽培されたお茶の葉から、国の暫定基準値を超す放射性物質が検出されました。神奈川県は、直ちに健康に影響を与えるレベルではないとしていますが、この春に県内で収穫され、すでに出荷されたすべてのお茶について、回収を要請しました。
神奈川県によりますと、9日、南足柄市で栽培されたお茶の葉を採取して、放射性物質について検査したところ、国の暫定基準値の1キログラム当たり500ベクレルを超す、570ベクレルの放射性セシウムが検出されました。神奈川県は、直ちに健康に影響を与えるレベルではないとしていますが、南足柄市とこの地域を管轄する「JAかながわ西湘農協」に対し、この春収穫されたお茶の出荷を当面、自粛するよう求めるとともに、すでに出荷したお茶の回収を要請しました。(後略)