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やっぱりメルトダウン・・・1号機、そして3号機の事実

政府による東電「救済」が決まったとラジオで聞いて、新聞を開いたら
、今度はこのニュース。そのタイミングがなんともいえません。
 なぜなら、私たち素人でも、外国機関や専門家の指摘でも、「燃料棒
の大半が溶融(メルトダウン)して、圧力容器の穴に穴があいている」
可能性は、3月の事故発生の時点で推測されていたこと。
 むしろ、それを否定し続けてきたのが東電であり、それを調べもせず
追認してきたのが政府であったわけです。
 水位計が壊れていたのに???その自信、その否定は何を根拠にし
ていたのでしょうか。東電は燃料棒の破損は55%・・・と数値までだし
ていたわけです。しかし、 実際は、水位を計ることすらできない状態
だった・・・。じゃあ、この数字はなんなのでしょう?何故50%でなく、
5「5」%?
 本当に、呆れ果てています。「あり得ない」意味で、unbelievable
です・・。何を「根拠」に、55%の破損としていたのでしょうか・・・100%
破損していた可能性は限りなくあったというのに?水位を計れなかった
のであれば、それを前提として55~100%破損とすればよかったので
は?でも、「メルトダウンではない」と言いきってました。東電は。
 理科の実験でも、あり得ない説明ですが、専門家や職員が100人以
上もいる原子力「安全」・保安院はそれを許してきたんですよね・・・。だ
とすると、我々は何のため税金を払っているのでしょうか。
 いくつかの新聞を読み比べてみましたが、各社ニュアンスが違っていま
すので、是非読み比べてください。ちょっと力尽きて他の新聞紹介できま
せん・・。紙の方が包括的でよかったです。
■福島第1原発:1号機燃料棒の大半 圧力容器の底に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110513k0000m040139000c.html
■燃料の大量溶融、東電認める 福島第一1号機
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105120751.html
****
 で、ドイツから連れがメッセージを送ってきました。我が家では、プライ
ベートな会話も基本、「原発」話題ですね。。。。
「ところで、福島原発はやはり炉心溶融の影響で穴ができてしまった。これは素人である小生は3月12日の午後3時ごろ、NHKのラジオニュースを聞 くだけで予測することができたのに、何でいまとなって、東電、政府、マスコミなど驚くかは分からん。2000度以上の温度がどんなすごい鉄鋼にで も穴をあけてしまうもんだ。さらに、炉心とコンテーンメントとの間に、冷却水を注入すれば、全面的に爆発する危険性がある。これも素人にでも分か るはず。2000度以上の温度の素材と水が接すると、瞬間的に水蒸気が発生し、その容積はものすごいもの。当然ながら、その水蒸気はどこかに行か なければならない。コンテーンメントが吹っ飛ばされ、炉心も破壊されるかも。そして、大量の放射性物質が放出される。(後略)

私たちは、この可能性を察知して、3月12日朝に関西に移動したわけで
すが、私たち、あるいは外国機関が当然そういう展開になるだろうと思っ
ていたこと(メルトダウン)を、この時期に口にした政府関係者や専門家
が、あらゆる場面(テレビを含む)で口封じにあったことはご存じでしょう
か?「不安を煽る」という理由で。
 しかし、あれから2カ月も経って分かったことは、やはり我々が推測し
ていたこと、「想定」していたことは正しかったということです。ということ
は、彼らだってそれぐらいの推測は出来ていたはずで、それを、水位を
計れない状態で、否定してきた・・・・。わざと・・・・。そして、政府も勿論
そうでしょう。でも、メディアだって、水位計が機能しているかどうか知っ
ていたわけですから、東電発表をそのまま載せるのは間違いですよね。
・・・東電から発表があって初めて「情報に信頼性がなかった!」とさわ
いでいますが、それってどういうことなんでしょう?
***
 そして、3号機で高い放射線量が計測されていたのにもかかわらず、
(こちらは計測されていた数値)、その数値は発表せず、水素爆発に至
った・・・そして、爆発14日から数日間、「安全」を言い続ける東電、政府
に安心して、皆「普通に」子どもたちを外で遊ばせ、学校に通わせたので
す。
 なぜ測定できているものは公表せず、測定できてないものをできてい
るかのように扱ったのか?・・・答えは簡単ですね。「人の命や健康を守
る」ためではありません。「会社、メンツ」を守るためです。そんな会社を
政府が救済するという愚行。結局、このツケは、国民、利用者にまわり、
責任者たちは対して痛い想いはしなくてすむ。。。構造に、あきれ果て
ます。我々の子どもたちの命をそんな会社、そんな政府に委ねなけれ
ばならない現実に、情けなさを通り越して、悔しさを感じます。
 こうやって、ここまでの事故、ここまでの被害、ここまでの哀しみを出し
ながらも、この社会は、体制は、変わらない・・・ということなのでしょうか。

■高い放射線量、東電公表せず 3号機、水素爆発前に把握
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105120706.html
by africa_class | 2011-05-13 23:51 | 【311】原発事故と問題
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