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「私たちはこれ以上奪われない、失わない」→『福島原発事故被害者のいのちと尊厳を守る法制定を求めて』

以下の通り、郡山でシンポジウムが開催されます。津田塾大学の国際
ボランティア論でも、外大のいずれの授業でも、「当事者主権」の重要
性について繰り返し指摘してきました。外部者の役割は、当事者により
そい、当事者が立ち上がるのを支えること。そして、自分たちの当事者
性に目覚めて、自分の領域でのアクションを怠らないこと(例:福島原
発の電力は私たちの消費のためのものだった。東京には原発はない
が、原発電力の主たる消費者は我々、有権者として原発政策を変え
ようとしなかった・・・等)。
 このように立ち上がる「当事者」の皆さんに、原因の責任を担う「当事
者」として、連帯したいと思います。何より、最後の方のテキストにある
以下の言葉に耳を傾けたいですね。

「私たちは、これ以上奪われない、失わない。」

 「奪われる」ことにではなく、少しでも回復のために尽力するとともに、
これ以上誰かが『奪われる」ことに加担しない「当事者」でありたいと
願い、がんばりたいと思います。
・・・・・・・・・・・・以下、転送拡散希望・・・・・・・・・・・・・
【シンポジウム「福島原発事故被害者のいのちと尊厳を守る法制定
を求めて」】http://f1higairippou.blogspot.com/
[日 時]2012年3月10日(土)10時半~15時
[会 場]郡山市民交流プラザ大会議室(郡山駅西口1分ビッグアイ7階)
[内容]
●「福島原発震災被害者の援護のための特別立法について―広島・長
崎・ビキニ―ヒバクシャの悲劇を繰り返さない」
秋元理匡さん(日本弁護士連合会、東日本大震災・原子力発電所事故
等対策本部原子力PT事務局長)
●各地からの報告~福島市渡利地区、大波地区、二本松市、飯館村、
南相馬市、浪江町、いわき市、県外避難者
●パネルディスカッション
「福島原発震災被害者のいのちと尊厳を守る法制定を求めて」
コーディネーター:
佐藤和良(脱原発福島ネットワーク、福島原発震災情報連絡センター)
[主催] 脱原発福島ネットワーク・ハイロアクション福島原発40年実行
     委員会・子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
[共催]福島原発震災情報連絡センター
[お問い合わせ]ハイロアクション福島 080-1807-6999 
info<@>hairoaction.com (<>を削除してください)
ブログURL:http://f1higairippou.blogspot.com/
 2011年3月11日、天災に続いて起こされた、福島原発の大事
故。1年を経てもなお、その終わりは見えず、放射性物質の新たな
放出、拡散と濃縮が続いています。
 未曾有の原発事故被害の大きさと深さにもかかわらず、私たち被
害者は、必要な情報から遠ざけられ、総合的な支援策が講じられな
いまま、不安と被曝受忍の中で分断され、その傷を深くしています。
 福島県民だけでも避難を余儀なくされた人は30万人を超え、放射
能汚染地では住民が復興の糸口を見いだせないまま放射能汚染へ
の日々の対処を強いられ、人としての幸福と尊厳ある暮らしの権利を
奪われ続けています。
・私たちは、東京電力が引き起こした原発第事故の被害者です。
・この人災で奪われたものはすべて、加害者が「原状回復」を基本に、
 完全賠償するべきです。
・私たちには、尊厳をもって幸福な生活をする権利があります
 (生存権、幸福追求権)。
・私たちには、安全な地で暮らす権利があります(避難・移住の権利)
・私たちには、福島にとどまるにせよ、離れるにせよ、生活を保障され
 る権利があります。
・私たちには、危険を回避し、被曝による健康障害を防ぐために必要
 なあらゆる情報へのアクセスを保障される権利があります。
・私たちには、被ばくによる健康障害を最小限にするための、保養・疎
 開を含めた防護策と、健康障害の早期発見および適切な治療を保
 障される権利があります。
私たちは、これ以上奪われない、失わない。
福島原発震災2年の始まりを前に、シンポジウム「福島原発事故被害
者のいのちと尊厳を守る法制定を求めて」を開催いたします。
by africa_class | 2012-02-23 12:14 | 【311】子ども・福島乳幼児妊産
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