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【ご案内】マリールイズさんのトークイベント「ルワンダと福島を生きる」(5月 27日(日)17時@原宿)

もちろん随分前から一方的に知っていたルワンダ出身のマリールイズ
さん。去年の「アフリカx日本x世界:暴力を平和に変える空間」の最終
ワークショップでお会いできました。彼女のお話が沢山の人の心を動
かしたのを昨日のことのように思い出します。
 去年のワークショップのテーマをあえて、アフリカと東日本大震災と
しました。来られた人たちは来るまで意味が分からなかったとおっしゃ
います。しかし、ルワンダ出身で福島に暮らすマリールイズさんの話か
ら、参加者一同、本当に色々な重要で根本的なことを考える機会を得
ることができました。
 もう一度会いたくなる・・・そんな素敵な女性でもあります。
 この機会をお逃しなく!
【ご案内】マリールイズさんのトークイベント「ルワンダと福島を生きる」(5月 27日(日)17時@原宿)_a0133563_0161932.jpg

去年のワークショップでのマリールイズさん
http://spacepeace.exblog.jp/

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トークイベント開催のご案内
「ル ワンダと福島を生きる」
http://www.akaaka.com/blog/bl-120511-rwanda.html
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【日時】 2012年 5月 27日(日)17時より
【会場】VACANT (渋谷区神宮前3-20-13※最寄り駅・原宿駅)
【出演】カンベンガ・マリールイズ
(NPO法人ルワンダの教育を考える会理事長)
    竹内万里子(京都造形芸術大学准教授)
 現在は福島市に暮らすカンベンガ・マリールイズさんはルワンダのジェノサイドの際、3人の子どもを連れ、身ひとつで隣国の難民キャンプに逃れました。そこからさらに日本の福島へ来るまでの道のりは、言いようのない苦難と偶然に満ちています。そして福島では「3.11」に見舞われ、今もそこにとどまるマリールイズさんのお話を通して、「生かされた」という役割について考える場にしたいと思います。
 100日間でおよそ80万人の方々の命が奪われたルワンダのジェノサイドを遠いどこかの出来事として葬り去らないためにも、福島をめぐる現実を「フクシマ」という記号に安易に貶めてしまわないためにも、彼女の朗らかで力強い声を、一人でも多くの方に聞いて頂ければと思います。
 聞き手として、『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』の日本語版を企画し、翻訳した竹内万里子さん にお越しいただきます。

■写真集『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』とは
カメラに向けられた力強い眼差し。沈黙の果てに語られる言葉。ジェノサイドの際に性的暴力を受けた女性とその子どもたちの肖像。
 1994年にルワンダで起きたジェノサイド(大量虐殺)のとき多くの女性が残虐な性的暴力の被害に遭い、その結果として約2万人の子供たちが生まれました。母親たちの多くはいまだに深刻なトラウマを抱えながら、社会的に孤立したまま子供たちを育てています。そしてその半数以上はHIV/エイズにかかっていると言われます。今なおこの事実は十分に知られているとは言えません。
 写真家ジョナサン・トーゴヴニクはルワンダの取材中にその事実を知り、それを広く国際社会に伝えることを自らの使命として、活動を始めました。本書は母子30組のポートレートと、母となった女性たちのインタビューによって構成されています。女性たちは二次被害への恐れや周囲からの偏見という重圧の中で、それでも自分たちが声をあげなければ事態は変わらないという思いと覚悟をもってカメラの前に立ち、自らの経験を語りました。
写真集『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』
発行:赤々舎(あかあかしゃ)
著者:ジョナサン・トーゴヴニク
日本語版企画・翻訳:竹内万里子
定価:3,300円+税
■カンベンガ・マリールイズ略歴
NPO法人ルワンダの教育を考える会理事長。ルワンダ人である父親の赴任先であるコンゴ民主共和国(旧ザイール)に生まれる。青年海外協力隊カウンターパートナー(現地協力員)として、福島文化学園にて洋裁の研修を受ける。1994年内戦勃発、必死の逃亡を経て隣国コンゴ民主共和国へ。難民キャンプで偶然出会った日本人医師の通訳になる。1994年、再来日。桜の聖母短期大学家政科に聴講生として学ぶ。2000年10月「ルワンダの教育を考える会」を立ち上げ、キガリ市に学校を建設中。現在は命の尊さ、教育の大切さを訴える講演活動で全国を駆け回る。
NPO法人ルワンダの教育を考える会ホームページ:http://www.rwanda-npo.org/
■竹内万里子略歴
写真批評家。東京国立近代美術館客員研究員などを経て09年より京都造形芸術大学准教授。また、国立国際美術館客員研究員ならびにニコンサロン選考委員。専門は写真史、写真批評。08年パリフォトに本特集ゲストキュレーター。主な共著に『日本の写真家101』(新書館、08年)、訳書にジョナサン・トーゴヴニク『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』(赤々舎、10年)など。
【ご案内】マリールイズさんのトークイベント「ルワンダと福島を生きる」(5月 27日(日)17時@原宿)_a0133563_010763.jpg

by africa_class | 2012-05-18 00:19 | 【紹介】アフリカ・イベント
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