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大問題!!!何とかしよう!→「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」(その5)

暑いですね。今日は外気37度、日向では38度でした。
でも、家でも大学でもクーラーなしで頑張ってます~。

さて、今日もこの問題・・・。
でも、ようやく社会問題化しました。ご協力深謝!
中部電力のあの社員さんのお蔭で、ニューズバリューが一気にアップ。
7月16日(昨日)の報道ステーションで、詳しく取り上げられたようです。
(我が家はテレビもないのですが、さっき人のブログに貼り付けてあった番組観ました。便利な世の中になりました)

3つのシナリオのおかしさも、発言者比率のおかしさも、きちんと報じてました。久々に満足いくニュース番組でした(といってもTVないので「久々」は該当しないかな?)。

そして、政府が動きました。
が結局、電力会社とこの社員のせいにすべてしようとしています。

■朝日:経産省、電力会社の関与調査へ原発聴取会での社員発言
http://t.asahi.com/78i0

しかし、あたかも「第三者」のように、経産省が出てきてこれを問題にすること自体おかしいです。舞台裏で、原発を推進するシナリオを準備しておきながら(15%でも新設可能)、そして15%と20-%を選ぶごく少数の人たちに過半数の発言枠をあげながら、実際にやって問題になれば「彼らが悪い」と指を指す。

一言でいうと、「茶番」。
そもそも、経産省も内閣府もこれを前提で準備してる。業界の人が当選して発言しやすいように舞台設定をしておいて騒ぎになったら、この社員をスケープゴート化。自分とカラクリは守ろうとしてる

以下の日経の記事で、発言者を0%シナリオを中心に増やすとしていますが、そもそもどうして政府側が発言者を「事前に決める」のでしょうか。そこが問題。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC17012_X10C12A7EE8000/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

この「意見聴取会」問題が設定される、もっとずっと前の段階、そしてそれが準備される構造の部分にこそ、私たちは目を向けなければなりません。

政府が、
「利害関係者を入れるべきではない」
「組織動員ではないか調べる」
というのであれば、では、そもそもの専門家委員会やその事務局の運営自体を問題にすべき。

そこに、問題の根っこがある。

自分たちが利害関係を持つ業界に事務局スタッフを出向させ、情報を提供し、彼らの持っていきたい方向にいくように舞台裏で画策してきたことは、どうなんでしょう。

福島原発事故前、原発稼働比率は全電力の26%でした。
20-25%という数字は、小学生でもわかる、原発依存を止める方向ではありません。15%も新規の2基つくらないと不可能な数字です。これらの数字を入れ込んだのは、以上業界関係者がウヨウヨする専門家会議や事務局や官僚なのです。

ああやって表に出てきたものが叩かれて、急いで火消にまわっているのは、その先にもっとまずいものがあるからです

聴取会に出てきたあの社員さんたちだけを叩くことで、見えなくなってしまうものがあることを、もっと巨大なメカニズムがあることを、私たちは踊らされず、しっかり批判的に見続け、声をあげていきましょう

なお、大学教員が原発業界から寄付をもらいながら、「第三者・専門家委員会」に平気で出席して、業界の利益になるように動いていることも、それを「問題なし」と大学側がし続けていることもまた、同じ大学教員のはしくれとして、許し難いことだと思っています。

今、原発をめぐって繰り広げられている日本社会上層部のひとたちの動きをみていると、
●透明性
●公平性
●利他性/公共性
という、当たり前のことが、誰にもないことに愕然とします。

いじめのことが今大きな問題になっていますが、あのようないじめが放置されるメカニズムは、これと同じものです。教師も、学校も、教育委員会も、大人たちは、誰も以上のことの模範を示すことができない。できないだけでなく、

●不透明性、隠ぺい
●不公平・偏重
●私利私欲/自分さえ、今さえよければいいという論理

という真逆の規範が浮彫になり、同じ大人として恥ずかしさでいっぱいです。このように他者と暮らし、一緒に社会を創造する際に、あるいはリーダーシップを取る際に不可欠な基本を、大人たちが平気で、あからさまに踏みにじり続ける現状に、一体この国は何なのか・・・と開いた口がふさがらないのです。

若者の皆さん、私たちも頑張りますが、皆さんとしては、真似るのではなく、どうぞ反面教師にしてください。そんなことを書かねばならないことが歯がゆいですが、実際そうです。がんばりましょう。


■明日(7月19日)市民団体主催で「ほんとうの」意見聴取会が開催されます

なお、全国で市民たちが同種の市民主体の意見聴取会を開催準備を進めています。
詳細→http://publiccomment.wordpress.com/2012/07/13/meeting/
ぜひ、ご参加を。

「未来のエネルギーはどれ?『選択肢』」に関する政府との意見交換会~」にきてください。
将来の原発比率などエネルギー選択について政府がパブリックコメントなどで国民の意見を聴いています。政府の選択肢や、そのプロセスなどに関し、NGOや参加者が意見表明、政府と意見交換します。政府の「国民的議論」の問題点も明らかになるでしょう。(資料代500円、申し込み不要。どなたでも参加できます。ぜひ、お気軽にいらしてください。

「未来のエネルギーはどれ?『選択肢』」に関する政府との意見交換会~」
http://e-shift.org/?p=2148
とき 7/19(木) 午後3時~5時
(午後2時半より衆議院第一議員会館にて通行証配布)
ところ 衆議院第一議員会館 B1 大会議室(定員300人)

プログラム(司会・丸子安子/みんなで決めよう!「原発」都民投票&国民投票)
1 政府から「エネルギー選択肢」について説明と事前質問への回答
 説明者:国家戦略室 土居健太郎 企画官
 随行者:国家戦略室 工藤俊祐事務官、吉野企画官(その他2名程度)
2 NGOと参加者からの意見表明と意見交換
「国民的議論のあり方」
 高田久代(国際環境NGO グリーンピース・ジャパン)
「省エネなどについて」
 平田仁子(気候ネットワーク)
「自然エネルギーなどについて」
 船津寛和さん(ISEP 環境エネルギー政策研究所)
「使用済み核燃料再処理などについて」
 西尾獏さん(原子力資料情報室)
まとめ
 吉田明子(国際環境NGO FoE JAPAN)

適宜、参加者からの質問・発言を募ります。
参加費無料・資料代別途500円
主催:eシフト原発ゼロ・パブコメの会
by africa_class | 2012-07-17 22:49 | 【311】原発事故と問題
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