クラーセンが中国と日本への出張に出てしまったため、代わりに有給休暇(残り僅か…)を頂き、子どもと義母の面倒をみるためドイツに。今雪が降っています。
週末は「爆発後の家の中」状態の酷い家の清掃に、せっせと子どもと励み、あちこちにこっそりと潜む洗濯物を洗っては干し・・・計8回、「生き物たち」の世話(猫のトイレ掃除、子どもが釣ってきた川魚の水槽の抜本的な掃除、隣の家に預けたままのウサギの小屋の掃除)に明け暮れたところ。でも、お蔭ですっかり人間も生き物も気分よく年末を迎えられる状態に・・・(今この瞬間は)。
現在学校の子どもは、出がけに何度も、「独りでどっか行ったらあかんよ」と繰り返し釘を刺される。うーん、父親そっくりの「心配性」。(これが出会ってから現在までのストレスなんだよなー!そしてこの心配性のオリジンは義父アレックスから。まあ戦争の経験もあり仕方ないのですが。義父の追悼文→http://afriqclass.exblog.jp/16727188/)
ママはアフリカでパリ=ダカール・ラリー並みの運転とサバイバルをしてるのに・・・と口にしかけてマズイhttp://afriqclass.exblog.jp/14815994/。余計心配かけると思い、同意。ドイツに住むようになって2年近くが経過する我が子も、ドイツ語の授業も全く問題ないぐらいに出来るようになり、友達もあちこちにとはいえ、義父を亡くしたばかり、不在中に泥棒が入り、義母は入院中、頼りの父親は海外・・・で、母親が「遭難」する恐怖は相当なものなんだろう・・・と理解し、家にじっとしています。なので多ツイート失礼(でも日本の政治の重要な局面ですし)。
で、肝心のクリスマス!日本の昔のお正月と良く似てて、①飾りの手作り、②お店が閉まる前に買い物、③家族同士が集い外に行かず、④ゆえに食べ物を作り置き(特にクッキー、ケーキ、肉料理)。
今年は、義母が家にいないので①を息子とやってみました。そして、学校でのクリスマス・バザーの様子を一挙公開!皆で支えるシュタイナー学校故に、この時期は、学校とクラスの活動費を稼ぐ重要な時期でもあり、子どもたちや親たちが総出でバザーに参加。5時間も他の親と先生達とドイツ語で懇談はかなりキツかったものの、色々勉強になりました(多言語学習法→http://afriqclass.exblog.jp/14500332)。
日本でも使えそうなテクニック満載なので、是非お試しあれ!子どもさんと一緒にやると、気分はかなり盛り上がると思います。

シュタイナー学校でのクリスマスバザー時のデコレーション

元は廃校になった学校を先生や親たちでリノベートした。
愛情があちこちにこもってる

お母さんたちが持ち寄ったケーキの数々。圧巻!
ファンドレージングの重要な資源!終了時にはほぼ何も残らない状態に

でも子どもたちの手作りのクリスマスの品の数々は素晴らしかった

自分たちでお店番も(途中篭に載せて売り歩きもしていた)

クリスマスキャロルも歌ってくれた(音楽の先生曰く、海くんの歌唱力は歌っている声が聴こえないため判断できず・・・だそうです。ひい)

クラスで実施した「脱原発のための緑のコイのぼりプロジェクト」の写真を飾ってくれてた
「緑のコイのプロジェクト」は→http://afriqclass.exblog.jp/15196531/
そして、家でのクリスマス用飾りに子どもと初挑戦!

その1:森の中から松の葉やマツボックリや枝などを取って来る

その2:藁で作った輪っかに、葉っぱを豪快に針金で巻きつけていった後、黒い紐で全体を整える

その3:上にロウソクを4本、松ぼっくりや枝、樹皮、リボンなどを載せて接着剤で付ける
1時間ぐらいで出来上がり!天使は子どもが先週末に木の板から自分で作って、ペンキを塗っておいたもの。ロウソクが4本なのは、クリスマス4週間前に、1週間に1本のペースでつけていくから

叔父さんと息子が5年前に作った教会(中にロウソクを入れる)も出してきて、クリスマスツリーを飾る前にムードを盛り上げています