今日これから急きょ、多分、ブリュッセルに行かねばならず、急ぎ皆さんへのメールをブログにもアップしておきます。
原発事故後に宇都宮大学の皆さん(阪本公美子さん、重田先生ら)と立ち上げた「福島乳幼児妊産婦ニーズ支援プロジェクト」「同ニーズ対応プロジェ クトFnnnP」の活動も2年と2か月を迎えることになりました。
この間、復興庁の水野参事官(私たちも3月4月に要望書を出しに行っています) のツイッター問題で俄かに注目を集めることになりましたが、個人の問題にされてしまっており、福島とその周辺で不安の中暮らしてらっしゃる皆さ ん、そこから避難中の皆さんの苦悩に誠意をもって対応する状況にはなっていません。
こちらの東京新聞の記事をご覧ください。
■「原発事故子ども・被災者支援法」何も進まぬ1年 政府に怒り 方針出して
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013062202000120.html
東京電力福島第一原発事故の被災者を救うはずの「子ども・被災者支援法」が無力のまま、二十一日で成立してちょうど一年を迎えた。超党派の議員提出で、衆院、参院とも全会一致で可決したのに、政府は具体化のための基本方針さえ作らない。今月には復興庁担当者のツイッターでの暴言も明らかになった。同日、東京・永田町の参院議員会館に集まった被災者や支援者は、怒りと落胆の声を上げた。
「成立した日は、革命が起きたかと思うほどうれしかった。これで私たちの生活が少しでも楽になる、苦しみがなくなると期待したが、変わらなかった」。福島県郡山市から札幌市へ自主避難している宍戸慈(ちか)さんは振り返った。災害救助法の住宅支援があるだけで、生活は苦しい。その支援さえ、来年三月には打ち切られるかもしれない。(後略)
政府や復興庁、官僚や原発ムラの問題もあるでしょう。
メディアの無関心や取り上げ方の問題もあるでしょう。
しかし、やはり市民の一人一人が「我が事」としての意識を持とうとしていないことが、この背景にあると思います。
そのため、時間が経つにつれて苦悩や亀裂が深まっている状態なのに、勝手な「風化」が進行しています。お母さんたち、お父さんたち、とりわけお子さんたちの苦しみの声を、どうにか届けたい。そして、「我が事」として一緒に考えてもらいたい・・・。
そう考えて、FnnnPでは、今年4月に「お手紙プロジェクト」を開始しました。
http://tegamifukushima.blog.fc2.com/
(頂いたお手紙の内公開の許可を頂いたお手紙は以上ブログにアップしています)
そして、本日20時~20時29分まで、NHKのEテレでこのお手紙をもとにした番組が放映されます。FnnnPの新潟拠点の高橋若菜先生、FnnnPのサポーターである栃木・茨城・首都圏拠点の学生の皆さん、私、SAFLANの河崎さんなども参 加しています。二夜連続です。ぜひご覧ください。
=================
NHKハートネットTV
第一夜 6月24日20時~20時29分
第二夜 6月25日(同上)
Our Voices「原発被災者からの手紙」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2013-06/24.html
もう2年がたつ。それとも、まだ2年かな・・・。目に見えない放射能が降ってきたあの時か ら、生活が一変してしまった-」福島原発事故から2年。世の中の関心が薄れゆく一方で、被災者たちの置かれた厳しい状況は続いてい ます。特に、小さな子どもや乳幼児を抱えた世帯では、避難を選択する人、不安を抱えながらも現地に残らざるを得ない人、一度避難をしたも のの福島に戻った人。それぞれの人が、難しい選択を強いられてきました。こうした原発で被災された方々からの手紙を支援団体「福島乳幼児 妊産婦ニーズ対応プロジェクト」が募集しました。手紙につづられていたのは、これまで吐き出すことのできなかったつらい思いや、みずからの判断 に自信が持てず、今も揺れ続けるお母さんたちの胸の内です。1日目は、母親たちの知られざる苦悩に向き合います。
石田 衣良さん(作家)
杉山 文野さん(性同一性障害当事者)
冨永 愛さん(モデル・女優)
「福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト」のみなさん ほか
番組参加者のインタビュー
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/300/
(石田さん、杉山さんの感想がよいと思います。私の問題提起、「当事者性」について応えてくれました)
FnnnPお手紙プロジェクトサイト
http://tegamifukushima.blog.fc2.com/
FnnnPサイト(概要・活動紹介など)
http://fukushimaneeds.blog50.fc2.com/
===================
ここまでくることが出来たのも、事務局スタッフ、ボランティアの皆さん、各拠点長の皆さん、拠点に集う学生やスタッフ、市民の皆さん、協力団 体の皆さん、賛同者や寄付者のみなさん、同僚や家族のお蔭です。この場を借りてお礼申し上げます。
なお、FnnnPの活動は2012年度までを予定していましたが、多くの方の応援を受けて2013年度いっぱい活動を継続しています。そのため、50万円ほどの資金が不足しております。是非ごご理解とご協力を頂けると幸いです。
■コンビニや他行などのATMからのお振込みの場合
ゆうちょ銀行 店番号019店 府中紅葉丘 当座預金 0663428福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト
■ゆうちょ銀行の口座からのお振り込みの場合
10050-78784561
フクシマニュウヨウジニンサンプニーズタイオウ
*以上の口座へのお振込みの際は、別途お振込みのご連絡いただけると幸いです。
福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト
■郵 便振替口座(郵便局にて所定用紙を使っての入金)
00100-2-663428
福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト
なお、各拠点の2013年度活動予定・連絡先は、FnnnP通信第4号に掲載しています。学 生インターンが作成した力作です。是非ご覧ください。
http://fukushimaneeds.blog50.fc2.com/blog-category-32.html
以上、いつもお願いばかりで申し訳ございません!
情報拡散だけでも大変助かりますので、是非ご協力ください。
福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト
代表 舩田クラーセンさやか
(東京外国語大学)
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-17990174"
hx-vals='{"url":"https:\/\/afriqclass.exblog.jp\/17990174\/","__csrf_value":"ff9a5bd5489b27f4c7025f9456670b3b53f473ab183c38158780401125657bd963de3e3da8bcc88c261cb8c9a516f41570b069edc035b2d8731a36a766332a2d"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">