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【誰でも作れる味噌】超簡単な作り方、有機の材料の購入先、「カビ」対策など(今最適季節です)


知ってた? 日本のツイッターランドには「お化け」もいるけど、「妖精」たちもいるって?

味噌を手作りするようになって20年。

拍子抜けするほど簡単な味噌作りなんだけど、どうも殆どの人がその事実を知らないらしい。
1年前に漬けた味噌を披露したところ、色々な反応があった。

そして、ハードルがどうやら、次のもののよう。

(1)そもそも味噌って何から出来てるのか知らない
(2)どうやって作るのか知らない
(3)場所をとるんじゃないか
(4)どこでセットが買えるのか
(5)「カビが生える」のが怖い

そして、(1)と(2)を140文字で紹介してみたら、大いに反響があり(そうか・・・そんなに知られてないのか)、次なる質問は(4)と(5)だった。

なんせ日本にいないし、日本にいたときは床下収納&パッシブソーラーシステムの家にいたので、あんまり苦労しなかった。で、ツイッターランドの皆さんに、(4)と(5)を呼びかけてみたら、あっという間に色々な情報が集まった。

日本のツイッターランドには、信じ難いほどのヘイトをまき散らす人が多く、日本のツイッター社はそれを放置する傾向がある。なので、時々、「でた〜」と言いたくなる瞬間がある。そうそう。「ツイッターお化け」がね、出るの。

でも、彼らが知らないの。
私が「お化け」怖くない…ということを。
子どもの頃から「お化け」怖くなかった。
むしろ、知り合いたい、っていつも思ってた。
ナゼか分かる?

本物のニンゲン(特に身近にいて闇を抱えた人達)の方がよっぽど怖いって知ってたから。そんなこんなで、遠くのドコの誰か分からない「お化け」怖かったら、ニンゲンやってらんないからね。

子どもの頃、「お化け」と知り合いたくて、三輪車に乗って神社に通ってたの。家にある神棚とか仏壇とか(両方あった)に一生懸命語りかけてたし、おじいちゃんやおばあちゃんに、昔のこと、先祖のことをやたら聴いてた。今考えると、相当変な子だったな。。。でも、その基礎があったから、歴史的アプローチに辿り着いたのだと思う。

そして、アフリカ、モザンビークの北部農村に通い始めた時に、彼らの日々の一こま一こまに「死者たち」が位置づけられ、いきいきと一緒に暮らしてるのをみて、すごく腑に落ちた。以来、「死者」と「生者」がともに息づくような歴史を描きたいといつも願ってきて、少しずつそれが前に進んでいる気がする。

さて。味噌の話なのに、どんだけ横道それるねん!
で、「味噌の話」を出してみたら、集まってきたのは「お化けさん」ではなく、「妖精さん」たちだった。

私が日本語のツイッターランドに存在している理由は、「お化けさん」と「妖精さん」の両方に出逢うためなんで、ぜひこの話題でも「お化けさん」に絡んでほしいのだが、「味噌」はどうも彼らのアンテナにひっかからないらしい。

攻撃アカウント作って頑張ってる人々は、一応「日本愛国」の人達のはずだが、日本食の根幹である「米と味噌汁」を毎日食べてるのかな・・・って疑問になる。案外、コンビにの菓子パンとか、マックのバーガー&ポテトとか食べてない?やっぱ、ご飯と味噌汁でしょう。ドイツにいる私ですら、毎日玄米と味噌汁だから、サボってちゃいけませんよ。

ということで、「お化けさん」にも「妖精さん」にも、その他大勢の人にも、子どもでも作れる簡単「手作り味噌」の秘密を紹介します!

【材料】
麹、塩、大豆、容器
分量は出来上がりの希望量にあわせて、ここで計算してみて
→https://marukawamiso.com/culc
作り方、材料、動画などもあり。
→https://marukawamiso.com/

が、未だやる気になってない人にリンクと動画はハードル高いから、以下みて。
え〜こんな簡単なの?って、きっとやる気になってくるから。

【手順】
1. 大豆を一晩水に浸す
2 .柔らかく煮る
3. 塩と麹を混ぜておく
4. 煮汁含め、2.と3.をよく手で混ぜる
5. コネて泥だんごみたいなの作って容器に
6. ぎゅぎゅと押して空気抜き
7. 上に塩ふる
→3ヶ月〜6ヶ月後に出来上がり!
→熟成味噌が好きなら1年ぐらいでも。

*なお、必ず⑤は素手でやってね。間違っても手袋とかしてやらないでね!素手でないと味噌ができないのです。ぬか漬けと同じ話。科学的に証明されてる話だから、心配しないで。

【大豆の潰し方】
潰すのが面倒!
力がもうない・・・の声に答えました。

足で潰せばいいのです。
「足」???

はい。
その場合は、丈夫な袋に茹でた大豆(煮汁をとる)を入れて、しっかり閉じて、足で踏みフミすればいいんです。うちは、その手法で、息子が2歳の頃から手伝ってました。正直、彼は味噌づくりは遊びだと思っていたと思う。

<=なお、🐱には手伝ってもらわないようにしてください。理由は・・・分かるよね?ディザスターになります。バカな私は愛猫にものってもらおうとして、息子に止められました。

うちは、以上の通り、大豆を潰すのは息子の仕事としてしまったので、現在までの17年間、すべての味噌は彼が潰した大豆で作ってます。嫌がることもなく、おそらく自分の仕事と認識して、取り組んでます。途中、スリコギとかつかったけど、今はドイツのマッシュポテトを作るためにジャガイモを潰すあれでやってます。

が、普通の方はミキサーでもいいのです。
ただ、刃の味がついて味噌の出来が悪くなるので、上のやり方がいい気がする。が、ネット検索してみてください。いろいろアイディアがあると思います。

これをツイッターで紹介したら、次々に「どこで材料買えるの?」の質問あり。

【味噌キットが買えるサイト】
以上のマルカワさんの他に、

私が日本に暮らしてた時は、大地を守る会で買ってた。
https://takuhai.daichi-m.co.jp/
*今はセットという形でなく、「麹」「大豆」「塩」をそれぞれ買う形。

京都の「楽天堂・豆料理クラブ」さんの味噌セットがフォロワーさん的に大絶賛だったのと、店長の説明がとってもよかったので、今回はこれで作るつもり。
以下サイトでどうぞ
https://rakutendo.com/net-shop/products/list?category_id=32

店長の高島千晶さんのメッセージ:
味噌づくりセット、楽天堂はすばらしい材料で販売してます!
あけぼの大豆、大粒で味噌には最適。山梨の農家さんが自分の代で慣行栽培から自然栽培に切り替えて作っています!
麹も綾部の農家さんのもの。農薬不使用。
誰でもかんたんに作れます!

楽天堂の味噌づくりセット、どうぞご利用ください。はじめての方でも、まちがいなくおいしくできます。味噌は材料次第です!自然栽培で作られた豆はえぐみがなくでおいしい。

とのことです。で、「カビが生える」問題について。
基本、一番上にカビが生えても、その下は無事なので、キレイにカビをとればいいだけです。カビが生えるのは生きてる証拠だから、そんなに気にしなくても・・・。

だけど、今時の人には堪え難いでしょうから、ツイッターランドの「妖精さん」たちの知恵が集まりました。

【手作り味噌の保管の仕方について】
■高島店長のワザ
「蒸し暑い京都の町中ですが、酒粕でふたをしておけば、常温で1年おいてて大丈夫でした。ちょっとだけカビは生えたけど、そこをとればまったく問題ないです。とてもおいしい。酒粕に味噌がしみこんでそこのところがおいしくて、ごはんにのっけて食べたり、かす汁にしたり。」

<=酒粕を敷き詰めてその上にサランラップを被せるそうです。追加で写真とともにご紹介。
https://twitter.com/chiakitakashima/status/1221401597902610432?s=20

「白い酒粕、1年たつと味噌がしみこんで、きつね色になっています。おいしいからお店のお客さんに味見してもらってます。下の茶色いところは、もちろんまじりっけのない味噌。酒粕と混じっていませんし、ふつうに使えます!」

■風の里農場のワザ
ふたをする際、塩も振りますが、熊笹を敷き詰めます。縁の部分は晒をねじったものでぐるっと押さえつけます。仕込んで1年ではかびません。気温が低いので一年では若く、2年以上寝かせます。」

<=なんと!熊笹!・・・ドイツの庭にもあるんだが、繁殖ぶりが凄い一方、まったく朽ちていかないので困っていたもの。さすがの殺菌作用。さっそく明日試します。

■小農アクティビストの松平さんの「農家のおばあちゃんの知恵」
「農村のおばあちゃんは炒り糠と塩で耳たぶぐらいの固さ加減に水を入れたふたが多いかな。酒かすは高級かも。糠のふたも魚が漬けられます」

<=ヌカを炒ってふたって素晴らしい知恵!味噌を取り出した後のヌカで、さらに魚を漬けるなんて更に素晴らしい。絶対やってみたい。問題は…こちらにはヌカがない。まずは稲作を実現するしか・・・ない。

以上、#手作り味噌の保管方法 でタグつくったので、検索してみて。
また、良いアイディアあったら教えて下さい!



<<出来上がった味噌。小分けしたところの様子>>
私は豆が原型を留めた味噌が好きなので、ごつごつしたものと、スムーズなもの2種類つくってる。
【誰でも作れる味噌】超簡単な作り方、有機の材料の購入先、「カビ」対策など(今最適季節です)_a0133563_07124573.jpg

<1年前に作った味噌の作り立て時の写真:うちは塩の蓋だった。でも塩が多いのが気になってたので、熊笹を試してみることに>
【誰でも作れる味噌】超簡単な作り方、有機の材料の購入先、「カビ」対策など(今最適季節です)_a0133563_07102021.jpg

実は、手作りした方が味噌は断然安いし、健康的。
ゴミが出ないのもいいですね。
家族や親族、近所や仲間とワイワイ、キロ単位で作って分けっこすれば、さらに幸せと豊かさの輪が広がっていいのではないかって思います。

味噌作りに最適の季節は今(1−2月)。
まずは500グラム程度から始めてみてもいいよね。
ぜひ味噌作った人は「味噌自慢」して下さい。


by africa_class | 2020-01-27 07:31 | 【記録】エコの限界に挑戦
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