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Lifestyle&平和&アフリカ&教育&Others

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ランチwithUNHCR駐日代表

日本にいるというのに、私の生活はアフリカに満ち満ちている。
今日もアフリカ。明日もアフリカ。明後日も・・・(しつこい?)
どうアフリカか・・・というのは、さておき毎日がアフリカ。

アフリカだけではない。フェミづいているのが今日この頃。
確かに私は女性教員であるものの、必ずしも「フェミ」ではない
私が、なぜか「フェミ的」言動をせざるを得ないことが増えてい
る。なりたくないのに。周りがあまりにジェンダーに無頓着だから。

しかし、「アフリカxフェミ」・・・意味不明ながら、なんだか最強の響き。
(確実に、この瞬間に「引いている」よね、そこのあなた)

アフリカのことを研究する際、あるいはアフリカで活動する、ある
いは仕事をするうえで、「女性・ジェンダー」を避けて通ることは間
違いなく不可能である。でなければ、飢えている人の7割が女・子ど
もであるという事実を説明することができない。アフリカでは、食料
生産を担うのは女性である。割合としては8割の国すらある。(男性
は出稼ぎ・換金作物栽培に従事することが多い)マキを拾うのも、
水を汲むのも、調理をするのも女性である。食料にかかわる上流
から下流まで担う女性が、なぜ飢えるのか?そのことを考えること
なく、調査・研究、援助は可能であろうか?

「ジェンダー興味がないんです」
というのは、多くの場合女子学生である。
男子学生は、私が怖くていえない?政治的にコレクトでない発言に
なりかねないから、いわない?

かくいう私も女子大で博士号を取りながら、ジェンダーに興味が
十分あったとは言いがたかった。でも、アフリカ、いや非アフリカ、
日本でも、社会を知れば知るほど、ジェンダー分析は不可欠とい
う結論に至った。とはいえ、ジェンダー分析をする際に、われわれが
女性であるか男性であるかは重要ではない。社会の動きに「性差」
が影響を及ぼしていることを前提におけば良いのである。

「ジェンダーぐらい見ないでどうするの?」という時代が来ている。
社会の半分が女性だからということではない。社会の構造を見る
ということは、それが貧困であれ、紛争平和であれ、教育であれ、
ジェンダーは避けて通れない課題である。なぜなら、社会の形成
や進行は、権力構造抜きに語れず、権力構造の中には、ジェンダ
ーが埋め込まれているからである。好きか嫌いかは別にして。

で、毎日がアフリカX時々フェミなんで、UNHCR(国連高等難民
弁務官事務所)の駐日代表とご飯を食べる際も、クレヨンハウス
@表参道に直行。といっても、彼のお勧めだったんですが。
ランチwithUNHCR駐日代表_a0133563_13595649.jpg

クレヨンハウス知らない?落合恵子さんのお店です。八百屋屋あり、
本屋あり、レストランあり、の楽しいお店。
http://www.crayonhouse.co.jp/home/index.html
素晴らしい食材(オーガニック)、素晴らしい香り、素晴らしい味。
子ども連れのお母さんたちが結集。しかし、男性の方にこそ堪能
してほしい。
ランチwithUNHCR駐日代表_a0133563_140621.jpg

駐日代表のヨハンさん、エチオピア事務所にもいらした。
アフリカXフェミの話で盛り上がったランチであった。
by africa_class | 2009-07-08 14:12 | 【徒然】毎日がアフリカ
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