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犬も歩けば「友」にあたる

マプートは巨大なコミュニティのような街だ。
何万人もの人が住み、行き来するというのに、なぜか「友人」に出会える。
友達の多さは豊かさ・・・というのは、「国際関係とアフリカ」の授業で、
ソーシャル・キャピタルや世界価値観統計(幸福度調査)を使って紹介した。

が、実際に実感を持ってそれがいえるのがここ、マプートだ。
12年来の友、マサオ(本名Felix*真面目な男の子だったのでそう命名)
と歩いているといつもそう思う。マサオは、彼が19歳のころから知っている
が、年々身体が大きくなる(横に)とともに、友人の数も増えている。これ、
「仮説」として使えるかも(!?)
だから、彼と街を歩くということは、時間がかかる。しかも、ここはモザンビ
ーク、「こんにちは」で済むはずがない。

でも、彼を通じて、「マプートに暮らす普通のモザンビーク人」に出会える
ことが多い。いずれも、一生懸命働いたり、学んだりしている、とても真面目
で、しかしちょっと遊び心のある人たちだ。まさお君のように・・・。
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今日も、日本大使館で日本語を一緒に勉強していたというおばちゃんと
偶然出会う。文部省で日本担当をしているため、日本のコンサルタントに
お土産をもらったと見せてくれた。でも、ちょっと目がいってない?
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しかし、マサオ。通りがかった別の友人(もちろん美人女性)と話し込んで
いて、私たちを放置。まあ、いつものことだが。マサオは、昔から、「強く美し
く賢い」女性に惚れる男だった。見事、女医さん、しかも軍の女医(!)を
射止めたのだった。現在、二児の父。マサオも奥さんも、働き者で、本職の
後は、夜学に通って、さらにはもうひとつ仕事をかけもちしている。そんな人
はマプートに事欠かないが、彼らのワーカホリックぶりは折り紙つき。
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そんなソーシャル・キャピタル満々のマサオだから、来たばかりの日本人
のケアも篤い。さっそく、「モザンビークの男とは」論を懇切丁寧に解説。
しかも、絵つきで・・・・。しかし、
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この絵本人に似てないか?
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やっぱり、マサオ本人ではないか!
by africa_class | 2009-08-02 15:28 | 【徒然】毎日がアフリカ
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