ザンビア西部の調査も終わり、ただ今ヨハネスブルグ空港。
写真がアップロードできるネットに接続できたので写真を披露。
モザンビーク農村部での調査を終え、ニアサ州第二の町(といって
も人口が多いだけで主たる産業といえば、交通の要所としての機能
ぐらいで、道路も舗装されていない)クアンバから、北部の中心都市
ナンプーラに電車で向かった。
ただし、前の晩のうちに車を電車の貨物用の荷台に載せるという作業が。
無事荷台に載ったものの、今度は紐で車を縛らないといけないという。
ほどなく、暗闇からムキムキマン3人組が登場。足元を見て、高値を要求。
そこでムキムキ3人の中から一人リーダーを選んでもらい、リーダーと
交渉に臨む。(一人ずつに払うと高くなるし)見事、言い値の3分の1で交渉
成立。しかし、逞しいこと間違いなし。
無事紐と木切れで荷台に縛り付けられるものの、11時間耐えられるか・・・。
午前5時半出発の電車が、奇跡的に5時半シャープで出発。車窓からは、
美しい景色が流れていく。がしかし、その写真は画像が良すぎて掲載できず。
電車といえども、30分おきに止まる各駅停車。車で行けば7時間700キロの
距離を、11時間かけて行く。しかし、こんなところで止まるの?と思うほど、原
っぱのど真ん中に列車が止まると、木陰から一気に子供や若者や女性が、特
産物を売りにくる。ミカン、玉ねぎ、ジャガイモ、豆、とうもろこし、トマト・・・だけ
でなく、揚げパンやビール、コカコーラ売りも。
一番面白いのは、頑丈なビニール袋売り。これが商売になるのか、と一瞬思
ったが、確かに果物や野菜をキロ単位で買うとなると袋は必需品。
しかし、10回は止まったが、その度にそれぞれの名産地(したがって安い)
でコンスタントに野菜・穀物・果物・豆類を買い付けていったオジサンに、
さすがの私も関心。途中眠り呆けていた私たちの足元には、大量のビニール
袋が詰め込まれる。11時間後、オジサンが詰め込む場所がなくなった頃に、
目的地に到着。
列車にたった1本のロープで括りつけた車も無事一緒に到着。
しかし・・・どうやって荷台から降ろすの???!!!!!