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<   2019年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧

「暮らしの充実」をど真ん中におく、ドイツを真似して、壁(キッチンとリビング)を赤と黒で塗ってみた。

50歳を目前にした5つ目の言語…苦しみながらのドイツ語学習も一旦終り、ドイツの歴史・政治経済・文化・社会にも、前よりずっと興味がもてるようになった。前は英語や日本語経由で読んでいたものが、今はドイツ語経由でも少し読んだり聞いたりできるようになり、目線がぐっと広がるのを感じる。

言語が分からないと、目線すら狭まるのだと改めて実感。
前から気になっていたドイツ人の「生態」について、もう少し突っ込んで聞いてみたり、真似してみたり、かつて20歳のときにブラジル留学をして、その後アフリカ研究者になった自分としては、はなはだ思ってもみない展開ではある。

とはいっても、「暮らしの質」に力点をおく姿勢は、実家を出てから目指してきたものなので、あまり隔たりはないものの、「ああ、ドイツに慣れてきたな・・・」と思ったのが、「壁を塗ろう!」と思う自分を発見したとき。

ということで、今日は「ドイツ壁塗り事情」をご紹介。
が、明日いろいろイベントがあって、実はまったく時間がないので、写真だけ先に紹介しておきます。

ドイツのDIYの店にいくと、ペンキコーナーだけで数メートル(何列も)あって、壁紙とペンキは、ドイツ人の「重要アイテム」といえることがわかると思う。

なぜか?

ドイツ人が引っ越し先で、まずやること。
それは、壁紙の張り替え、あるいはペンキ塗りだから。
自分好みの柄の壁紙にかえない限り、「我が家」とはいえない。
賃貸でも普通にみなが、前の住民の壁をひっぱがし、新しい壁紙を貼る。
模様替えのときは、家具ではなく、まず壁から入るのがドイツ風。

その色も白とかベージュとか、そんなありきたりではなくって、あらゆる色が大活躍。
赤ちゃんが生まれるから、幸せいっぱいのピンクやイエロー。
あるいは、子ども部屋は、空色に雲まで描く。
寝室は落ち着いた色や、植物柄に・・・。

壁紙もペンキも自然のものでもそんなに高くなく、自分で全部やるので、数万円もかけずに、「我が家」感を出せるのが皆が取り組む理由だと思う。

で、どうしてドイツ人はそんなにも家の壁に拘るのかというと、日本みたいに外出や外食にお金をかけず、仕事の後に同僚とも飲みに行かず、とにかく「我が家」での時間を重視するから。その「我が家」に、毎週末のように、近所や親戚、トモダチを招いて、ご飯を食べたり、お酒を飲んだり、サッカーを鑑賞したり、Ebayで売る服を集めてみたり。子どもたちも週末は誰かの家に御泊まりにいくのが普通。

つまり、何か?
とにかく「我が家」あるいは「誰かの家」ですごく時間・機会が日常的に膨大にある。
「家(アパート含む)」は、自分のテリトリーであるとともに、自分の仲間たちのテリトリーでもあり、そこに投資(カネだけでなく労力を含む)することが、自分の人間関係・社会関係への投資にも繋がる。そして自分の居心地の良さ、満足の向上も同時に実現でき、一石二鳥というわけ。

ドイツのツレの家の隣人は、84歳。
でも薪ストーブを愛好し、チェーンソーで森の木を伐り、斧で薪をつくる。
といっても、大きな木はキレない。
そして年の半分はクロアチアのトレーラーハウスで生活して船で遊んでる。その間、庭や芝生の手入れの問題がある。
しかし、自分の親族はみな400キロも離れたところに暮らす。
なので、彼は近所を家に招いてよくBBQや小さなパーティをする。
そうやって地縁を大切に、そして若手の隣人たちに助けてもらうのだった。
もちろんお金は払わない。

お金をかけずに生活の質をあげられる・・・その意味で、重要なのが、居心地の良い「我が家・庭」への投資ということ。

もちろん、引っ越し時に、照明も便器ももっていく人いるために、全部買い揃えないといけないこともあるのが、ドイツ引っ越しの大変なところだったりするが。。。

さて。
前から、キッチンとリビングの壁の片面だけ新しい色に塗りたいと思っていた。
でも、ドイツ語コースを受けて、教科書でやたら「壁塗り」のスキットに出逢うまでは、別に困らないので「まあいっか」と後回しにして数年。でも、今年こそは!・・・とクリスマスに自然塗料を注文。ペンキ隊長の息子の動きを待つ事数ヶ月。またく動きがない・・・ので、じりじりしていたものの、動かない・・・。

ので、ドイツ語試験がおわり、コースから解放されたわたしが生まれて初めてペンキを塗る事に。
しかし、心配した息子が結局塗ってくれて、最後の仕上げだけ担当させてもらった。

さて。
私もドイツでウロウロすることが増えて、もっと近所や親戚や友人を招きたくなった。
猫たちや庭のことを考えると、家族だけに頼っては回せないというのもある。
たまにきてくれる日本や他国にいる元ゼミ生たちにいつまでも頼っているわけにもいかない!
ということで、いろいろな仲間がきたくなる家を目指し、少しずつ家と庭に手をいれようと決意。

で、私が選んだ色はというと、キッチンは「黒」。リビングは「赤」。
この時点で、日本の皆さんだけでなく、ドイツ人すらも「引く」。

でもね。
そういう冒険も、どうせダメだったらまた塗ればいいよね、というぐらい気楽にペンキ塗りなので、気にせずやってみた。(一番ヒヤヒヤして、何度も質問したのは、ツレだったが)。家の中の唯一のアーティストの息子が「いいんじゃない?」と賛意を表してくれたので、矛を収めてくれた。でも、そもそもペンキ買ったあとも、ぶつぶついうのはなしよね?

ということで、ペンキ塗りと完成の様子を。
まずはリビング。

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右下に頑張ってる息子の姿・・・。

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完成した様子。右の黒い板は息子の作品。スタンド横の切り株も息子製作のお茶おき。照明はツレ製作。奥に見えるのは、わたしが作ったアフリカの土器。ソファー以外はまったくお金がかかっていない。

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このリビングに続くのが温室。Wintergarten。現在ではドイツの家の大半にある。テーブルは、息子が庭の廃材(荷車の横の部分)を集めて作ったもの。椅子は前住民がおいて行ったもの。右奥の薪ストーブはお金かかった。でもこれもクッキング可能なストーブなので、雨でBBQが庭で出来ない時に、大活躍。冬・春先は、苗を作るためのスペースとなる。
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で、「黒いキッチン」を目指して壁を塗る息子。
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途中。乾かしているところ。左のストーブは薪ストーブ。オーブンもついており、このストーブですべてのクッキングとコーヒーのお湯、お風呂のお湯を沸かす。北イタリア製。この家に越して、最初で最後の大きな買い物。日本では超高いクッキング薪ストーブ。なんと18万円!しかし、エントツが高かった。でも、電気代が劇的にかからなくなり、あと数年ぐらいで元をとれると思う。薪は敷地内の森のもの、そして市が公園や森で剪定したものを超破格の値段で譲ってもらっている。
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完成した様子。黒いといっても、とっても馴染んでいると思うのだが・・・。机は息子が3年前に作ってくれた250年前のフランスの階段で作ってくれたテーブル。窓辺には義父の形見のビールの陶器、アンティークのコーヒーや胡椒のグラインダー、25年前に初めてアフリカで作った土器、バナナの葉っぱで作ったバウバウたち。白い椅子は前住民がおいてった。
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今まで、キッチンから外を眺めることは少なかった。でも壁を黒くした途端に、窓の外とのコントラストが明確になって、外を眺めることが増えた。新緑の季節になれば、もっと楽しくなると思う。
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ペンキ代は自然塗料を使ったので6000円ほどかかったけど、6000円でこんなに雰囲気が変わったので、大満足。あとは下半分を泥で塗る予定。お楽しみに!




by africa_class | 2019-05-16 18:10 | 【徒然】ドイツでの暮らし

【参加者募集】5/24院内集会「世界を変える小農と共に考える~これからの日本と食と農のあり方を問う」

イベント続きですが、こちらはとっても大切なイベントです!
募集期間がとっても短いので、拡散にご協力くださいませ。
質問などは主催者に御送り下さい。

会場が、参議院議員会館ではなく、衆議院第二会館に変更になったそうです。
ご注意下さい。

また必ず事前申し込みをお願いします(詳細は以下)。

(転送・転載歓迎!)
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5/24 院内集会「世界を変える小農と共に考える~これからの日本と食と農のあり方を問う」
詳細→http://unpesantsrights.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
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昨年末に国連総会で「小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言」が採択されました。また、今年から「国連 家族農業の10年」が始まります。

このたび、こうした世界的な流れに重要な役割を果たしてきた世界最大の小農運動「ビア・カンペシーナ」のリーダーをお招きし、世界の動向や国連宣言等の意義を紹介いただきます。

また、日本の農家から現在直面している課題を問題提起してもらいます。日本政府(農林水産省・外務省(調整中))も参加し、コメントをいただくなどしながら意見交換をします。

これらを受けて、今後の日本の食と農の未来を参加者とともに話し合えればと思います。農民や農民団体、政府だけではなく、市民、研究者、学生など、あらゆる分野、世代の方々にお集まりいただき、議論することから始めたいと思います。ぜひご参加ください。

■日時:2018年5月24日(金)17時ー19時半
*議員会館ロビーでの集合時間:16時半ー16時45分 
*入館証が必要です。直接会場に行けませんのでご注意下さい。

■場所:衆議院第二議員会館 第一会議室(東京都千代田区永田町2-1-2 )
■アクセス1.永田町[1](4分) 2.国会議事堂前[3](7分)http://bb-building.net/tokyo/deta/457.html
■言語:日本語・英語(逐語通訳付き)
■参加費(資料代):500円

■お申込み:5月23日(木)18時までに下記のサイトにご記入の上、直接会場にお越し下さい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/b31da8a4620264
■主催:国連小農宣言・家族農業10年連絡会 http://unpesantsrights.blog.fc2.com/

■式次第:
司会:渡辺直子(日本国際ボランティアセンター)

1)国連等での小農・家族農業への注目の意義ー国連小農権利宣言の採択を受けて
・ヘンリー・トーマス・シマルマタ(ビア・カンペシーナ/インドネシア農民組合、小農宣言チームメンバー)
・キム・ジョンヨル(ビア・カンペシーナ国際調整委員 韓国女性農民会)

2)日本政府からのコメント・農林水産省・外務省(調整中)

3)日本の小農・家族農業の現状と課題の紹介・日本の農家
・松平尚也(耕し歌ふぁーむ/小農学会/京都大学大学院)、他調整中

4)オープン・ディスカッション&質疑など

■お問い合わせ・連絡先:
国連小農宣言・家族農業10年連絡会メールアドレス:peasantsrightsj<@>gmail.com
*取材などのお問い合わせは、日本国際ボランティアセンター(http://www.ngo-jvc.net)渡辺(TEL:03-3834-2388)までお願いいたします。

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by africa_class | 2019-05-15 22:25 | 【国連】小農の権利宣言

もう終った講演会ですが記録のためにアップさせて下さい(SDGs時代における食と農の最前線ー環境・開発・人々の権利)

自分がどこで何を話したかリストにしないといけないのですが、その余裕がないので、本来事前に告知をかねてこのブログで紹介するはずだったんですが、なかなかそれも叶わない1年間だったので、過去の講演やパネルなどもここにアップさせて下さいませ。

つまり、以下のイベントはもう終りましたので、よろしくお願いします!

このイベントは、私を含むICAS日本語シリーズ監修チームで明石書店から出版しているシリーズ『グローバル時代の食と農』https://www.akashi.co.jp/author/a182359.html の第一巻『持続可能な暮らしと農村開発〜アプローチの展開と新たな挑戦』(西川芳昭監訳、西川早百合訳)の著者であるイアン・スクーンズを招いて行われたものです。

本の表紙は末尾に紹介しておきます。
https://www.akashi.co.jp/book/b420384.html
とくに、Livelihoods(ライブリフッド)アプローチに関するものでした。

イアンは、英国サセックス大学の国際開発研究所(IDS)、STEPセンターの所長を務めており、最近Ester Boserup開発調査賞を受賞しました。詳細は以下の記事をご覧下さい。

STEPS co-director Ian Scoones awarded Ester Boserup prize for research on development

https://steps-centre.org/news/steps-co-director-ian-scoones-awarded-ester-boserup-prize-for-research-on-development/


******
以下、アジア経済研究所のサイトからの転載
https://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/181126.html

特別講演会

「SDGs時代における食と農の最前線――環境・開発・人々の権利――」

募集は締め切りました


21世紀に入り、人口増加・「途上国」の爆発的消費・気候変動による異常気象などによって「資源の枯渇」への危機感が高まり、これをめぐる国家間・多国籍企業間の競争も激しくなりつつあります。このなかで「食料」もまた「資源」として位置づけられ、「食と農」の分野への投資も増加しています。この流れは、2007年から2008年にかけての国際穀物価格の急騰を生み出す一因ともなりましたが、先進国・新興国を中心に自国優先主義的な資源確保戦略、自国企業の生き残り戦略としての海外進出支援の流れは強まっています。


他方世界各地(とくに「途上国」の周辺地域)で、多国籍企業のサプライチェーン上の環境破壊・人権侵害、「農地収奪/ランドグラブ」とも呼ばれる現象に対する批判の眼も厳しくなっており、「開発と環境」「ビジネスと人権」などをテーマに様々なステークホルダー(先住民族や小規模農民を含む)が見解を表明し、国連、国際機関、市民団体を巻き込んだグローバルなガバナンスの在り方を模索しています。


我が国においても『食と農』をめぐる安全保障の議論は高まっていますが、本邦企業の海外展開、海外農業投資にあたっては、上記のような世界の趨勢を的確に把握しておくことが不可欠であり、こうした認識を欠いた進出は食料安全保障の効果を達成できないばかりではなく、環境並びに社会の持続可能性を損ない、結果としてSDGs達成に向けた我が国の貢献を阻害する可能性もあります。そこで、食と農の動向に関する世界的な第一人者を招聘し、その見解を学ぶ機会とします。

皆様のご参加をお待ちしています。


開催日時

2018年11月26日(月曜)13時30分~17時00分(開場:13時00分)

会場

ジェトロ本部5階展示場
(東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル5階)
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅

プログラム

13:30~13:35 開会挨拶
平野 克己(ジェトロ・アジア経済研究所理事)

基調講演

13:35~14:35

1.「持続可能性と開発の政治学~グローバルな時代の食と農の未来を見据えて」

イアン・スクーンズ 氏 (サセックス大学 国際開発学研究所)

14:35~15:00 2.「事業マネジメントおよびサプライチェーンマネジメントにおける品質評価:環境品質と倫理品質」
池上 甲一 氏(近畿大学名誉教授)

ディスカッサント

15:00~15:15

荒神 衣美(ジェトロ・アジア経済研究所地域研究センター東南アジアⅡ研究グループ)

15:15~15:30

児玉 由佳(ジェトロ・アジア経済研究所新領域研究センタージェンダー・社会開発研究グループ)

15:30~15:45

休憩

話題提供

15:45~16:00

「JICAの農業開発アプローチ(SHEP)」
伊藤 圭介 氏(JICA農村開発部農業・農村開発第二グループ課長)

パネルディスカッション

16:00~17:00 モデレーター

佐藤 寛(ジェトロ・アジア経済研究所新領域研究センター上席主任調査研究員)


パネリスト

イアン・スクーンズ 氏
池上 甲一 氏
舩田 クラーセン さやか 氏(明治学院大学 国際平和研究所研究員)
伊藤 圭介 氏
児玉 由佳

使用言語

日本語、英語(日英同時通訳あり)

主催

ジェトロ・アジア経済研究所

定員

200名(締め切り日を過ぎたため、お申し込みを締め切りました)



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by africa_class | 2019-05-12 15:31 | 【記録】講演・研究会・原稿

5/17(金)「「小農の権利宣言」について学ぶセミナー」@龍谷大学にて、お話をします。

引き続き、こちらはもう少し研究に引き付けたお話(セミナー)のご紹介(一般の方も参加可能*ただし2部の教室キャパが限られているので、事前申し込みが必要となりました。詳細は以下をご確認下さい)。

大好きな京都(@龍谷大学深草キャンパス)で、「日本における食と農」を、過去150年ぐらいの世界史的展開と国連を舞台とする国際政治のせめぎ合いの中に、位置づけて論じてみようという野心的な試みです。去年11月から今年までの間に出版された3冊の本を手がかりに話をします。

でも、せっかく大学生と触れ合える機会なので、第1部は経済学部の大学生の日々の暮らしや未来への不安と期待を基点に、話を展開していけたらな〜と思っています。

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「小農の権利宣言」について学ぶセミナーご案内
2019年5月17日(金)午後 @龍谷大学
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「小農宣言・家族農業10年連絡会」の創設メンバーであり、国際開発学会と連携した「グローバル時代の食と農」翻訳プロジェクトのメンバーとしてマーク・エデルマンの『国境を越える農民運動』の監訳された舩田クラーセンさやか氏を招き、龍谷大学経済学会と、科研費プロジェクト「家畜飼養と食肉習慣の変容から見るブータンにおける「食の主権」の構築」共催のセミナーを下記のとおり開催します。

2018年12月に国連と農民運動の協働の成果として採択された「小農および農村地域に住む人々の権利宣言」に関して多面的な学びを企画しました。なお、舩田氏はアフリカ政治経済の研究者でもあり、下記の共著書『解放と暴力』で、150年のアフリカ現代史の中にこの小農の権利宣言を位置づけて論じています。世界大の歴史的な観点からの議論も期待したいと思います。


■日時:2019年5月17日 金曜日 
■プログラム(1部、2部だけの参加も可能です):

□第一部: 13時15分から14時30分
講演会「国連「小農の権利宣言」から読み解く日本の食と農に関する国際協力」

□第二部:15時から16時30分
講演会+討論「国連「小農の権利宣言」採択の経緯と日本へのインプリケーション」

■場所:龍谷大学深草学舎
21号館508教室(第一部)和顔館304教室(第二部)
□アクセス:
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html
JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約3分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分

■申込み(第一部不要、第二部必要)・いずれも無料

*ご注意:第一部は申し込み不要ですが、第二部に参加ご希望の方は、5月16日までに必ず以下の問い合わせ・申し込み先にお名前、ご所属(あれば)、連絡先の3点をお知らせください。会場の都合で、事前申し込みのない方は入場できない場合があります。

■演者: 
舩田クラーセン さやか氏(Dr. Sayaka FUNADA-CLASSEN) 
明治学院大学平和学研究所研究員 博士(国際関係学)
前東京外国語大学外国語学部 准教授

□著書:
『解放と暴力: 植民地支配とアフリカの現在』(小倉充夫と共著、東京大学出版会)
『国境を越える農民運動 ―世界を変える草の根のダイナミクス (グローバル時代の食と農2)』(監訳、明石書店)
『モザンビーク解放闘争史―「統一」と「分裂」の起源を求めて』(御茶の水書房)
The Japanese in Latin America (Daniel Mastersonと共著、Illinois University Pressなど多数

■主催:
龍谷大学経済学会
科研費研究「家畜飼養と食肉習慣の変容から見るブータンにおける「食の主権」(代表小林舞)」(19K20559)

□参考:
国連は2014年を「国際家族農業年」とし、2019年からの10年間を「家族農業の10年」と取り決め、2018年12月18日の国連総会で「小農と農村で働く人びとの権利に関する宣言」(小農の権利宣言)を可決。

宣言は27条からなり、小農民、漁民、遊牧民、先住民、牧畜民、農業労働者の権利確立が示され、その権利には食料、土地、水などの自然資源が含まれ、文化的アイデンティティや伝統的知識の尊重、種子や生物多様性に関わる権利保護まで幅広い分野にわたる。(「誰も取り残さない! 小農民の権利宣言が国連で採択~SDGs時代の持続可能な農と食~」古沢広祐 2019より抜粋)

■問い合わせ・申し込み:龍谷大学経済学部 西川芳昭(nishikawa[at]econ.ryukoku.ac.jp) 
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お話の土台とするのは次の3冊。
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ちょっとだけ使う予定の最初の出版物。
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もちろん、読まずに来ていただいて大丈夫です。
たぶん、私がこれまで話してきたこと、書いてきたことを土台としつつも、それらを超えたところの話を展開したいなーとおもっています。この3年ほど温めてきた最後の研究テーマの一端を少しお話できれば。
(なぜ最後なのかはまた今度)



by africa_class | 2019-05-10 23:07 | 【記録】講演・研究会・原稿

【5月11日18時半〜】カフェモサンビコ6周年イベントで「たね」と「気候変動」「世界の若者の今」のお話をします。

農繁期で後ろ髪をひかれながら、昨夜、日本に戻ってきました。チェックインの1時間前までキュウリの苗を移植してて、最後はバタバタ、土だらけのまま空港へ。「立つ鳥跡を濁さず」をモットーにしているわたしですが、家の中を十分に掃除できないまま出てきたのが心残りです。男子チームの奮闘を期待しつつ…。

さて、明日(5/11土曜日)はカフェモサンビコ6周年イベントです。
大阪の素敵なカフェtipo8で18時半〜20時半まで。
私のお話は以下の内容で。
「モザンビークのサイクロン被害とヨーロッパの中高生の気候変動、そして日本の私たち」
詳細は以下をご覧下さい。

「カフェ」の皆さん、ギリギリになってすみませーーーん!


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カフェモサンビコ6周年イベント
〜ママが育てた「初ビコ」を味わいながら、世界と日本の繋がりを考える


モザンビーク北部マウアのママたちと苗から一緒に育てた在来種のコーヒー(「ビコ」)の樹に実が成り、初めて皆さまにママ・ビコをお届けすることができます!といっても少量のため、何度も味わっていただくことはできませんので、ぜひこの機会をお見逃しなく!

ビコの故郷アフリカ・モザンビークでは、先月サイクロンが直撃し、100万人を超える被災者が出るなどの大規模な被害が出ています。国連は、歴史にないほどの強度のサイクロンであり、この背景に地球温暖化による気候変動の影響があると発表しました。温暖化は今後加速度的に被害を拡大していくとされています。

日本でも昨年、度重なる大型台風の来襲と水害が多発しました。待ったなしの温暖化対策ですが、日本でも世界でもリーダーたちの動きは鈍いです。これに対して、ヨーロッパの中高生がFriday's
for Future(将来のための金曜日)という運動を立ち上げ、世界の若者がこれに参加し、政治家や政策を変える動きが出てきています。


世界でも現地以外はここでしか飲めない「ビコ」を味わいながら、日本・アフリカ・世界の繋がりについて一緒に考えてみませんか?


カフェモザンビコ6周年イベント概要

■開催日:2019年 5月 11 日(土)18:30-20:30
■開催地:TIPO8 〒531-0071 大阪府大阪市北区中津5丁目2−9
https://www.cafetipo8.jp/
(梅田駅・大阪駅から徒歩7分。梅田スカイビル前)
access


■参加費:大人2000円、小中高生1000円(パスタ、ビコ付き)
*お子さん連れ大歓迎。
■要予約:下記のサイトにて5月11日(土曜)正午までにご登録下さい。
https://forms.gle/dz6ouMpFXJzGYHkg9

■プログラム:
(1)「ビコ」について(by カフェモサンビコ・プロジェクト)
(2)モザンビークのサイクロン被害とヨーロッパの中高生の気候変動、そして日本の私たち
(by 舩田クラーセンさやか [明治学院大学国際平和研究所])
(3)「ビコ」を味わう&食べながらの歓談
(4)お楽しみ

■主催:カフェモサンビコ・プロジェクト
http://cafemozambico.blog.fc2.com/
■お問い合わせ先:カフェモサンビコ・プロジェクト事務局
cafemozambico<@>gmail.com

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              ママたちが作ったアフリカ布のお弁当箱包みなど、販売します!



by africa_class | 2019-05-10 22:50 | 【記録】講演・研究会・原稿